問題 10÷3×3
深く考えずに、即答してください。
答えは下・・
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これ、もしかして答えを
9.9999999
としてしまった人はいませんか?
答えは「10」です!
例えば今、ここに10cmのちくわがあるとします。
これを3等分して(10÷3)
その分けたものを3つくっつけたら(10÷3×3)
長さは・・10cmですよね(笑)
10÷3にしたときの「3.33333…」の数字は無限に続く数字なので、正確には表すことができません。が、10を3つに分けたうちの1つということは間違いないわけで。
これを3つ合わせたら10になるのは当然ですよね。
これ、実は電卓の賢さを調べる方法としても使えるんだとか。
身近な電卓で試してみてください。
10÷3をして、そのあと3をかけてみてください。
この答えが10になる電卓は「賢い電卓」です。
もし答えが「9.999999…」になるならそれは「アホな電卓」です(笑)
賢い電卓も、アホな電卓も、まず10割る3の答えまでは同じです。
どちらも「3.333333…」と表示されると思います。
しかしその次の「かける3」で差がつきます。
賢い電卓はかける3をすると答えを10と表示します。
アホな電卓はかける3をすると答えを9.9999…と表示してしまいます。
これはアホな電卓は直前の数字「3.33333…」を単純に3倍しているから「9.99999…」になってしまうんですね。
でも賢い電卓は違います。
10÷3=3.33333と表示はするものの、「この答えは割り切れない」と判断して、
10/3という分数で認識します。
これに3をかけるので
10/3×3=10
と正しい答えを出すことができるんですねー
賢い電卓は、計算を続けて認識できるってことなんですかね。
もしくは「割り切れない」場合は「分数」として処理をする(裏側で)となっているのかもしれません。
アホな電卓は1個ずつの計算結果をただ返しているだけなので、少数である3.3333…を3倍して9.99999…
まあ・・今どきの電卓はほとんど正確に10と答えを返してくれそうですけどね(笑)
ちなみにiPhoneの電卓なら、結果は・・
(ちょっと古いiPhoneですが)
正しい答えを出してくれます。
もし
10÷3×3の答えを9.99999…と言ってしまった人は
「ただ順番通りに行う」ということだけに頭を使ったことを反省して、全体をみて正しい答えが出せるように、今後は頭の使い方をあらためましょう(笑)
ちなみにぼくは、ふと言われて
完全に9.9999…だと思ってしまった方でした・・・orz
アホな電卓側の人間・・