ひなぴし ドラマ考察

会いたくて、会いたくてふるえるシンドローム。トケルのブログ。

金曜ロードショー歴代オープニング映像まとめ

こどもの頃は金曜ロードショーのオープニングを観ると、大人の時間が始まった〜〜という感覚でした。

「夜」って感じだったんですよね。こどもの頃は21時までには寝てましたし。

 

今までにオープニングは何度か変わっています。

年代によって、印象的に残っている金ローのオープニング映像はたぶん違うと思います。

 

若い人は昔のやつ知らないでしょうし、一時期忙しくてテレビ全然見てなかったという人は「こんなオープニングがあったんだ!?」という気づきがあるかもしれません。

 

ちょっと昔のが観たいなぁ〜と思うときがあるので(なんでやねん!と(笑))まとめておきます。

金曜ロードショーのオープニング映像まとめ

 

まずは動画、映像で確認してください。曲もその都度変わっています。

そのあと、簡単な解説を書きたいと思います。

www.youtube.com

 

金曜ロードショー初代オープニング

1985年10月〜1997年3月

テーマ曲「フライデー・ナイト・ファンタジー」をBGMに、夕日と海とヨットハーバー

ある程度の年齢以上の人にとっては「金ローが始まる前に流れる曲」というイメージが強い曲だと思います。トランペットが印象的ですが、ピアノから始まるバージョンもあるようです。映像も、この夕陽の感じが一日の終わり、一週間の終わりを表しているようでとても印象的でした。

 

金曜ロードショー2代目オープニング

1997年4月〜2009年3月

宮崎駿(近藤喜文が作画・演出)監督制作、テーマ曲は久石譲の「シネマ・ノスタルジー」

スタジオジブリ製作のため、ジブリのDVDにも収録されているそうです。

「映写機おじさん」の名称で親しまれていました。

こちらはBGMが印象的というより、映画が始まるワクワク感がよく出たやさしいオープニングという感じでした。

 

金曜ロードショー3代目オープニング

2009年3月〜2012年3月

「The Moon and The Rabbit」、アニメーション制作: Airside、テーマ曲: 「スタンリーの週末」(作曲: 岩代太郎)

なんか映画館でよくあるキャラクターが出てくる映像みたいなイメージだなと思ってみてました。うさぎのようなキャラクターが走る。あんまり「色」が出てないopでしたね〜。音楽はBGMといった感じ。

 

金曜ロードSHOW!4代目オープニング

2012年4月〜2016年3月

テーマ曲「TGIF(Thank God, It's Friday!)」(作曲:大野哲二)、アニメーション制作:Airside

3代目と実はあんまり区別がついていませんでした(^_^;)同じ流れで制作されたんですかね。『金曜ロードSHOW!』に改題後のオープニングだったそうです。背景色が毎月変わるというあそびも。3代目に続き、「始まりの曲」といえるほど、曲・音楽はあまり印象的でなかったです。あえて主張しないものにしたんですかね。

 

オープニング映像がない期間

2016年4月〜2018年7月

この期間は「オープニング映像(OP)」と呼べるようなイントロ映像はなく、すぐに本編の放送が始まっていたそうです。これだと・・「金曜ロードショー」「金曜ロードSHOW!」というタイトルをこの枠に名付ける意味がない気がしますね。

 

金曜ロードSHOW!5代目オープニング

2018年7月〜

テーマ曲「Era」(歌:上白石萌歌)細田守監督、スタジオ地図制作

ストーリーのあるオープニングになっています。

17歳の女子高生「ミアちゃん」

肩に不思議な生物「アンク」を乗せて虚無空間を歩く。

光が漏れる扉が見え、その扉を開けると、椅子に座っている伯爵夫人の「ターニャ」が振り返って出迎える。

そこはエジプトのカイロ。

ターニャは秘密のプライベート映画サロンを主催している女性支配人。

そこでは世界中から招かれた女優や動物たちが寛ぐ場所。

ミアちゃんも腰を下ろし、わくわくしながら映画のスタートを待つことにする。



これ、歌は細田守監督作品「未来のミライ」で4歳の男の子くんちゃんの声優を務めた上白石萌歌さんが歌をうたっているそうです。どちらかというと、歌はお姉さんの上白石萌音さんのイメージが強いようで、萌音さんの方?と勘違いされている人がいるようですが、この「初めの歌」を歌うのは萌歌さんの方です。大人っぽい歌声なのでとくにお姉さんと思われるのかもしれないですね。

 

「未来のミライ」の役はオーディションで勝ち取ったものなんだそうです。

ただ、その声の演技が・・けっこうバッシングを受けていました。「子供の声に聞こえない」等・・。まあ、あえてのそういう声だったのでは?という擁護の声もあります。

オーディションで選ばれたのであれば監督が意図する声であったことは間違いないと思いますし、その後金曜ロードショーのオープニングでも一緒に仕事をしていることを考えたら、監督としては「良い声優さんだった」のではないでしょうか。

 

いやぁ、映画って本当ほんっとうにいいもんですね

「いやぁ、映画って本当ほんっとうにいいもんですね! それではまた、ご一緒に楽しみましょう」

という言葉を金曜ロードショーで話していたのは水野晴郎さんです。

1997年3月までは「解説」としてオープニングのあとや本編終了後に映画の解説を行っていたのが水野晴郎さんでした。

一定の年齢以上の人にとってはかなり懐かしい人なのではないでしょうか。

 なんかこうやってみると、映画の前や後に、こういう解説を入れてくれるのは「けっこういい」気がするんですが、どうでしょうか。

まあ、不要という人もいると思うんですけど、ただ映像をみるだけなら今はネットフリックスとかHuluみたいなサービスで好きなものを観ればいいわけで。テレビの放送でみる意味をつけるにはこういう解説が入ると少しいい気がする、と感じました。

 

このブログへメール 削除依頼