自動改札機でのタッチミス、経験ないですか?
スイカやパスモでピッとする時に、ちゃんとタッチできてなくて、キンコーン♪と止められたり。
タッチした時には気づかなくて、降りようとして改札を出るとき出られず、駅員さんに聞くと「入場の記録がない」と言われたり。
もしくは、今から乗ろうとして改札を入ろうとしたら入れず、駅員さんに聞くと「前回、乗車したままになっていて降りた記録がない(精算できていない)」と言われたり。
これら全部タッチミスですね(笑)
正しい方法でタッチすれば
ICカードのタッチができていない、できなかったという事態は起こりません。
Suica/PASMOの正しいタッチの仕方をお教えしたいと思います。
Suica/PASMOの正しいタッチの仕方
急いで改札を通る人はけっこういます。
タッチしながら走り抜けていく人。
でも、タッチミスで引っかかる人と引っかからない人がいるんです。
この違いは何かというと、
1) ちゃんとタッチしているか
2) 1秒間、静止しているか
この2点ができているかどうかなんです。
両方できている人は、走っていてもタッチできています(笑)
まあ、走ることは推奨しませんが。。
むしろ鉄道会社さんからはやめなさいと言われると思いますので、走らないようにしましょう(笑)
ちゃんとタッチしているか
見ていると、改札機にカード自体もしくはカードの入ったパスケース自体をちゃんとタッチしていない人がけっこういます。
タッチとは、触れるということです。
見ていると、けっこうな割合で「近付けているだけ」の人がいます。
たしかにPASMOやSuicaは多少離れていても反応するようなカードなんですが、
触れずにいると何回かに一回は読み込み、書き込みできずにタッチミスになります。
なので、ミスになりたくない人は、しっかり改札機に触れましょう!
よく聞いていると自動改札機は「改札機に触れて」と言ってますし。
改札機の光っているところに「くっつける」ということです。
あと、変な角度で触れるのはやめましょう。
立てて角を触れさせるとか。
きちっと水平にして、広い面をピタっと改札機にくっつける。
これが大事です。
1秒間、静止しているか
これもけっこうできてない人が多い。
正しくタッチするなら、自動改札機のICカードをタッチする場所、あの光っているところで約1秒間静止させなければいけません。
タッチミスしてる人はたいてい、タッチしながらSuicaやPASMOを持った手も動かしています。
動かすとは具体的に言うとどういうことかというと、歩くのに合わせて手をそのままスライドさせている、ということです。
光っているところの上でPASMOやSuicaをスライドさせている。
これだとなかなかちゃんと読み取ってもらえません。
あの光っているところで約1秒間静止する。
え?!じゃあ、1秒間立ち止まれっていうこと!?
と思うかもしれませんが(笑)
立ち止まらなくてもいいんです。
スイカやパスモを持つ手が1秒間静止していれば。
わかりますか??
SuicaやPASMOの正しいタッチ方法は?
以上をふまえて、正しいタッチの方法をお伝えすると…
自動改札機に入る前から準備が必要です。
自動改札機のタッチするところは基本的に右利き用に通路の右側にあります。
だからまず、右手でICカードを持ち、
自分の身体よりICカードを持った手を前に出します。
改札機に入ろうとする段階で、光るところにICカードをタッチ
この時点では少し手を前に出してタッチしている感じです。
ここで1秒間の静止が必要なので、このタッチしている手は動かさずに
自分の身体だけ前に進めればOK。
自分の身体がタッチしている手の横辺りに来るころには約1秒ぐらい経ってますので、これでOKです。
「タッチする手を前に出す」「その手はタッチして動かさずに、身体だけ前にすすめる」
これです(笑)
これで・・タッチミスになる人は、次のことが考えられます。
タッチミスになる理由
タッチの仕方が問題ないのにタッチミスになってしまう場合の理由は以下です。
ICカードのケースが分厚い・素材が悪い
カードが改札機に反応しなければいけないので・・カードを入れるケースが分厚すぎれば通信できずにタッチミスになります。
また、通信をさまたげそうな素材(たとえば金属系とか)だと、それも通信できないと思われます。
よく見るのは・・めっちゃ分厚い財布に入れてる人(笑)
あれ、ダメです(笑)
そりゃそうでしょ、その財布厚み5cmぐらいありますよ、みたいな。
あと、カバンに直にいれて、そのカバンごとタッチする人。
それも・・無理あるでしょう(笑)
こういうのはタッチミスになって当然です。やめておきましょう。
それでも分厚い財布やカバンに入れる人は、タッチミスになるのがデフォルトと思ってください(笑)
ICカードが2枚以上ある
たとえばパスケースの中にICカードが2枚入った状態でタッチしたら、
使いたいカードが入った方を下にしてタッチしたとしても、たいていダメです。
この場合は2枚とも反応してしまい、どちらを使うかわからなくなるためミスになります。
しかもこれでミスになった場合は、すでにどちらかが入場状態になっていたりするので
予期せぬ運賃が引かれてしまったりと、お金が多く取られてしまう可能性すらあります。
「近い方を選んで反応してくれる」みたいな高性能ではないので。
パスケース等には1枚しか入れない、タッチするときは確実に1枚だけで、ということを守りましょう。
磁気の強いものの近くに置いている
携帯電話や磁石など、電磁波等が出るようなものには影響を受けやすくなります。
タッチするときはそういうものから完全に離しておきましょう。
また、こういうものの近くに日常的においていると、ICカードが壊れてしまうと言われているのでICカードは普段からそういうものから離して保管しましょう。
そして、壊れている
PASMOやSuicaも、壊れます。
全く反応しないのなら、それはもはや壊れています。
壊れた場合には手数料等は必要ないので、再発行の手続きをしましょう。
壊れる原因としては、曲がる、折れる、表面が剥がれる等。
上でも書いた磁気の影響を受けて、という場合もあるので、見た目ではわからない場合もあります。
壊れてるかも?と思ったら駅員さんにみてもらいましょう!
ということで、正しくタッチして、
後ろの人の迷惑にならないようにしましょう!!
通勤ラッシュ時間帯とか、改札機がキンコーン♪となって止まるのは
相当迷惑ですからね・・