ひなぴし ドラマ考察

会いたくて、会いたくてふるえるシンドローム。トケルのブログ。

鉄道会社は出発も到着時間も保証していない、電車は目的地まで送り届けるだけの契約

電車が遅れたら…文句を言いたくなりますよね。

 
何らかの予定があって、
車やバスで行くよりも時間に正確に目的地まで行ける、ということで電車で向かっていたのに。
 
電車が遅れてしまった…
もしくは運転見合わせになってしまった…
 
 
遅れる、遅延や運行休止停止、運転見合わせの理由って色々あります。
 
例えば人身事故。
線路内に乗客が転落した。
電車にお客さんがぶつかった。
自殺目的での飛び込みがあった…

 

 

この場合は、正直、鉄道会社に怒るのは間違っているんじゃないかと思います(笑)
さすがに、事故が起こることが鉄道会社のせいではないためです。
 
では、何らかの鉄道会社が理由の問題で電車が止まったり、遅れたりしたら…
 
何らか保証はしてもらえるのか。。

 

 

例えば電車が止まった、遅れたことにより目的地に到着する時間が予定より遅れて、何らかの損害があった!と思っても
基本的には保証されないようです。

 

 

というのも、電車に乗る人は意識はしていないですが鉄道会社と契約を結んでいるそうです。
 
その契約内容はどういうものかというと、
 
あくまで
利用者の目的地まで送り届ける
ということが契約の内容で、
 
「時間通りに」というのは
契約内容に含まれていません。
 
時刻表が明示されていると思いますが、あれはあくまで目安であり、あの時間通りに運行しますよというものではなく、何も問題が起こらなければこの時間で運転しますよ、というだけのものだそうです。
 

 

 

 

きっぷのルール ハンドブック

きっぷのルール ハンドブック

 

 

 

 

 

時間も保証しろ!

 

と思いたい気持ちもありますが、
例えば電車の利用金額って…そう大して高くないですよね。。
そういう安い金額でサービスを提供し続けるためには、時間の保証はできないということです。
 
もし時間の保証をしてしまったら、その都度すごい金額の払い戻しが発生することになり、そりゃそれを見越した高い金額を普通の運賃で取ることになってしまいます。
 
また、電車が止まる理由って誰の責任なのか明確に示せないことも多いと思います。
自殺だったら本人の責任?
病気でふらっとして線路に人が落ちたら?
ドアの故障は?でもそのドアに故障前に誰かが故意に傘を挟んでたら?
 
それを全て鉄道会社のせいにはできません。

 

 

保証してもらえない理由を他の観点から言うと、
例えば、大事な商談に遅れた!保証しろ!
と言っても、その商談に間に合っていたら契約がまとまって大金を手にしていた、というようなことを証明できない限り請求できないと思われます。
そんなこと、証明できませんよね(笑)

 

 

ただ、あるとすれば
運転見合わせになって目的地まで行けなくなった時にその料金を払い戻してもらう(特急券に関しては2時間以上遅れたら、というような決まりがあったりするので要確認)
とか、
他の鉄道会社を使っていけるようにする(振替輸送)ぐらいのことはしてくれますね。

 

 

とにかく、意識はせずに利用してるんですが
電車に乗るときも、我々は契約の上で乗車しているので、それ以上のことは請求できないってことですね😓
 
もし細かく、色々文句クレーム言いたい!という人は、きっちり契約内容を確認してみましょう。
駅で言えばみせてくれるそうですし、ホームページにも載ってたりしますよ。
 
そんなよくわからない契約方法取るのはダメなんじゃないの!?と思う部分もありますが、これはあくまで利用者側の視点に立ってのことですよね。
毎回電車の改札通る前に契約の説明されて印鑑押して…てやってられないですから。
だから、たぶんそういう契約方法が認められているものと思います。

 

 

そういうところに文句を言っても、結局カッコ悪いだけですし、その後何を言っても変わらないでしょうから。
正確に知っておいて、しかたないと諦められるようになりましょう。
そうすれば、そんなにストレスはないかもしれませんし。
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