広告宣伝の業界にいる人なら当たり前のことかもしれないけど。
家の近くの建物にあるような看板で、記憶に残ってるのってどういう看板??
面白いこと書いてあったら、記憶に残りやすいけど、面白いかどうかって感覚は人それぞれ。
じゃあ誰もが注目してしまう看板、広告、ポスターとは??
看板やポスターは、みられるのが一瞬。
なので、Webのバナー広告も同じ。
一瞬で興味をひくことができるかが重要。
で、みんなが他の広告、看板・ポスター・バナー画像よりもよく見てしまうのは、
人の顔が入ったもの。
モノを売りたい側から考えると、この商品がいかに優れているか、どんなにお得かという美辞麗句をテキストで書きたくなっちゃいますが…
もしくはそれそのものが、かっこよくキレイにみえる写真を使いたくなるけど…
そんなものより、たぶん人の顔ww
想像してみて。
縦横2mの看板がある。
その横をクルマで一瞬通り過ぎる。
A
うまい!安い!早い!
地域一番店!
今ならおかわり無料!
オリーブオイル牛丼登場!
背景は店の外観
店名、会社ロゴ
B
うまい!
よく食いそうな人の顔がドーン
店名
看板やポスター、Webバナー広告なんて数秒の勝負なんですよ。
パッとみて、興味が無い、どこかでみたものと同じと思われたらそれで終わり。
みんな2秒後には別のもの見てます。
何が大事かというと、インパクト。
よく細かい字ですごく詳しい情報書いてあるのをみますが、ほとんど無意味。
「もうすでに興味を持っている人」に対しての訴えならそれでいいですが、それを掲示する場所は、そんなところですか??っていう(笑)
今はひと昔前からかなり状況がかわって、詳しいことはWebで調べよーて思ってくれる人が増えた。
ので、初めてみるような人たちに一から十まで説明することは無意味。
それをやろうとすることで、初めての人の興味を引けずに、全く意味のない掲示物に…。
さて、さっきのAとBですが、印象に残るのは圧倒的にB。
たぶん
なんかわからんけどうまいのか〜
それにしてもあいつ、食いそうやな〜
1回目はこれぐらいの認識しかないかもしれません。
が、2回目通った時には、前回興味を持っていますから他の情報も入ってくる。
なるほど。◯◯牛丼店か。オモロイ看板出すな〜
そう思わせたら成功です。
じゃあ人が写っていれば良いかというとそうではなく、顔じゃなきゃダメ。
我々人間は人の顔に注意を向けてしまう習性があるっぽい。
たしかに、歩いていて周囲をみるときも、周りの景色をみて、そして人がいたらその人たちをみて…ですけど、その時、人の場合はほぼ確実に顔をみようとします(笑)
まあそのあと、胸とか尻とかみる人もいるかもですが…(笑)
顔をみずにいきなり胸や尻からみるのは相当な猛者です(笑)
とにかく、普段から「人の顔をみる」ということが癖になっているし、注意するようになっている。
自分に危険が及ばないか知るためにもかならず人の顔をみてしまう。。
ので、危険回避の仕組みからもとにかく「人の顔」がドーンと出てきたら、みる!っていうのが人間なんです(笑)
だから、
看板・ポスター・WEB広告バナーに人の顔を使うのは正解!
とくに顔を主張しているようなデザインだと・・注目されます。
それを思いながら家の近くの看板をみてみると・・どうですか?
人の顔が入った看板に目がいきませんか??
ちなみに具体的な結果は忘れましたが
Web広告バナーの場合はクリック数という明確な数字で「みられた数」というより「興味をもってくれた数」が出ますが、
同じ内容でも人の顔を使ったもののほうがかなりクリック数は多かったそうです。
まあ、街の看板やポスターは「興味をもってくれた数」を調べるのは至難の業ですが
WEB広告なら簡単。
WEBの情報をこうやって現実世界に活用していくことも重要ですよね〜〜
さらにちなみに・・
もっとクリック数を多くしたい場合・・
もっと興味をひきたい場合は、
これは実は人間のうちの半分だけを対象にした施策ですが(笑)
女性の顔が写っていて
みえそうで、みえない感じに肌を露出している
こういう写真を掲載すると、それはもう倍以上の効果があるそうです(笑)
あ〜〜だから、旅行代理店が出しているWEBバナー広告は
温泉にタオル1枚で浸かる女性がこっちを向いている
デザインなのか〜〜〜っていう(笑)
これはもう、本当に倍、いやそれ以上にクリックされるそうですよ(笑)