原作も大好きな漫画「NARUTO」映画の最新作!
原作者・岸本斉史先生が関わったアニメ化10周年記念作品です。
※ネタバレ的なこともあるかもしれません※
映画『ROAD TO NINJA -NARUTO THE MOVIE-』 - シネマトゥデイ
ROAD TO NINJA -NARUTO THE MOVIE- ...
ROAD TO NINJA -NARUTO THE MOVIE-@ぴあ映画生活作品情報
ROAD TO NINJA NARUTO THE MOVIE | Movie Walker
★作品データ
アニメ「NARUTO 疾風伝」劇場版
映画「ROAD TO NINJA -NARUTO THE MOVIE-」
製作年 2012年
製作国 日本
日本公開 2012年7月28日
上映時間 110分
配給 東宝
ジャンル アクション
監督 伊達勇登
あらすじ・ストーリー
謎の仮面の男の手により、封印していた巨大な魔獣・九尾が放たれてしまった木ノ葉隠れの里は、九尾の力により壊滅寸前にまで陥る。里の首長である四代目火影・ミナトは妻のクシナとともに、里を守るため生まれたばかりのナルトへ九尾を封印。二人は命を落とすが、里は救われた。それから十数年後、死んだはずの忍の集団・『暁』がナルト(声:竹内順子)に封じられた九尾の力を求めて里を襲撃してくる。かろうじてこの激戦に勝ったものの、各国の里に宣戦布告した仮面の男が木ノ葉隠れの里に現れる。家族の面影すら知らないナルトは孤独感を胸に、サクラ(声:中村千絵)とともに仮面の男と対峙する・・・。
★感じたこと
★ナルトの両親が出てくる話ということでけっこう重い話なのかなと
思いきやそうでもなく。
とくに前半はコメディタッチで描かれるシーンも多いです。
「感動物語」を期待した人にとってはちょっと拍子抜け?かなと。
ただ、岸本先生が言われているとおり、本編では絶対実現できない
ナルトの願望が叶えられるのは、みていて何か気持ちが温かく
なりました。
「笑えるところも用意する」っていうのが岸本先生らしい
気がしました。
アニメや映画を作っているだけの人が作ったら
逆にそういうシーンは全部無しにしてたかも・・しれません。
テーマは親子愛だと思うので。
★木ノ葉の里、ナルトの同期総出演という感じです。
今回の映画で活躍するのは「ナルト」。
他の人は完全に引き立て役。
キャラクターの性格が全般に正反対になっています。
ナルトに関しては名前が「メンマ」になっていて(笑)
もはや「ナルト」って名前には違和感なくなっているのも
よく考えたら変といえば変ですが(笑)
「メンマ」ってもっと間抜けな名前の感じがして
どうしても、呼ばれるたびに笑ってしまいました。
「ナルト」も十分変な名前なんですけどね。慣れってこわい(笑)
★「暁」も登場しますが、本編とは全く違う役回り。
まあこちらもナルトの引き立て役かなと。
★本編でのナルト誕生・九尾急襲時のエピソードの振り返りあり。
まやかしの両親とのひとときをみたあとなので、また格別に
心に響きました。このシーンだけは何度みても泣けます。
子をもつ親はみんなグッときます。
★4代目の羽織を着るナルト。親を超えると決意するナルト。
幻術の中であっても、両親とのひとときを経験したナルト。
原作者が用意したこのシチュエーションで、本編のナルトにも
何らかの影響があるんじゃないかなと感じました。
★戦闘シーンでの忍術登場はほとんどありません。
4代目が考案した螺旋丸ぐらいです。
アクション映画として、派手な忍術を期待すると・・
それは今回の映画の主旨とは違うようです。
★カカシ先生とガイ先生の2人は完全にお笑い担当。
2人は、2人の間で性格が入れ替わっていて、
「やる気にみなぎるカカシ」と「ヤル気が無いガイ」という(笑)
まあ、普段からアニメをみている人でないと楽しめないと思います。
ちなみに、この2人、たいした活躍もしません(笑)
なんだったら、たぶん、能力は低くなってしまっているんじゃ
ないでしょうか。
★ロック・リーとネジの2人に関しては、
エロくなっているだけという(笑)
その他の同期組もみんな変わっています。
一番変わってるのは・・ヒナタ、かな。
サクラとナルトの2人だけは、元の世界からいった人間なので
そのままです。
★サクラの両親が初登場。
お母さんはリーゼントで、お父さんは桜の花びらみたいな髪型。
マンション・・みたいなとこですね、家は。
あと、サクラの好物ってあんみつなんですね。初めて知った。
★仮面の男の正体には、途中から気づく人が多いと思います。
ヒントは「仮面」
★ナルトは「スネるキャラクターではない」
「ふてくされることはあっても」と原作者が言ってました。
その違いってなかなか感じるのが難しそうですが
そこにこそ作者のこだわりがあるのかなと思いました。
ただ、今回の映画では珍しくナルトがイルカ相手に
「スネる」ことになるのでそこの表現が難しかったそうです。
★「ただいま」と言える相手がいることの幸せを感じます。
元の世界に戻ったナルトにも「ただいま」と言える相手がいたことには
とてもこちらまで嬉しくなってしまいました。
★劇場版鑑賞のおまけ
原作者・岸本斉史先生監修のスペシャルDVDと
ミラクルバトルカードダスのカードをもらえました。
全国先着150万名様限定だそうです。
30分を超える内容で、岸本斉史先生のインタビューも収録されて
おり、見応えはけっこうありました。
★主題歌
ASIAN KUNG-FU GENERATION
アジアン・カンフー・ジェネレーション(アジカン)
それでは、また明日(初回生産限定盤)(DVD付)
かっこいいっす!
★原作
言わずと知れた人気マンガ「NARUTO」です。
テレビアニメは「NARUTO 疾風伝」として放映中です。