これ、なるほどな・・と思った言葉だったんですよね。
1ヶ月ぐらい前に、どこかのサイトの記事でみかけた言葉なんですけど。
とくにこの言葉を取り上げた記事ではなく
たしかどこかの病院の診療方針か何かの話だったような気がします。
不調な時は、何かをするよりも、
何かをやめる方がうまくいく
身体・病気のことでいうと・・
からだの調子が良くない時は、良くないのを良くするために
新たに何かをやってみる!
というよりは、
今やっている何かをやめた方が、うまくいくんじゃない?
そういう意味だったんだろうと。
何かをやめた方がうまくいく例
たとえば・・どうなんでしょう。
どんどん太ってしまっている時。
太っている(不調)
よし、やせるために何かをしよう!
運動?
炭水化物抜き??
置き換えダイエット???
・・って、やったとして、どうなんでしょう(笑)
仮にうまくいったとしても、リバウンド間違いなしな気が。。
たぶん一番良いのは「食べ過ぎ」をやめることですよね(笑)
太ってる理由は、必要以上に「食べ過ぎている」ことなわけですし。
そしてそれが習慣になればきっとリバウンドもしない。
やっぱり不調な時は、何かをするよりも、何かをやめる方がうまくいく
ってことなんですね(笑)
問題のシンプルな解決方法
そうなってしまっている、そういう状況になるには理由があるはずで
それを引き起こしていると思われるものをやめる。
これが一番シンプルな解決方法だ
ということなんですね。
でも、この言葉、ゆっくり考えれば考えるほど
深い・・なと(笑)
「不調なとき」っていうのは、身体の調子が良くない
という意味だけではなく
人生のあらゆる場面にあてはまる言葉なんじゃないかと。
例えば仕事において。
人を呼びたい、商品を売りたい、人気を出したい、等など。
でもうまくいかない。
そんな時に、あれをやれば、これをやれば・・と考えるんですが
「何かをやめれば」はなかなか勇気を出して行動できないことがほとんどです。
これまでやってきたことが無駄になる・・とか、いろんな要素があると思うんですけどね。
そのまま続けた方が傷が深くなることはよくあること。
まあ、「プラス思考」ではないのかもしれないんですけど。
「プラス!プラス!」とだけ思って行動していたら
結果、大きくマイナスしていることもよくあるわけで。
押すだけではなく、引くことも考えなよ
そういうことなのかなぁと思います。
いや、けっこう大事なことじゃないですかねーー
うまくいかなかったら
あれやれ、これやれ、と、小手先の策をこねくりまわす。
よくあるんですよね、そういうシーン。
ただ、仕事においては
「やめる」っていう選択肢は、なかなか下っ端には提案できないことのような気がします。
こういう視点は、決定権者である、部長や社長といった
上の方の役職の人こそ持っていなきゃいけないような。
下の人間が「やめた方が・・」なんて言っちゃ
「おまえ!やりたくないだけだろ!!」と怒られて終わりのような気がします(笑)
少なくとも、自分に関わることの場合にはこの視点はきっちり持っていたいなと思います。
「それ、やめた方がうまくいくんじゃない?」
みんなで物事を考えている時にも、こういう提案をできるモノの見方ができる人間でいたいなと思いますね。