LINEミュージックとAppleミュージックを使ってみて、
いろいろ試してみたりしてるんですけど。
3Gとか4Gのモバイル回線で使用するとなると
気になるのが、データ通信量ですよね。
公表されている通信量でいうと、
Kbps=キロビットパーセカンド=1秒間に〜キロビットの通信をする
1ビット=8バイトなので、
LINEミュージック
高(320Kbps) 1秒間に40KB
中(192Kbps) 1秒間に24KB
低(64Kbps) 1秒間に 8KB
Appleミュージック
256Kbps 1秒間に32KB
となって、ここから計算していけば、
たとえば5分の曲だったら・・と計算は可能です。
1秒分 ✕ 秒数(5分10秒の曲なら、310)
だから、曲のデータだけなら単純なんですけど、
よく考えたら、定額制音楽配信サービスで行われるデータ通信は
音楽データだけじゃないんです!
定額制音楽配信サービスで行われるデータ通信
よく考えたらあたりまえなんですけど、いろいろ試験していて気づきました。
データを食うのは、画像データではないか?ということ。
音楽再生画面ではほぼ確実に、その音楽のCDのジャケット等の写真が表示されます。
実はその写真データがかなり通信量を食ってるんではないかと。
写真データは・・ちょっと正確には調べられないんですけど。。
たとえば、Appleミュージックの場合、
普通に再生してみて、通信量を調べた場合と
特定の曲を選んで、再生画面にはいかずに直接
「オフラインで再生可能にする」を選んだ場合で
かなりデータ通信量には差があることがわかりました。
何が違うって・・画像データのダウンロードがされるかどうか?
あとは・・少しの文字データ(再生画面に表示される曲タイトルとか)
よく考えたら、そうなんですよね。
全く画面を見ずに操作することはないので
モバイル回線を使って再生しようとすれば・・
画像データもダウンロードしてきます。
となると、「曲をダウンロードしたらどれだけのデータ通信量になるのか」
っていうのは、事前にダウンロードしておいて、
ダウンロードした曲だけをマイミュージックで聞く、という使い方のときにしか
あてはまらない話になります。
だから・・1曲のダウンロードでどれくらいのデータ通信量か、っていうのは
調べてもあまり意味がなさそうな気がします。
ちなみに、Appleミュージックの場合、公表されているのは
256Kbpsなんですが、通信環境によって変化させているようで
たぶん256KbpsなのはWi-Fi等の十分な通信速度が得られているときのみの話ではないかと思われます。
ちょっと試験してみた感じだと、Appleミュージックの場合は
4G回線だとかなり低速になっていて64Kbpsとか、もしかしたらそれ以下ではないかという気が・・。
音質にこだわる人にとっては「え〜!?」となりそうですけど、
大半の「聴ければ良い」という人にとっては歓迎できる話ではないかと思いますけどね。
かなりデータ通信量を少なくすることができますし。
でも実際には曲がどうこうというよりも、
画像とか別で通信してる部分が多いような。
LINEミュージックの方は「オフラインで再生可能にする」というような機能が今のところはありません。
いずれ対応する予定・・というような話は聞きますが、
いまのところは、キャッシュといってデータが残って、次に再生するときはその曲のデータはダウンロードしなくても聴けるようにはなっていますが
そもそも再生しようとするたびに、再生画面のデータをダウンロードしようとして、
それがダウンロードできない状態(モバイル通信不可にしていて、4G環境等の場合)だと再生することができません。
「オフラインで再生可能にする」機能なら、
純粋に曲データだけをダウンロードしたりすることが可能なような気がしますが・・
そもそも「オフラインで再生可能にする」機能を使うタイミングといえば
外出してからではなく、自宅のWi-Fi環境等の中ででしょうから
正直あんまり意味がないような。。
ということで、
現時点で、できるだけデータ通信量に負担をかけず、
その心配なしに使おうと思うなら、
Appleミュージックで事前に自宅のWi-Fi等で「オフライン再生可能にする」を
聴きたい曲にやっておく
これが一番良い気がします。
LINEミュージックの場合は、外出時にモバイル通信を全くせずに
音楽を聴くのは・・ほぼ無理と思った方がいいでしょう。
(やり方が無くはないみたいですけど、現実的ではないようです)