ひなぴし ドラマ考察

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スタジオジブリ映画「おもひでぽろぽろ」は柳葉敏郎と今井美樹をイメージして絵を描き、声を録音してからアニメを制作した作品

スタジオジブリの作品の中ではちょっと異質な雰囲気が漂う「おもひでぽろぽろ」ですが、これはこれで不思議な味わいがあるアニメ作品で、とても好きです。

 

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 この作品はこども向けというよりも

むしろちょっと大人向けの作品。

 

で、みたことある人はわかると思いますが

その他ジブリ作品よりも登場人物とくに主要登場人物である男女

主人公がかなりリアルな絵になっています。

 

というのも

 

この男女は

俳優の柳葉敏郎さんと今井美樹さんをイメージして描かれたものらしく

2人が声を担当しています。

 

しかも「かぐや姫の物語」と同様に

「プレスコ」という手法がとられており

先に声を録音してからアニメが制作されたようです。

 

ということで、演技自体がすごく自然。

 

「アフレコ」と呼ばれる「絵に合わせて」声をあてる方法だと

どうしても自然な演技は難しい。

 

けど、プレスコなら俳優がセリフを自由に話すことができる。

 

これは聞いた話ですが

柳葉敏郎さんと今井美樹さんが演技されていたその時の表情も参考にして

アニメを制作していったというから、ドラマではなくアニメで作ったのが不思議なくらいです。

 

ただ、アニメだから出るあたたかみというのもあるわけで。

 

とてもおもしろい作品なので、

ぜひ観てみてください!

 

 

ちなみに、「かぐや姫の物語」も「プレスコ」です。

そのため、映画公開時にはすでに亡くなっていた地井武男さんが主要登場人物の声で

ほぼ全編に登場されています。

 

録音はすでに2年ぐらい前に終えられていたそうです。

 

 

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