ひなぴし ドラマ考察

会いたくて、会いたくてふるえるシンドローム。トケルのブログ。

面倒くさい 濱田岳 を堪能できるAmazonドラマ 日本をゆっくり走ってみたよ

Amazonプライムビデオで配信されたドラマ

「日本をゆっくり走ってみたよ 〜あの娘のために日本一周〜」

の感想、口コミ、レビューです。

 

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このドラマは漫画家・吉本浩二先生が原作のマンガが元になっているドラマです。

主人公が原作者自身で、実録マンガなんだそうです。

 

 

Amazonプライムのドラマは、

1話30分〜40分間の話が14話あります。

 

「日本一周してあの娘にふさわしい強い男になる!」人生に行き詰まったマンガ家・吉本浩二は、ただただ好きな女の子への思いを胸に、バイクで日本一周を目指す。久々の学友との再会やハプニングを不器用かつマイペースに越えていく吉本。そんな姿と日本各地の景色と共に届くのは、些細だけど心に残る、普通の人々のおかしみや切なさ・・・。実録マンガをもとにした、アラサー純愛ロードムービー。

 

出演:濱田岳/本仮屋ユイカ/山崎紘菜 ほか

 

原作:吉本浩二「日本をゆっくり走ってみたよ~あの娘のために日本一周~」(「漫画アクション」双葉社刊) 脚本:前田司郎 音楽:遠藤浩二 監督:湯浅典子、藤井道人、北川瞳

 

・・・というあらすじの物語です。

 

 

ドラマ「日本をゆっくり走ってみたよ」はどんな印象? 

最初にいきなり、ハッキリと言ってしましますが・・

めちゃめちゃおもしろい!とか、盛り上がる!とかいうドラマではありません(笑)

 

むしろ、盛り上がりがない、最後までなんとなーく進んでいき、終わっていく

そんなストーリーです。

 

最後に吉本の恋はどうなるの??とワクワクしてみていた部分もあっちゃあったんですが

終わってみたら、え?そんな終わり方??みたいな(^_^;)

 

もし抑揚のしっかりあるドラマを希望している人にはあまりおすすめしません(笑)

 

ですが、面白いポイントはいくつかありました。

 

 

まずは、バイク。

ぼくはバイクには乗りませんが、バイクに乗っての旅行って楽しそうだな〜というのは存分に味わえます。

そういうことを楽しむドラマであり、そのための撮影が繰り返されているなという印象でした。

とても気持ちよく走っていたり、また、いろんな人との出会いが描かれていたり。

 

もしかしたら過去に同じようなツーリングを経験している人なら

きっと「あるある」と思うことの連続だったりするんじゃないかなと。

 

なので、前に乗ってたという人ならきっとまたバイクに乗りたくなって旅に出たい気持ちになるでしょうし、

乗ったことない人も、ちょっと「バイク乗ってみたいかも」と思えるようなドラマだなと思いました。

 

吉本役の濱田さん自身が撮影当初はバイクに慣れていなかったそうなので

そういう部分も少し見えたりして、初心者もこういうこと(バイクで日本一周)やっていいのかなと思わせてくれる、そんな雰囲気の話でした。

 

 

そしてもう一つのポイントは、濱田岳さんです。

このドラマでの吉本という役は、本当に面倒くさい役なんですよ(笑)

面倒くさい人間(笑)

斜に構えてる、のか、素直に何事も受け入れないというか。

その上慎重で、調子に乗る時もあるという・・

 

小声でぶつくさ言うシーンがけっこうあるんですが

そういう濱田さんというのがちょっとぼくの目には新鮮に映りました。

 

最近だと、NHK朝ドラ「わろてんか」で風太という、主人公てんを助けるこてこての大阪人を演じていたので

まるっきり違う役で。

 

旅先でいろんな人に出会い、けっこう振り回されるんですが

そのたびに吉本が取る行動や、話す内容が・・また面倒くさい(笑)

そういう面倒くさい濱田岳を堪能できるドラマ、それが「日本をゆっくり走ってみたよ」かなと思います(笑)

 

もし濱田岳さんのファンなら、一度は観てみることをおすすめします!

 

 

また、上空からバイクで走る濱田岳さんを撮影している映像がなかなか見応えあります。

 

あれは、ドローンを活用して撮影しているんですかね??

 

今後はこういう、ドローンでないと撮影できない映像は増えていきそうですが

これまではなかなか難しかったような映像がこんな簡単に組み込めるようになったんだなぁーと、妙にドローンに感心してしまいました。

ドラマ「日本をゆっくり走ってみたよ」裏話

濱田岳さんがインタビューに答えられていた内容のまとめです。

濱田岳インタビュー「僕が死ぬとき、走馬灯の中にこの旅の思い出が絶対入ってくる!」Amazonオリジナル『日本をゆっくり走ってみたよ』|TVLIFE web - テレビがもっと楽しくなる!

 

★5月から約3か月かけ、東京からぐるっと周って日本最北端の北海道宗谷岬まで、マイクロバスで約2万740キロを移動しながら撮影するという壮大なスケール

 

→これすごいですよね。実際に走りながらの撮影をするということ。

だから「旅」感がとても現れているわけですね〜。濱田岳さんは「わろてんか」撮影に入る直前まで、この撮影だったのかなと(笑)

 

★濱田岳はこの撮影のためにバイクの免許を取得

 

→クルマの免許は18歳でとられたそうですが、バイクの免許とは無縁で・・今回これに合わせて教習所に通い取得したんだとか。

しかも免許取得後、1日だけ一般道で走行したら翌日から撮影スタートだったとか(笑)

なので、最初の頃はしょっちゅうエンストしてたとか。

ちなみに、通常のドラマや映画の場合、俳優さんが実際にバイク等を運転することはほぼないそうです。事故を起こしてしまったら大問題になり、俳優さん自身のしごとにも影響してしまうためです。

ですが、この映画では、万全のサポートの上で、実際に運転しているのだとか。

これも、このドラマをみる十分すぎる理由かもしれません。

 

★濱田岳が死ぬ時、走馬灯に必ずこの撮影旅の様子が入ってくるはず

 

→それぐらい濃密な時間を過ごしたんだそうです(笑)そんなことを言い切れるってよっぽどですよね(^_^;)

 

 

・・ということで、

ドラマとしてとてもおもしろかったかと言われると微妙ではあるんですが

見どころはあるドラマだったと思います。

 

ぜひ、少なくとも

「濱田岳が好き」という人は

一度はみてみてくださいね!

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