鉄道の回数券についての払い戻しルールは、こちらの記事で詳しく書かせていただきました。
回数券が1枚だけ残った時、払い戻しはできるのか?
結論から言うと、払い戻しはできません(笑)
正確に言うと、払い戻し額が0円です。
回数券はまとめ買いをして安く買っているものなので
さすがに最後に1枚だけ残ったからといって払い戻しは不可能です。
たとえば、170円の11枚回数券(1700円)を買ったとします。
10枚使って、1枚残った回数券をもし170円で払い戻せたら。
買った人儲かりますよね(笑)
1枚が170円の価値で、10枚使った時点で1700円分なわけですから。
ちなみに計算式としては
1700円 ー (170円✕10枚+220円)
というものになります。
これをやると、答えはマイナスになりますが(笑)
さすがに、払い戻しを申し出て、お金をさらに払ってくれとは言われません(笑)
が、0円ということです。
計算式の詳細を知りたい方はこちらの記事をみてください。
回数券を1枚だけ使った場合の払い戻しは?
これはさすがに、払い戻しは可能ですが・・
相当損をします(笑)
回数券というのは、基本的に、買った金額に見合う分までは最低でも使用しないと
完全に損をするようにできている切符です。
170円の回数券、
1700円で売っていると思いますが(使える時間帯によって枚数は違う)
最低でも10枚は使わないと元が取れません。
9枚以下しか使わなかったから、払い戻した時に損をして
普通に切符を買って乗った時よりも多く支払ったことになります。
払戻額の計算式の例
1枚だけ使って払い戻した場合
170円の回数券の時
1700円 ー (170円 ✕ 1 + 220円)= 1310円
赤は回数券の購入金額です。普通は10回分の運賃が回数券の料金かと思います。
緑はその回数券1枚で使える運賃です。
220円は手数料です。これは消費税が今の8%から上がればまた変わると思います。
回数券の価格にかかわらず手数料は同じです。
もし300円の回数券なら
3000円 ー (300円 ✕ 1 + 220円)= 2480円
です。
詳しくはこちらをどうぞ。
ちなみに、回数券の払い戻しにかかる手数料220円は
1冊につき220円なので、
たとえば同時に2冊の回数券を払い戻す場合は、1冊ずつに220円かかります。
1回220円ではありませんのでご注意を。