はじめから全てを自分で作るのは難しいかもしれない。
はじめは誰かが作った仕組みの上で動くことがあると思う。
そこで培った経験や得た資産によって自分で仕組みを作っていけば良い。
だがその現状に甘んじてはいけない。
誰かが作った仕組みの上で動いている間は、
その誰かのために動いているにすぎないからだ。
その仕組みは、その作った本人が自分に利益をもたらすために作ったシステムであり
その上で動く人たちに等しく利益を与えるようなものであることはほとんどない。
新版 結局「仕組み」を作った人が勝っている―驚異の自動収入システムは今も回り続けていた! (知恵の森文庫)
- 作者: 荒濱一、高橋学
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2013/01/10
- メディア: 文庫
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もしこれから、
他人が作った仕組みに乗ろうかと考えているのなら
その時には
その仕組みを作る側の視点で考えてほしい。
その仕組を作る人は、
その仕組みを利用して動く人たちのことをどうみているのか。
何を得ようとしているのか。
誰がコストを負担するのか。
この仕組みを作って運用する目的は何なのか。
これが相手の立場に立ち、正確に理解できるようになれば
「そこでただ動かされるだけ」の人にはならずにすむだろう。
そして、自分で仕組みを作ることの重要性に気づくことができるはずだ。
世の中には
「仕組みを作る側」の人間と
「仕組みの上で動く側」の人間がいる。
「仕組みを作る側」の人間を目指そう。
仕事によっては「仕組みの上で動く」ことが求められるものもある。
そのような仕事にも重要なものもある。
ただ、「自分が仕組みを作る」ということだけは
常に目指して行動しよう。
周囲の全てを自分で作った仕組みで動かすことは不可能だ。
しかし、自分で作った仕組みを増やすこと
その仕組みで自分の生活を豊かにする、満足度・効率を上げる
それを目指すことは常に続けなければいけない。
他人が作った仕組みを使うのは
自分が利用している
のではなく
利用させられている
だけである。