ひなぴし ドラマ考察

会いたくて、会いたくてふるえるシンドローム。トケルのブログ。

映画の予告編って詐欺だよね(笑) ※映画HEROのネタバレ含む

前から思っていたことを書こうかなと思います。

 

映画の予告編、

予告動画って

詐欺だよね

 

って話(笑)

 

この前、映画「HERO」を観て、あらためて思いました。

一応言っておくと、HEROが詐欺っていうよりも

これは映画全般に言えることだと思います。

 

 

 

 

※ ここからは映画「HERO」のネタバレを含みます ※

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今回の映画「HERO」において、

この「予告編詐欺」(笑)がどういうものだったかというと・・

 

観られるかどうかはわかりませんが、とりあえず予告編動画を貼っておきます。

 

www.youtube.com

 

この予告動画の、一番最後、

久利生(木村拓哉)と雨宮(松たか子)が道で向かい合っているシーン。

 

そこで

雨宮のセリフ

「大事な話があるんです」

 

これ・・

どういうシーンだと思いますか??

 

 

普通に考えれば、

 

雨宮が、久利生に何かを告白するシーン

 

だと思うと思います。

 

 

今までのHEROのシリーズを観てきた人なら

 

ハッピーエンドなら、愛の告白

バッドエンドなら、「好きな人ができました(他に)」

 

みたいなことなんだろうなと。

 

そして、それを確かめたいと、HEROファンは映画館へ行くはずです!!

 

 

・・・が、しかし(笑)

 

が、しかしですよ、

 

 

実際にはこのセリフ、このシーンでのセリフじゃないんです(笑)

 

しかも、雨宮が久利生へいった言葉でもなく

電話で別の人へ言った言葉。

 

そうです。

映画を観た人ならわかると思いますが、

 

雨宮のお見合い相手・矢口(アンジャッシュ・児嶋一哉)へ

雨宮が言った言葉なんです。

 

ということは、

 

あの予告編の内容は完全にミスリード!!!

 

(ミスリードとは、読者を誤った認識へ誘導するような文章のこと)

 

 

で、実際には、

2015年映画・HEROにおいて

雨宮から久利生へ、ハッキリとした宣言や告白はありませんでした(笑)

 

 

映画の予告編詐欺ってありなの?

ありか無しかで言うと、製作会社的には有りなんでしょう(笑)

でないと、おかしいことになりますし。

 

実際、このHERO以外にも、というかほとんどの映画において

映画本編を観たあとに予告編をもう一度見返すと・・あれ??と思うことが多々(笑)

 

予告がひっかけになってるんです。

全く違う内容を想像してしまうような(笑)

 

これ、たくさんの映画で実際に存在してるってことは

やってもいいことなんでしょうね(笑)

 

まあたしかに、予告編の通りの内容だった場合には

ある意味、内容を観たときに感動が無いのかもしれないんですけど。

 

ただ、実際には予告編の内容からもっと面白い内容を想像してしまって

実際に観たら拍子抜けした、がっかりした

みたいなこともよくあるみたいです。

 

 

予告編ミスリードってどういう風に行われるの?

 

このHEROのように、映像とセリフを別のシーンからひっぱってきて

つなぎ合わせることで、全く違うものを想像させたり、

 

あとよくあるのは

時間を入れ替えるとか。

 

映画内で起こる内容をその順番とは別の順番でみせるとか。

 

たとえば、

予告の動画では、

初めはうまくいっていたのに事件が発生し

いろんな困難があって、ヒロインが「しなないで!」と言ったあとに

主人公がしんでしまうようなシチュエーションが・・で終わる

という内容だったのに、

 

映画本編では

事件が発生して、絶対絶命の危機を迎えるものの

それを乗り越え、その後万事うまくいく

という内容になったり(笑)

 

これは内容を切り貼りして順番を入れ替えればできる話ですよね。

 

 

予告を作る側の立場で考えると

もし観る人のことを最大限考えている・・とすれば

やっぱり「内容がバレたら面白くない」こういう気持ちから

ミスリードするんだろうなという風に思います。

 

が、

普通に考えると、

予告を作る人、つまり映画を制作する人は映画を観に来てもらいたいわけで。

 

そのために効果的な予告のみせ方はなんぞや?

とかんがえると・・

はい、ミスリードすることになるのかなと(笑)

 

今回の映画・HEROの予告詐欺もそういうことだろうと思います。

予告動画のラストが気になって、これは劇場で確認しなきゃ!と(笑)

 

でも、実際には確認できないという(笑)

 

とにかく、観に来てもらうためには

壮大なストーリーを想像させたり、期待するものがありそうと思わせたり。

そういう風にすることが大事です。

 

それを形にしてるのが、予告編なんでしょうねぇ。

 

 

予告編詐欺はなぜ起こるのか

こうやって考えると、

制作者側の都合でこういうミスリードが行われているのに

なぜそういうものがずっと続いてるのか・・という。。

 

それは、ぼくみたいに、

映画を観終わったあとにももう一度予告を観るような人がほとんどいないからではないかと思います(笑)

 

映画観終わったあとに、予告動画には用はないですもんね、普通。

ただ、ぼくは観るんですよ(笑)ほぼ毎回。

 

そして、あれ??となる。

 

これを繰り返しているうちに、初めに予告をみた段階で

本編をみるときには、予告のこの部分どうなってたか確かめよう!

という風になってしまいました(笑)

結果、ミスリードに気づきまくってます(笑)

 

映画の内容がそれなりに面白ければ、正直、予告編がどうだったのに・・

みたいな不満もよっぽど出てこないでしょう。

また、映画の内容が悪ければ、予告が悪かったというよりも

そもそもこの映画は悪い、という話になりますし(笑)

 

ということで、予告ミスリードをやっても

とくに制作者が怒られるような環境にはないんですよね(笑)

 

 

ということで、これからも

予告編動画ミスリードは、確実に続くと思います!

 

 

それを前提に映画を観るようになると

ぼくのように、そればっかりが毎回気になるようになるので

あんまりオススメしません!!!

 

まあ、そういう楽しみ方ができる!と

いう考え方もできますけどね(笑)

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