古畑任三郎の再放送を観ています。
オープニングトークって言うんですかね、あのドラマ本編に入る前に
暗いところで古畑任三郎(田村正和)が独りで画面に向かって語りかけるシーン。
オープニングトークっていうと軽すぎますね(笑)
「前置き」と言いますか。
今観ているのが将棋の会。
坂東八十助さんが犯人の会です。
(2015年にお亡くなりになった坂東三津五郎さん)
米沢八段の役です。
この回の前置きで古畑任三郎がしゃべったのが
「パジャマのボタン止めてから、全部ずれていた事に気付く事って良くあります。
パジャマを着る時は必ずボタン下 から止めてください。
まず掛け違える事はありません。
合理的に生きるっていうのはつまりそういう事で…」
なるほど(^_^;)
こどもにはそうやって教えてあげればいいのかな
なんて思いました(笑)
本当にかけ間違えることはないんでしょうか・・(笑)
脚本の三谷幸喜さんは
ぼくが勝手に思っていることなんですけど
本当に本当のことではないことを
それっぽく登場人物に言わせる
ことが得意な作家さんだなと(笑)
だからこれも・・本当かどうかは・・あやしい(笑)
古畑任三郎 第一シーズン
放送日 :1994年5月11日
タイトル:汚れた王将
あらすじ:
将棋の「竜人戦」で、米沢八段(坂東八十助)はどうしても負けたくない一心で不正を行う。その晩、立会人の大石(小林昭二)が米沢の部屋を訪れ不正を指摘すると、米沢は大石を灰皿で撲殺し事故死に見せかける。大石への追悼として対局は続行されるが、現場検証に来た古畑は、大石のスーツが畳まれていたのに疑問を持つ。
でもやっぱりよくよく考えると、
合理的に生きるとはどういうことなんでしょうか(笑)
ボタンを下からとめる
本来はつまづくかもしれないところから戻っていって対応する
そういうことなんですかね。
結果から戻って考えろ、と。
合理的に生きるんだ俺は
と言ってる人が、合理的に生きることができなくなる
殺人を犯すなんて滑稽ですね
そんな話なんですかね。。