iPhone リチウムイオン電池を長持ちさせる充電方法、リチウムバッテリーにメモリー効果ってあるの?
iPhoneのバッテリーにはリチウムイオン電池が使われているそうです。
よく、携帯電話って、電池を頻繁に使いきるようにした方が良いって聞きますけど、
あれって何のためか知ってます??
あれは「メモリー効果」というものを防ぐため。
メモリー効果とは、簡単に言うと、
十分に使いきっていない状態で継ぎ足し充電を何度も行うことにより
その継ぎ足しを行ったあたりを「満タン」だと電池が勘違いしてしまうこと。
まあ、詳しく言うと間違いかもしれませんが、そういう認識で良いとおもいます。
これはけっこう知ってる人が多いかもしれません。
このメモリー効果が起こることを防ぐために、
「携帯電話は電池を使いきってから充電しよう」というような話があったのだと思います。
しかし、実は昔のガラケーとiPhone等のスマートフォンでは電池の種類が違います。
iPhoneのバッテリーは、リチウムイオンバッテリーというもの。
これ、実はメモリー効果が無いそうです。
厳密には、「起こりにくい」ということみたいですが。
だから、「継ぎ足し充電をした方が良い!!」っていうのは間違い。
では、iPhoneの電池はどんな風に扱えば長持ちさせることができるのか。
やった方がいいこと、やってはいけないことを列記していきます。
★過充電は厳禁
充電を始めて、満タンになってからも続けてずっと充電し続ける・・をやると、電池がどんどん劣化していくそうです。
★過放電も厳禁
放電しすぎるのも良くないと。つまり使いきって、放置するとか。
ただし、過充電・過放電を制御するコンピュータを搭載してるらしい。
けど、よくないことはやめておきましょう。
★高温の場所に置くのは良くない
室温ぐらいが適温でそれを上回る温度はよくないそうです。最適は22℃ぐらいだとか。
低い方は、生活範囲の低さなら問題なさそう。
人が感じる暑いレベルは・・たぶんよくありません。
★制御コンピュータの誤差による容量減少がある
上に書いた制御コンピュータが誤った情報を持つことがあり、それによって容量が少なくなってしまうことが。
これが起こってそうなときは、再調整の手順を行う。
100%まで充電してから2時間放置。
バッテリの残量不足のためにスリープするまで使い続けてスリープしたら5時間以上は放置しておく
これで再調整できるらしい。
メモリー効果の症状と、再調整の方法がメモリー効果の解消法と似てるので、
リチウムイオン電池にもメモリー効果があるといわれることがあるようです。
これは「1ヶ月1回程度はやっておいたら?」とAppleのページには書いてあります。
★落としたり、強い衝撃を与えない
制御コンピュータに不具合が起こるかもしれないし、なにより電池は衝撃に強くない。
・・ということで、まとめると
iPhoneのバッテリーは
★残量30%〜80%ぐらいの間を行き来するように充電するのが良い
★比較的涼しいところ、低温で保管するようにする
★落とさない!!
これを守れば長持ち、長く使えるようです。
ちなみに、リチウムイオンバッテリーは、500回ほど充電できるらしい。
この1回は、0%→100%をやった場合の回数みたい。
また、500回やったらどうなるかというと
500回やると、バッテリー容量がだいたい半分ぐらいになるそうな。
まあ・・半分しか使えなくなれば、それはもはや使えないのと同じだとは思うけど。