行動経済学の池田新介教授による分析結果だそうです。
夏休みの宿題を後回しにする人は、
喫煙・ギャンブル・飲酒の習慣があり、
借金があって太っている確率が高い
↓こちらの本で述べられているそう
なんていうか、自分を律することができるかどうか
ってことなんでしょうね。
・計画を立てられる
・それをしっかり実行できる
・つらいことを先送りしない、逃げない
・やるべきことを理解している
こういうことができる人かどうかが
けっこうこの
「夏休みの宿題を計画的にできるかどうか」
に現れているということなんだろうと思います。
逆に言えば、これをやれるようになれば、より問題の少ない人間になることができる可能性が上がるということ。
喫煙しないし、ギャンブルはしない、多量の飲酒はせず借金はしない、太らない
ということは、
育児で考えれば、夏休みの宿題は計画的に終わらせられるように導いてあげなさい
ということなんだろうと思います。
それを続けていけば、きっと、本人にとって意味がなく周りに迷惑をかけてしまうような人間になる可能性は下がるってことなんでしょう。
これは勉強ができるかどうかとは関係がないようです。
勉強ができたとしても、自分を律することができない人間は
その後の人生においても
仕事がまともにできない
結果として就職できなかったり出世できない
脱落していく
ことによって、収入が少なくなってしまうとか。
どうしても勉強ができるように、という方向に育児では目がいきがちですが
直接に勉強ができるようになるということとは別の部分での教育が
とても重要なんだなと思いました。
こちらの本はオススメですよ!
そういう自分はけっこう「先送りする派」だったんですけど(^_^;)
先送りしてたけど、それなりにやれてるよ!!
という言い方もたしかにできます。
できますが・・
けど、先送りして良いことなんて一つもないんですよね実際は(笑)
逃げてるだけで、やらなきゃいけないことは変わらないわけですし。
さすがに最後まで「やらなかった」わけではないですし。
もしかしたら夏休みの宿題を先送りしない人生を歩んでいれば
ぼくの人生ももっと変わったかもしれません。
こどもには、自分を反面教師にしてでも(笑)
正しいことを伝えてあげましょう。