山で遭難して、もしスマホが通信できる、つながっている状態だったら。けっこうな確率でまずは誰かに電話をしてしまうと思うんですが・・ただ、電話で正確な位置を伝えることはかなり難しい。そもそも遭難しているわけで、道に迷ってそうなってしまっているので、たぶんちゃんと説明することができません。
例えば水難事故で屋根の上に取り残されて救助を待っている時。
もしスマホを持っていたとして自分の居場所をどうやって伝えたら・・と困っているうちにスマートフォンの電池が切れて、ジエンド!になってしまいます。
そういうときこそ冷静に。自分の居場所を正確に誰かに伝えるにはどうすれば良いかというと、携帯電話にはGPSの機能がついているのでそれを活用すれば、居場所を誰かに伝えることが可能です。それを救助してくれる人に伝えてもらえばOK。
まあ、スマホが完全につながらない場合は・・なんともならないんですけどね。
やっぱりリスクに備えるなら、手持ちで
地形図(地図)、コンパス、電池式ラジオ
を持っていった方が無難です。
最近は街中で、電波の悪いところはあっても完全に電話がつながらないところなんてめったにないですから、油断しがちですけどね。
山とか海は、当然そういうところがあります。
ただ、ラッキーなことにスマホがつながる場合もあろうかと思います。スマホはつながるけど遭難・・みたいな状態になったときにやった方がいいこと。それは・・
不明の親子の件の場合、スマホが通じてたんだけど、同じ様に遭難して動けなくなった人は、スマホの地図の現在地のピンを強くタップするとそこの緯度と経度が数m単位で出るから、それを家族とかSNSに送るのがいいらしいよ。この精度ならそこから動かなければ発見してもらえるはずだし。 pic.twitter.com/UujYVLmsta
— 天柱 太陽@徹底的な自己批評 (@tadanokakas) May 29, 2018
これなんです。
スマホで開ける地図アプリで、現在地を強くタップするとピンが立ち、その場所を開くと・・緯度経度が表示されるんです。
ここでいう「スマホで開ける地図アプリ」とはGoogle Mapsです。
ブラウザからも同じことができるかは・・未確認です。おそらく、Google Mapsのアプリを使用するのが良いと思います。
Google Mapsで自分の居場所の緯度経度の情報を、人にしらせる方法です。
まずは今自分がいる場所をGoogle Mapsのアプリで開き、その場所を強くタップします。(強く押します)
すると赤いピンが立つと思います。
下に「指定した地点」と出ているので、その白い帯をタップすると
帯が上にせりあがってきます。
「指定した地点」の下にある「(35.3676716,138.7367507)」と書かれているのが、緯度経度の情報です。
スマホのGPSもそれなりの精度があって、自分の居る場所の緯度経度がこれで表示することができれば、それは誤差数メートルぐらいの範囲で知らせることが可能です。
なので、これが誰かに伝わって、救助してくれる人に伝われば、ほぼ確実に場所がわかると思います。
知らせたあとに自分が動いてしまったらだめですけどね(^_^;)
ちなみに、グーグルマップは、当然この数字を入れて検索をすることも可能で
さきほどの上の数字を検索窓に入れて検索をすると・・
ちゃんと、さきほどの場所が表示されます。
この場所の検索の方はブラウザでも可能でしたが
緯度経度の情報を表示するのが、ぼくはiPhoneのChromeを使ってGoogle Mapsを開いてもできませんでした。
とりあえず、もし遭難しても、スマホがつながる状態だったら
信頼できる人に居場所を上の方法で伝えましょう!!!
まあ、その前に、遭難する可能性があるときは
ちゃんと備えていきましょうね!
コンパス、地図(地形図)、電池式ラジオが必須です。