ひなぴし

会いたくて、会いたくてふるえるシンドローム。

映画「プリンセス トヨトミ」感想・レビュー・評価・口コミ。




日本史好きなので・・・気になっていた「プリンセス トヨトミ

まあ、歴史モノではないとはおもっていましたけど、豊臣家崩壊の話はけっこう興味があって昔調べたりしてたこともあったので・・・この映画はみておきたいなとおもっていました。

堤真一さんとか綾瀬はるかさんとか、けっこう好きですしね。映画の宣伝でテレビ出演してるのもみてましたし。

・・・ということで、いってきました。映画館。



※ネタバレ的なこともあるかもしれません※


★あらすじ

7月8日金曜日、午後4時――大阪が全停止した。遡ること4日前の月曜日。東京から大阪に3人の会計検査院調査官がやって来た。税金の無駄遣いを許さず、調査対象を徹底的に追い詰め“鬼の松平”として怖れられている松平元(堤真一)。その部下で、天性の勘で大きな仕事をやってのけ“ミラクル鳥居”と呼ばれている鳥居忠子(綾瀬はるか)、日仏のハーフでクールな新人エリート調査官、旭ゲーンズブール(岡田将生)。彼らは順調に大阪での実地調査を進め、次の調査団体のある空堀商店街を訪れる。その商店街には、ちょっと変わった少年少女がいた。お好み焼き屋「太閤」を営む真田幸一(中井貴一)と竹子(和久井映見)夫婦の一人息子・真田大輔(森永悠希)は、女の子になりたいという悩みを抱えていた。その幼馴染・橋場茶子(沢木ルカ)は、大輔とは対照的に男勝りでいつも大輔を守っていた。そんな商店街を訪れた調査員一行は、財団法人「OJO(大阪城跡整備機構)」に不信な点を感じる。だが、徹底的な調査を重ねるも、経理担当の長曽我部(笹野高史)にのらりくらりとかわされ、諦め始めた鳥居も「これでOJOが嘘をついているとしたら、大阪中が口裏を合わせていることになりますよ」と不満をもらす。そのとき、松平の脳裏にある考えが閃いた。「そうだ、大阪の全ての人間が口裏を合わせている……」意を決して再びOJOを訪れた松平の前に現れたのは、お好み焼き屋「太閤」の主人・真田幸一。そして「私は大阪国総理大臣、真田幸一です」と発せられたその言葉に松平は耳を疑った……。

プリンセス トヨトミ | Movie Walker

プリンセス トヨトミ|ストーリー@ぴあ映画生活

映画『プリンセス トヨトミ』 - シネマトゥデイ


★作品データ

製作年 2011年
製作国 日本
日本公開 2011年5月28日
上映時間 119分
配給 東宝
ジャンル ファンタジー
監督 鈴木雅之

★ドキドキ感

とくに前半。たいした展開もなく退屈な感じ・・・。少しドキドキするのは「秘密のトビラ」を開くときぐらいでしょうか。先にも後にもそのタイミングだけだったように思います。「謎解き」という風でもないので、そういうものを期待すると、期待はずれになります。


★泣ける感

物語の最後の方は、「親子(父と子)」の話になります。タイトルや予告をみただけでは想像がつかないと思いますが(笑)実は最初から最後までみて、「この映画が一番伝えたいこと」がよくわからないなぁというのが正直な感想なんですが。「親子の絆」は言いたいことだったんだろうなと思います。それが伝わる部分では心にぐっとくる部分が無くはないですが、まあ泣くほどではありません。


★笑える感

大阪パワー炸裂!!っていうようなシーンとしては、エレベータの中で堤真一さんと岡田将生さんがおばちゃんたちとすし詰め状態になるシーン。どこかのインタビューで言っていましたが、おばちゃんたちは全てアドリブでしゃべっているとのこと(笑)かなりリアル(笑)
もう1つ、一番気になったのは、登場する大阪の警察署に貼ってあった貼り紙。

アカン オカン それ破産

これ、実在するんでしょうか(笑)「チカン アカン」に匹敵する内容。振り込め詐欺への警告でしょうか(笑)


★考える感

変なことを考えちゃうんですが。。大阪国は日本から毎年5億円もらっていて、それを認めてもらう(目をつぶってもらう)ためにすごくいろんな手を使うわけですが、どなたかもおっしゃっていたんですが、そんな方法取るより、大阪の人みんなが協力者なんだったら、大阪の人から数百円ずつもらった方が早いんじゃないかと。調べたら、大阪市の人口がだいたい250万人超。1人200円ずつ払えば5億円になります。そんなに熱い想いがあるなら・・・年間200円ぐらいは喜んで払うでしょう(笑)・・・というようなことが一番考えたことかもしれません。
親子の絆については、自分にも思うところがあり、他の人よりは考えたかも・・・と思います。親との時間というのは、失ってからその貴重さに気付く。その部分は他の人よりも普段から意識しているつもりですが、もう一度思いなおすところがありました。


★ストーリー

2時間におさめようとするとどうしても無理な展開が出てきますが・・・ある程度はしかたないですよね。そこでどうしても気になっちゃうのは、原作にあわせた設定部分。2時間で描くには時間が無くて、設定はあるけどその意味が映画だけではわからないというところ。
「プリンセス トヨトミ」というタイトルですが、そのプリンセスである中学生と、その幼馴染で大阪国総理大臣の息子。この2人、実は必要ないかもしれない・・・と思いました。息子に関しては性同一性障害?のような設定なんですが、これも映画の時間制限の中では必要ないかも。あと、堤さんの役柄はアイスクリームがとっても好きなわけですが、これも映画の中ではあまり意味がない設定。何か説明しきれない、活かしきれない設定なら、できるだけのぞいておいた方が本当に伝えたいことが伝わるのではないか、とちょっとえらそうなことを感じました。
そして、大事な部分の説明はほとんど役者さんがセリフで語る・・・んですが、本当に説明みたいな感じなので、ナレーションでもいいぐらい(笑)
最初から最後まで、一環したストーリーという感じでなく、最初の方と最後の方は違うテーマになっているといっても過言ではないかと。まさか親子の絆の話になるとは思いもしなかったので。

プリンセス・トヨトミ
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★ラスト

う〜ん。何か急に大阪国の言い分を聞き入れちゃったなという感じ。考え方・伝えていきたいことに共感した・・・ということはあるかもしれませんが、それにしても・・・。銃で打たれて脅されたからだよね?って言われてもおかしくないなと思います。
・・・で、言いたかったのは「親子の絆」ってことでよかったんでしょうか。そういうことが必要だって話なんですかね??そうすると、初めの方の話はちょっとあんまり意味なさないかなと。


★出演者

脇役の方までいい味出してました。堤さんは関西出身なのに標準語、関西出身でない方が関西弁ということで・・・言葉には非常に違和感が(笑)まあ本場大阪の人が聞くと、どうしても違うってなっちゃうでしょうね。本当なら大阪国側が堤さんでも・・・と思いますが、役柄的には合わないでしょうねぇ(笑)綾瀬はるかさんは地で不思議キャラっぽいらしいので、とてもあっていたと思います(笑)


★映像

大阪府庁前に多数の人が詰め掛けるシーンは・・・必要かと言われると微妙ですが、規模感出すために入れたんだろうなぁ〜と思います。大阪城が赤く染まるのをみて・・・こりゃあ秘密の組織の活動とは言えないなと冷静に思いました(笑)


★音楽

主題歌は外国語、邦画でも外国語の曲を使う映画が増えているような気がしますが・・・そんなことないですか??この映画では、この映画用に外国語曲が作られたようです。たしかに映画と合ってたと思いますが、日本語の曲より合っているとすると不思議な感じです。日本人は「日本語ってかっこ悪い、英語かっこいい」って感覚があるからですかね?英語の書かれたTシャツ、日本人はもちろん着ている・アメリカ人も着ている気がしますが、日本語の書かれたTシャツ、日本人はほとんど着ないですよね??


★余韻

もう一度、大阪の陣や豊臣秀頼、国松、生存説を調べてみたいなぁという気持ちと、大阪城へ行きたいという気持ちがわいてきました。


★原作

プリンセス・トヨトミ (文春文庫)
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さて、登場人物の名前が、やっぱり豊臣家や徳川家に関わる名前なんですよね。

松平 言わずとしれた、徳川家の発祥。豊臣家と戦う人は松平という名前ってことか。
鳥居 徳川家の家来の名前。松平の部下ですし。
旭  秀吉の妹で、徳川家康と政略結婚した朝日姫。だから、実は大阪国の人であるこの人の名前に。。
橋場 羽柴・・・は秀吉の豊臣の前の名字。末裔だからこの名字??
真田 豊臣家を守る存在。ちなみに「真田大助」って人は幸村の息子だったようですよ。
長宗我部 豊臣家家臣。
蜂須賀 もともと豊臣家の家臣でしたが、大阪の陣のときは徳川方だった。ということで、豊臣と敵対?

あ〜なんか日本史好きの血がうずく感じ。。


ひょうたんは、秀吉の旗印、「千成びょうたん」からきているんですよね!!

千成びょうたん - Google 検索




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