Thor's Hammer (thunder) / norio.nakayama
落雷から身を守る方法と対策
雷から避難する際に、逃げる場所とは?
ここ数日、日本各所で激しい雨や落雷があったようです。
そこで、落雷でケガをしたり、命を落とさないために必要な知識を
まとめてみました。
落雷の影響を受けにくい、比較的安全な場所とは?
★鉄筋コンクリート建築物
★自動車(オープンカーは不可)
★バス、列車
これらの内部は比較的安全な場所だそうです。
なお、建物だと
★木造建築物
の内部も基本的に安全みたいですが、
上のものよりはやや安全レベル低。
あと、屋内では、
全ての電気器具、天井・壁から1m以上離れれば
更に安全と言えるそうです。
屋外から屋内に入ってくる電線等があると
雷の高電流が電線や水道管、配水管を伝わって感電する恐れ
があるようです。
炊事・洗濯はできるだけやめた方が良いとのこと。
落雷しやすい場所とは?
●グランドやゴルフ場、屋外プール、
堤防や砂浜、海上などの開けた場所
●山頂や尾根などの高いところ
●高い木の近く
こういった場所では、人に落雷しやすくなるそうです。
ただ、雷は
海面、平野、山岳などところを選ばずに落ちるようなので注意!
近くに高いものがあると、これを通って落ちる傾向があるとのこと。
避難できない場合の対処方法は?
すぐ近くに逃げられる場所があれば良いですが
場合によっては逃げられないこともあると思います。
そんな時は・・・
◆近くに安全な空間が無い場合は、
電柱、煙突、鉄塔、建築物などの高い物体のてっぺんを
45度以上の角度で見上げ、
4m以上離れた範囲(保護範囲)に退避する。
Source: rescuenow.net via odajori on Pinterest
◆高い木の近くは危険、
最低でも木の全ての幹、枝、葉から2m以上は離れる。
木の幹や枝から落雷による高電流が人へ飛び移る恐れあり。
森や林の中で雷雨に遭ったら、できるだけ木がまばらなところに
いるようにする。
◆姿勢を低くして、持ち物は体より高く突き出さないようにします。
雷の活動が止み、20分以上経過してから安全な空間へ移動する。
(釣竿、ゴルフクラブ、テニスラケット等)
その他、雷豆知識
★「雷は体から金属類をはずせば安全」は間違い。
屋外に立っていると、雷は金属の有無に関係無く、
人に落ちる可能性があるそうです。
とくに外す必要はなく、身体に流れる電流を減らす一定の効果が
あるとも言われる。
ただし、高い位置に掲げないこと!
★「落雷時には地面に伏せる」というのも間違い。
地面にうつ伏せとなる姿勢では、付近に落雷があった場合に、
地面を伝って人体(特に心臓)へ通電する可能性が
高まりかえって危険。
両足を閉じた状態でしゃがみこみ、頭をなるべく低くし、
耳をふさいだ姿勢を取るようにする。
★『光ってから雷鳴が聞こえるまでの時間』により雷の近さが
わかるといわれますが、実際には雷鳴が聞こえる程度なら、
いつ付近に落雷があってもおかしくない状態だそうです。
雷鳴が聞こえたら、
すぐ屋内などの安全な場所に避難するよう心掛けましょう。
★電線(配電線や送電線)の下は、
電線が避雷針に近い役割をしてくれるので、
屋外ではもっとも安全な場所のひとつだそうです。
同様に金属製の鉄柱や鉄塔付近も安全な場所といえますが、
付近に避難する場合は、
念のため本体から2m~4m程度の距離を取るようにする。
自然現象なので絶対というのはないですが・・
知識があるのとないのとでは被害に遭う可能性が違うと思います!
下記を参考にさせていただきました。