ひなぴし ドラマ考察

会いたくて、会いたくてふるえるシンドローム。トケルのブログ。

ドラマ「A LIFE」と「HERO」の共通点、キムタク役の木村拓哉主演、キムタクシステムとあだち充劇団

SMAP解散後最初のドラマということで、

草なぎ剛さんのドラマとも比較されている

木村拓哉さん主演の「A LIFE〜愛しき人〜」

 

視聴率は木村さんのドラマが勝利したらしく、

「A LIFE」はなかなか好評価ではないかという話が出ています。

 

まあ、、放送時間帯とかもともと視聴率取れやすい枠だとか、そういう理由もあるんでしょうけどね。。

 

それでも、木村拓哉さんが出演してるから観ない、的なものはない、というのが証明されたかなと。

SMAP解散騒動で、ちょっと印象悪くなりましたからね…

本当のところは本人達にしかわからないんですけど。

外野は想像で話しているだけなので。

 

でもやっぱりその反面

 

「キムタク役の木村拓哉さん」

みたいなこともtwitterを中心に書かれているようです。

 

キムタクワンパターン

 

みたいな書かれ方してるわけなんですけど、

どうなんですかね??

 

僕は

やっぱり木村拓哉にはキムタク役が期待されてるんだと思うんですよね。

 

例えば、木村拓哉に

踊る大走査線の織田裕二みたいにやってほしい!とかたぶん思わない。

 

木村拓哉が演じるなら、やっぱりキムタクでしょ!

みたいな。

 

考えてみたら、「名優」と呼ばれるような人もたいてい個性があって、

むしろ同じ役…同じ雰囲気の役しか見たことないきがするんですけど、どうなんですかね??

 

高倉健さん、松田優作さん、石原裕次郎さん…

などなど。

 

僕の想像する高倉健さんは、、

ほぼ一つのイメージしかないんですが…

松田優作さんも、石原裕次郎さんも。

 

まあそもそもリアルタイムではみてないですし、

もしかしたら、おまえが知らんだけじゃー!と怒られるかもしれませんが、

 

少なくとも僕の認識はこんな感じです。

 

 

木村拓哉さんについても、世間が、視聴者が、ドラマ制作者が望むから、キムタク役なんだと思います。

 

 

なので僕は

木村拓哉のキムタク役には全然否定的ではありません。

むしろ、安心して見られるな、という感じです。

 

きっと観る人も、こういう木村拓哉を期待して観てると思うんですよねーー新ドラマを。

 

 

 

こちらで、A  LIFE 観てみます??

 

#1

#1

 

 

ドラマ「A LIFE」と「HERO」の共通点

じゃあよくある「キムタク役」ってどんなん?

て考えたら、すぐ思いついたのが、「HERO」の検事・ 久利生公平(くりゅうこうへい)です。

 

HEROは人気ドラマで、映画化も何度かされてます。

木村拓哉ドラマの中でも一二を争う上位の人気ドラマだと思います。

 

そっか、あの久利生公平かー。

たしかに、キムタク役っていうとああいう感じやなーと。

今回のアライフでの沖田一光(おきたかずあき)も、やっぱりクリュウが入ってるなと。

ま、クリュウというか、もしかしたら素の木村拓哉さんなのかもしれませんが、これが。

 

木村拓哉を起用して、なんとか視聴率の取られるドラマを作りたい!

というところから、作っていくと、

キムタク役、というところだけではなくて

それ以外のところも似てきてしまうのか…

 

なんとなーく感じた、アライフとヒーローの共通点と違いを書いてみたいと思います。

 

いわゆる、これが、キムタクシステムです!(笑)

 

周囲のキャストとの関係

HERO

型破りな検事が今までにない手法で周りを巻き込みながら事件を解決していく

 

アライフ

ここ、初回をみると同じ方向性のような(笑)

型破り、ではないんですけど、アメリカ帰りで、日本ではまだ例がないような手法を使って手術をして患者を助けていく

周りは最初は否定的だが、段々沖田に感化されて変わっていく…というのは想像ですけど😓

おそらくそっち方面ですよね。

キムタク役にはこのパターンが一番マッチする、ということなんでしょうか。

 医師たちはみんな、沖田のやることに懐疑的。

だけど、松山ケンイチ演じる井川颯太はちょっと影響受けつつありますよね。

他の人たちもきっと。。これから沖田のペースにハマっていくものと思われます。

これこそがキムタクドラマ!なんだろうなと(笑)

 

主役の比較

検事も医師も、かなり特別な仕事ですよねー

やることは全く違いますけど、なんとなく共通点があるかなと。

 

そして、一番キムタクっぽいのが

こんなに特別な仕事で、賢い人しかなれなさそうな仕事なのに、頭が悪い設定

 

久利生検事の最終学歴は中卒。

まあ、頭が悪いかどうかはこれだけではわかりませんけど

学歴が中卒。大検を受けて検事になったという。。

 

そして沖田医師もどうやら三流大学出身みたいです。

まあ医師にはそれでもなれるんでしょうけどね。。

なんとなくやっぱりHEROと共通点あり。

 

だけど、器用さだけは誰にも負けない!プラモ作りだけは誰にも負けなかった的な。

 

HEROの方も、賢さでは負けるかもしれないけど、泥臭さでは負けない、的なとこありますよね。

 

周囲の女優、俳優

女性陣は…

 

HEROは松たか子と北川景子。

新旧のパートナーですよね。事務官。

 

対してアライフは、竹内結子と木村文乃。

こちらは新旧という感じではないですが、

要は最初から松たか子と北川景子の両方出てきたみたいな感じかなと(笑)

前彼女と、今から付き合うかもしれない相手と。

ま、竹内結子さんの方は人妻役なのでそこは違ってますが。。

 

竹内結子さんと結ばれることはないんですかね…?

でもそこも、HEROの松たか子も、事務官から検事になって、結局クリュウと結ばれる雰囲気はないですし。。

 

 

男性俳優は、

HEROは個性派と呼ばれるような人が多い印象。

阿部寛とか、小日向文世とか。

 

アライフは、ここはちょっと違うんですが

それはもう、カッコいい系を揃えてます。

浅野忠信、及川光博、松山ケンイチなどなど。

 

この部分が結構大きくて、

HEROはこれによって多少の笑いの要素もあったんですけど、アライフにはない。真面目。

 

まあ、ここで個性派揃えちゃうとさすがにHEROモロ被りなので(笑)

ここは違いを作ったのかなと。

しかもカッコいい系で、女性視聴者を引き付けたい、みたいな。

 

 でも、これがアライフの弱点になってしまうかもですね…

HEROよりもやや重い話みたいなので、

笑える要素はないですし。

昨今のひねりの効いたドラマたちと見比べると、見劣り感がなくもないかなと。。

 

 

ひねりのないストーリーなのかな

 

というちょっと悲観的な話も。。

もう結末までみえた、など。

 

 

まあそれでもいいじゃないですか(笑)

キムタクシステムを楽しむことこそが、木村拓哉主演ドラマを楽しむ秘訣だと思います。

 

どこまで木村拓哉がキムタクになりきることができるのか、みたいな。

 

そういう意味で考えると、アライフはちょっと中途半端な気もしますね(笑)

 

もっとキムタクをやってほしい!みたいな。

 

 

あ、もう一度いいますが、

ぼくは木村拓哉という俳優も、キムタクシステムもおそらく結構好きな方です(笑)

 

なんというか、

木村拓哉が出てるという時点で、ハズレ感がないんですよね。。

安心感というか。

 

それなりの製作陣もそろってるからかなと思いますが。

 

あだち充劇団

木村拓哉がキムタクを演じる、というのと何か近いかも??と思ったのが、

 

あだち充劇団。

 

 劇団あだち とか あだち劇団とも言うそうですけど。

 

 

タッチで有名な漫画家・あだち充氏。

 

あだち充さんの描くキャラクターの顔って…

ほぼ全く同じなんですよね(笑)

 

そして、性格的にも、似たようなキャラが多くないですか?話す内容とか。

 

 

同じ顔のキャラが色んな役をやるというのは

まさに俳優が色んな役をやるのと同じ。

 

なのであだち充劇団と呼ばれているそうで。 

 

 

でも、ただ顔が同じなだけではなくて、

性格なんかも近い…

 

となると、これはキムタクシステムではないか!?

とふと思いました。

 

 

同じ顔だし、同じような性格だし、同じようなことを話すわけですけど、

少しずつ設定が違って、

 

やっぱり読みたくなるんですよね、あだち充さんのマンガ。

 

 

似たようなキャラが、似たようなことを話す、似たような行動をする

 

としても、それぞれの作品が人気。

 

やっぱりあだち充劇団の安心感だろうなと。

 

あのキャラたちの、

そういうお話をみたいんですよね、みんな。

 

 

そしてそれはキムタクシステムも同じかなと。

 

キムタクシステムによって作られたドラマを期待している層は確実にいます。

 

むしろ、一風変わった脚本で、演技力のある俳優を使って新たなドラマを作るより

よっぽど成功率はたかそう。

 

 

前クールに織田裕二が「IQ246」でやったような、「全くイメージにない」役を

木村拓哉がやります!!!

 

というのではないのであれば、、

 

 

今回のアライフのように、

HERO的要素もある、キムタクシステムの枠内のドラマをやるのなら

 

いっそのこと、徹底的にキムタクを演じた方が

みんな喜ぶんじゃないでしょうか(笑)

 

批判もあるでしょうが、批判されるほど観られているということの裏返しでもありますし。

やっぱり注目されてるんですよね。

 

 

どのドラマに出ても、同じ

キムタク役の木村拓哉さん。

 

観たいし、求められてるんですよ、そのキムタクが!

 

 

 

 

A  LIFEで、どこまでキムタクをやってくれるか注目してます(笑)

 

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