ひなぴし ドラマ考察

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藤原竜也以上のクズ俳優!映画「22年目の告白 私が殺人犯です」感想口コミ評価評判レビュー、ドラマ・リバースの藤原では物足りない!

「クズ俳優」として巷で有名なのが、

そう藤原竜也氏。

 

俳優としてクズ、という意味ではもちろんありません。

 

また人間性がクズなのかどうかは僕は知りません。知り合いではないので(笑)

 

とにかく、クズな役が上手いんですよね!

藤原竜也さん。

 

 

デスノートの夜神月の最期らへんとか。

カイジとか。藁の楯とか。

 

おそらく他にもクズ役多数です。

 

藤原竜也「クズの役しか来なくなった」と告白 ネットでは「演技力がある証拠」と励ます声 : J-CASTニュース

 

藤原竜也さん本人も認めていて

「カイジから、クズ役しかこなくなった」

という発言まであります(笑)

 

でもまあ、正直

演技力は要求されるような

けっこう難しい役が多いと思うんで

悪いことではないと思うんですけどね😓

 

なんというか、

 

ある程度のカッコ良さがあるのに

クズ役をやれる俳優てそうそういないとは思うんですよね。

 

ちょっと方向性は違いますが

僕は山田孝之さんなんかが同類として思い浮かびます。

 

 

印象的なんですよね、藤原竜也さんのクズ役は。

それも演技力が成せる技だと思いますけど。

 

なので、藤原竜也さんが仮に普通に出演してても

ちょっと物足りなくなり、「クズっぽさを出してくれ!!」と渇望したくなります(笑)

 

 

TBSドラマ・リバースでは

情けない感じの、自分に自信がない

深瀬和久の役をやってます。

 

叫ぶシーンとか無いんですけど(笑)

叫べ!苦しめっ!!と、思っちゃうんですよねー(笑)

 

クズっぷりがみたい。

 

リバースをみていて、そう思う視聴者は多いんじゃないでしょうか。

 

そういうリバース視聴者のための映画か!?

と思う映画が上映スタートしました。

映画「22年目の告白 私が殺人犯です」

 

予告を見る限り、

これは確実に、藤原竜也に完全なるクズを演じさせている映画だ!!

 

と思わせてくれるような感じで(笑)

 

映画「22年目の告白 私が殺人犯です」 感想・口コミ・評価・評判・レビュー

 

連続殺人の犯人である藤原竜也が(もはや役名ではなく藤原竜也と認識(笑))

時効成立後に、その詳細を語る手記を出版、

人気者になり、警察や遺族を挑発する

 

事前情報ではこんな感じでした。

 

 

いや〜〜これは、クズですよね…

完全なるクズ。

 

 

でも、この役、カッコイイ人がやらないと成り立ちません。

 

見た目のカッコ良さも相まって

世の中に殺人犯として登場するも人気を得ていくような役ですから。

 

 

クズのスペシャリスト・藤原竜也にうってつけな役です。

 

というか、他にこの役を演じられる人はいない。

 

 

山田孝之さんにもやれるかもしれませんけど、

山田孝之さんだともっとヤバいクズに見えるので(笑)

あまりにも「この人なら殺りそう」感が漂い過ぎるというか(笑)

 

藤原竜也さんの方が、アイドル的な見た目なこともあって、

ちょっと浮世離れしてる感じがあることで

少しマイルドになりますし。

 

 やっぱり藤原竜也さんに合う役です。

 

 

映画の感想ですが

なかなか面白かったです。

 

どんでん返し系ですね。


単純に想像するストーリーが途中で裏切られる感じ。

 

藤原竜也さん以外の出演者もなかなか良い味出してます。

伊藤英明さん、仲村トオルさん。。

 

伊藤英明さんは海猿のイメージが強くて

言っちゃあ悪いですが、「筋肉バカ」みたいな役が似合いそうなんですけど

こういう刑事さんの役もしっかりこなすんですよね。

陰がある感じがしっかり出ていました。

 

ただ、伊藤さんと犯人(藤原竜也?)が組み合って戦うようなシーンがあるのですが

ここは伊藤が圧勝だろ!!と突っ込まざるを得ないなと勝手に思ってました(笑)

 

 

仲村トオルさんについて特別に言いたいことがありますが、ネタバレになるので。

それでもいいよという人は、下の方にある
「ここからネタバレ」より下を読んでください。

 

 

 

時効系の映画

 

「時効」関係の映画やドラマって

どれもほぼそうですが

「時効が切れていたと思っていたら、そうではなかった」

というのがほとんどなんですよね。

 

なので、この映画もやはりそこは同じ。

 

これ、時効がなくなった今後は

こういう映画って少なくなるんでしょうね・・

 

もう少し時間が経つと、もはや時効制度が適用される時点で大人や殺人ができるような年齢に達している人がいなくなってくるでしょうから・・。

 

そもそも時効って何??となりますからね。

もしかしたら今が、けっこうギリギリかもしれません。

時効系映画。

 

 

あと、犯人がマスコミの前に登場する系の映画だと

まず間違いなく、テレビ等メディアを犯人が利用して・・みたいな流れになります。

 

そして最終的にはそれによって自ら自滅していくような。

 

ぼくの中ではこれ系だと、「模倣犯」(中居正広主演)が過去には印象的でした。

 

 

今回の「22年目の告白」は模倣犯とは、話の流れや犯人の判明の仕方等は違っていますが

なんとなーく共通点のようなものをみていて感じました。

 

もしかしたらこの原作者は、模倣犯にインスパイアされたのかな・・なんて。。

まあ、模倣犯にかかわらず、これ系だとやっぱり話やディテールが似てきてしまうのかもしれませんけどね。

 

詳しくは知りませんが

この原作は韓国だそうで、韓国で映画化されていたものを日本の脚本に直して

今回映画化された、という映画だそうです。

 

サムの息子法

そういえばもう一点

 

この映画では、自分が犯した過去の犯罪

連続殺人について、それを詳細に書いた本を出版する

 

というのが藤原竜也さんの役・曾根崎雅人がやることなんですが

 

これって、似たような話が日本でも数年前にありましたよね??

 

 

1997年に発生した神戸市連続児童殺傷事件の犯人だった少年A氏が

手記「絶歌」を出版した

 

というもの

 

 

この時にも話題にのぼっていましたが

 

アメリカではこういうことはできないんですよねたしか。

 

「サムの息子法」という法律があって

やはり同じようなことがアメリカでもあって、犯罪加害者がそれをネタにお金を稼ぐということを防ぐ目的で成立したものなんだとか。

 

日本では、憲法で規定する「表現の自由」に抵触すると考えられて

この法律は無いそうですが・・

 

もし同じようなことが繰り返されるようなら、いずれは日本でも

サムの息子法が成立するんじゃないかなという気がします。

そしたらこういう映画はもう、存在しなくなるかなと。。

 

犯罪加害者の表現の自由って何なんだ!?と感じますしね・・

しかもその犯罪自体をネタにして本を書くとか、どう考えても被害者やその家族に対してひどすぎる扱いとしか思えない。

 

そういう本の出版は、出版社が断れよってことかもしれませんけど

やっぱり営利企業だったら・・売れそうな本だと思ったら、誰かはきっと手をだすと思うんですよね。。

 

 

・・というようなことを映画鑑賞中に、ずっと考えていました(笑)

 

藤原竜也以上のクズ俳優(けっこう有名な人)登場については、この下に・・

 

 

 

※ここからネタバレあります※

 

 

藤原竜也以上のクズ俳優登場で度肝を抜かれる(笑)

この映画の最大の見どころは

クズ俳優・仲村トオルさんです(笑)

 

仲村トオルさん・・

 

クズ過ぎます(笑)

 

 

本当にかっこいい系ですし

仲村トオルさんといえば、私生活で苦労されているイメージがあって

仲村トオル、難病の妻・鷲尾いさ子を全身全霊で支える主夫の日々 「守り抜きたいものは家族」 | 毒女ニュース

 

どちらかというと、かなり真面目なイメージなんですが・・

 

 

こういう系の役、やりましたか〜〜〜また〜〜〜〜という感じです(笑)

 

 

人を殺しておいて

それを利用して有名になる。

 

さらに犯人だと名乗る人間が出てきたら

それを叩き潰すような目的でテレビ出演に誘い出し

公開処刑しようとする。

 

 

最終的にはすべての目論見がバレて醜態をさらす

 

 

なんですけど・・(笑)

 

 

いや〜〜クズでした(笑)

 

殺人犯と判明するまでの、あのクールで仕事できる風

そして庶民の味方ぶってるところなんて

真のクズとしか言えません(笑)

 

ダメなやつをダメなふうに演じるクズが藤原竜也さんだとすれば

仲村トオルさんのクズっぷりは、クズとみせない隠れクズで、藤原竜也さんよりもかなりたちが悪いと思います(笑)

 

 

まあ、この映画においては

事前情報で「藤原竜也のクズっぷりを見に来てね」と言っておいて

実際には藤原竜也さんは良い人でクズのフリをしていた

そこでちょっと観客はみんなちょっと残念な気持ちになる・・(藤原竜也のクズっぷりをみにきたのに・・!!)

 

でも、そのあとに登場する真のクズ、仲村トオル氏をみて

おそらくみんな満足したと思います。

 

 

いや〜〜良いクズをみた、と(笑)

 

 

仲村トオルさんといえば思い出すのは

眠れる森 - フジテレビ

「眠れる森」です。

 

木村拓哉・中山美穂主演のドラマですが

このドラマの仲村トオルさんが・・まさに今回の映画「22年目の告白」と同様のクズでした(笑)

 

普通の人っぽい感じなのに、最後の最後でクズっぷりを発揮するという(笑)

 

このドラマを見たことがある人は

ほぼ全員、思い出したんじゃないでしょうか、眠れる森を。

 

でも、あの時も・・そういえばハマってたんですよね、クズ役。。

 

 

そう考えたら、

 

藤原竜也さんなんかよりも、相当先輩のクズ役です。仲村トオルさん。

 

 

おもえば、この映画も、途中で

「あ、そうなると犯人は仲村トオルか」とわかる展開ではありました。

 

急に、真犯人が動画をアップロードするし

テレビにわざわざ、真犯人が出演するとかいい出しましたから。

 

あの時点で、「本人が来るわけないやん」とみんな思ったはずです。

 

 

だから、

藤原竜也・伊藤英明・仲村トオル・真犯人(マスクの男)

の4人で対峙した時点で

これはどう考えても、仲村トオルが真犯人でしょ

 

となったと思いますが

 

 

ぼくみたいに、昔眠れる森をみたことがある人間は

仲村トオル氏がキャスティングされている時点で気づくべきだったと思います(^_^;)

 

この人が、クズだ、と(笑)

 

 

いやいや、俳優さんとしては相当すごい人だと思いますし

私生活上もきっとクズな人ではないと思います。仲村トオルさん(笑)

 

でも、クズ役が半端無く似合うという(笑)

 

 

 

藤原竜也のクズっぷりがみたい!

あれ?!藤原竜也はクズじゃない?!

ちょっと拍子抜け・・

あっ!仲村トオルがクズなのか!!

良いモンみた ←今ココ

 

 

という感情の流れでした(笑)

 

 

この映画は、藤原竜也さんや山田孝之さんらの「クズ役」がいつも気になる

という方にぜひみていただきたい映画です。

 

ビー・バップ・ハイスクール上がりのクズを、ぜひ堪能してください(笑)

 

もし「眠れる森」をまだみたことがないという方は、そちらもオススメします。

 けっきょく

「クズ俳優」という言葉が書きたいだけの、わけのわからない文章になってしまいました(笑)すみません。

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