アニメ「まじっく快斗1412」は、2014年10月4日から2015年3月28日まで、日テレ系列で放送されていました。
「まじっく快斗」は名探偵コナンと同じ作者・青山剛昌先生による作品だそうです。
というか、名探偵コナンを観ている人なら知ってるキャラだと思います。
何度もコナンに登場してますし。
映画劇場版だけでなく、まじっく快斗の主人公や登場人物が「ゲスト」扱いではなく名探偵コナンに登場しています。
気になるのは
主人公の怪盗キッドこと黒羽快斗と、名探偵コナンの主人公・工藤新一くん
そして両方のヒロインが似すぎてること(笑)
そりゃあたりまえか、同じ原作者なんだから。
まあ、現実世界に置き換えて考えたら
同じ俳優さんが別の役を演じてる・・そんな感じでしょうか(笑)
実は「スター・システム」が取られていると言われています。
「スター・システム」とは
漫画などで、同一の作家が同じ絵柄のキャラクターをあたかも俳優のように扱い、異なる作品中に様々な役柄で登場させるような表現スタイル
スター・システム (小説・アニメ・漫画) - Wikipedia
「まじっく快斗」の単行本のおまけページにおいて
その俳優の裏側がかいまみられるシーンが掲載されているんだそうです。
まあ、あだち充先生とか
ほぼ全く同じですしね、キャラクターの顔。
あちらの方がもっとスター・システムな気がします。顔ほぼ全く同じなので俳優さんは絶対一緒ですよね(笑)
アニメ「まじっく快斗1412」の「1412」って何?どういう意味?
この1412って何??
ってことなんですけど。
このタイトル画像にもヒントが隠されてるようで。。
まじっく快斗
その下に赤字で・・「KID」って書いてありますよね。
これ、「KID」じゃなくて「1412」を走り書きしたものだそうです!
ということで、「1412」を走り書きしたら「KID」にみえる
っていうのもあるみたいですが、
そもそも「1412」っていうのは
怪盗キッドの国際犯罪者番号だそうです。
インターポールから目をつけられた怪盗がつけられた番号の模様。
その国際犯罪者番号1412について
どこかの新聞記者が走り書きしたのを
名探偵コナンに登場する工藤新一の父親・工藤勇作がみて
その崩れた「1412」の字が「KID」にみえたので、
この怪盗を工藤勇作が「怪盗キッド」と名づけたとか。
へえ〜〜〜
ここでも「名探偵コナン」が関わっていますね。
アニメ「まじっく快斗」と「まじっく快斗1412」の違い
実はまじっく快斗のアニメには2つあって「まじっく快斗」と「まじっく快斗1412」という、1412がついてるバージョン、1412がついてないバージョンがあります。
これは何が違うかというと・・
「まじっく快斗」
放送期間:2010年4月17日 - 2012年12月29日(不定期放送)
放送回数:全12話
製作:トムス・エンタテインメント
キッドがメインで登場する劇場版『名探偵コナン 天空の難破船』が公開されることから、その記念として本作単独でのアニメ化が決定したそうです。
「まじっく快斗1412」
放送期間:2014年10月4日 - 2015年3月28日(レギュラー放送)
放送回数:全24話
製作:A-1 Pictures
こちらはリメイク版だそうです。
製作会社も変わっているので、作品を区別するために、「1412」がつけられたのだと思います。
「まじっく快斗」の方は不定期放送だったそうですので、あくまでスペシャルアニメ的な扱いだったのかもしれないですね。コナンのおまけ的なものかと。
製作会社が違うので「キャラクターデザイン」「声優」「同じストーリーでも脚色が違う」などの違いがあるようです。
原作は1987年から連載され、1988年まで続き、その後は不定期連載で2020年でも未完・・ということですが、連載開始当初は1980年代なので、今とは使える道具も時代背景もかなり違います(笑)
それがマジック快斗1412ではかなり現代風にアレンジされたそうです。
そりゃそうですよね・・携帯電話も一般的でない時代でしたしね。
がっちりアニメ化するために、アニメーション制作はコナンを製作しているトムス・エンタテインメントではなく、別の会社が担当した、ということなんですかね。