2014年8月1日から、愛知県のリゾート施設「ラグーナ蒲郡」が
正式にハウステンボス・HISの傘下、ラグーナテンボスの運営に切り替わりました。
それを記念して、
8月1日にオープニングセレモニーが行われ、
澤田会長も出席したそうです。
さて、「再建計画」として発表された内容として
「滞在型ホテルの建設」というのがあったようです。
長崎ハウステンボスも・・
きっと、やはりホテル業での利益が高いと思われます。
テーマパークでは客単価でそれほど取れないですしね。
あのディズニーでテーマパークなら1万円ほど、USJだと1万円を割りそうですし。
宿泊がからめば、単価は1万円を超えそうですしね。
リゾート施設の運営で儲けようと思うなら、宿泊業は必須かと思われます。
HISは旅行会社で、お客さんをここまで連れてきても
収入として入ってくるのがテーマパークの入場料やおみやげ・食事の売上だけでは・・たりません。
現地施設を旅行会社が運営するなら、「総取り」を狙いたいところなので
やっぱりホテルも営業したい・・となるでしょう。そりゃ。
もともとラグーナは、地元の温泉旅館等に配慮して
大きな宿泊施設を作らなかった・・という話も聞いていましたが
まあトヨタではなく、HIS色が色濃い新しい会社では
地元と共存するとは言いつつも、まずは利益確保できる仕組みづくりを優先するんだと思います。
これは、近隣の観光協会や旅館等と軋轢がうまれるかもしれないですが・・
ただ、旅館としても、蒲郡に人が来てくれなければ困るわけですから
なんとも・・
もともとラグーナも、リゾートトラストに土地を売っていて
もとの計画だと2015年ぐらいにリゾートトラストがホテルを建設する
という話もあったので、まあ遅かれ早かれかもしれません。
というか、リゾートトラストのホテル建設はもっと早い予定だったと思うんですが
延期されてるところをみると、もはやヤル気がないのではという気も・・
もしかしたら、リゾートトラストからラグーナテンボスが土地を買い戻すような形でのホテルオープンになるのかもしれないですね。
新規雇用も増やす、ということですが
まあホテルがオープンするなら、絶対人が必要ですし、
あとは・・
やっぱり新しい会社になることで退職する人も増えるでしょうから
それを補充する意味合いで、新卒の採用をやっていくのでは・・という感じですかね。
2017年度に入場者数100万人、売上高60億円
というのが目標だそうです。
大型ホテルが滞在型リゾートの中核として機能して
年間とおして埋まるようなら・・可能性はあるのかな?
ただ、蒲郡はやっぱり海のイメージで
冬に行く・・というのが考えにくい場所なので
そのあたりをどうやって解消していくのか・・。
やっぱり近隣のナガシマスパーランド等と差別化を図るための
目新しい何か、が必要でしょうね。