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「映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦」感想・レビュー・評価・口コミ。2011年GW映画。ゴールデンウイークはアニメで?



「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」以来、けっこう何度かみています。クレヨンしんちゃん。映画の中身もそうですが、一緒にみている周囲のこどもたちの反応がおもしろい・・・。大人とは全く違うポイントで盛り上がるこどもたち・・・をみて楽しんでしまっているぼく・・・です。


『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』公式サイト
映画クレヨンしんちゃん 特報・予告


-あらすじ

国籍不明の少女レモンが届けたアクション仮面からのメッセージによって、アクションスパイとなったしんのすけ。レモンの指導のもと、スパイとしての特訓を積むことに。変装や潜入、秘密道具といったスパイの訓練に夢中になる中、しんのすけに前代未聞のミッションが下される。

※ネタバレ的なこともあるかもしれません※

映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 黄金のスパイ大作戦|MOVIE WALKER PRESS
映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 黄金のスパイ大作戦|映画情報のぴあ映画生活
映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦 (2011):あらすじ・キャストなど作品情報|シネマトゥデイ


-作品データ

製作年 2011年
製作国 日本
日本公開 2011年4月16日
上映時間 107分
配給 東宝
ジャンル アニメ・アクション
監督 増井壮一


-ドキドキ感

お子様がメインターゲットのアニメですから、最終的にしんちゃんが救われることはほぼわかってますよね。だからそれほどドキドキ感はありません(笑)


-泣ける感

「最終的には笑いにつなげるんだろうな」とは思いながらも、「家族愛」や「がんばる姿」にちょっとうるっとくる部分もあります。今作は「戦国大合戦」ほどではないですけど、やはり心に訴えかける部分もあります。クレヨンしんちゃんは一緒に観にきている親もターゲットに製作されていると思うので(・・・でなければ、そもそも観にきてもらえない作品では(笑))大人も観ていて考えさせられるものがあり、こどもにも感じてほしい、家族愛・友情・うそをつくことの罪・・・などなどのテーマが盛り込まれています。

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-笑える感

高尚なものではないですが(笑)笑えます。こどもがメインターゲットのはずなのに、大人にしかわからないようなボケを含んでいるところが好きです。と〜っても大事だと言っているものを、電車の戸棚に忘れてきた、それを交番にも届けずにヤツは勝手に持ち帰った、とてもヒドイヤツだ、と真面目に告白するアクション仮面には、ちょっと噴き出してしまいました(笑)ここでは、周囲のこどもは全く笑っていませんでした。こどもが笑っているシーンはたいてい、ぶりぶり〜〜とかのシーンでした(笑)市原悦子・家政婦ネタが面白かったです。


-考える感

こども映画らしく教育的要素は含まれています。そして、クレヨンしんちゃんの映画は、「わるい人が完全にわるくない」んですよね(あ、過去全ての映画を知っているわけではありませんが)。そう行動するのには、それなりの理由がある。そういうのも、こどもはどうとらえるんだろうなぁ〜なんて考えました。


-ストーリー

「おなら」を中心に展開される今回のお話。現実離れした話ではありますが、それを兵器として利用し世界征服を企む・・・なんていうのは、題材を変えれば大人向けの映画でもありそうです。こども向けだからといって決してスケールが小さい映画ではないと思います。まあ、ありえないことの連続ではありますが(^_^;組織の忠実な手先となって動くヒロイン、そう行動していることには理由がある。知ってしまった組織の本当の目的、裏切り、正義のために戦う・・・。しんちゃんが最終的に救われることはだいたい予想がついてしまうわけですが、このヒロインが最終的に救われてほしい!そう思わせてくれる展開ではありました。


-ラスト

大人もちょっとうるっときてしまうシーンが用意されています。ただ、その後やっぱりかぁ〜という落ちがありますが(笑)最後にはやっぱり別れがあるわけですが、別れのシーンをみて心に響くのは大人だけのような気がするんですよね。それは「別れ」がどういうものか知っているから。現実では、こどもの別れ、とくに小学校低学年ぐらいまでのこどものお別れってけっこうあっさりしてると思うんですよね。よく理解できていないので。しんちゃんの取る行動はこどもの行動ではないなと思っちゃいましたが、それこそ大人がみて良い映画だと感じるポイントではないかと思いました。


-出演者

「シロがしゃべらなかった」これが最初に思ったことです(笑)映画ではけっこう重要なセリフをシロがしゃべることがあるんですが・・・今回はなかった。。ざんねん(^^;関西弁の2人組が出てきて、あきらかに声優さんのしゃべり方ではないなぁ〜ということは芸人さんかなぁ??誰だろう?と思いながらみていましたが思いつかず。関ジャニ∞の方、村上信五さん と 大倉忠義さんでした(笑)ぼくは知らないわけだ。あと、市原悦子が出演してる!!ってぐらいそっくりな人が出てるんですが、こちらはモノマネ芸人さんの「中島マリ」さんでした。けっこう重要な役で、役名は「イツハラさん」(笑)家政婦だけでなく日本昔ばなしもあり・・・これは見もの、ききもの?です(笑)


-映像

世界征服のためのロケットがどーんっと世界中の主要都市へ飛んでいって、うわ〜こんな破壊的な映像をこどもにみせるのか〜と一瞬思っちゃいましたが、ロケットが着地してそこでおならをするという・・・(笑)実写ではできない表現だろうなと思いました。


-音楽

主題歌は関ジャニ∞の「イエローパンジーストリート」。クレヨンしんちゃんの主題歌、この映画のオープニング曲「T.W.L」は、歌っているのが関ジャニ∞、作詞・作曲がゆずの北川悠仁さんだそうです。


-余韻

よくもわるくも、とくべつ引きずる映画ではありません。純粋に楽しめました。


-原作
言わずと知れた「クレヨンしんちゃん」

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クレヨンしんちゃん劇場映画シリーズ第19作目。

キャッチコピーは『父ちゃん母ちゃん 実はオラ、スパイです。』

実は・・・ぶりぶりざえもんが、すごく好きなんですよね・・・


塩沢兼人さんが出られなくなって・・・
それ以来、声を出さないキャラクターになりました。

まあ、ぶりぶりざえもんはあの声でないと・・・!ね。

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