電車のことはキライではないんですけど、そこまでマニアではありません(笑)
なので、電車そのものや運行システム等については全く興味がないんですが。
でもそんな僕でも「へぇ〜〜」と思うようなことを知りましたので共有。
ユニバーサルスタジオジャパン・USJへ電車で行く時に乗る
JRゆめ咲線。
JRゆめ咲線というのは愛称で、本当の名前は桜島線です。
USJが開業してユニバーサルシティ駅ができてから付いた愛称なんですよね。
このJRゆめ咲線が普通の線路とは違うらしく・・
何が違うかというと
上下線それぞれの線路で
単線運転が可能
要は、例えば下り線の線路が何らかの事情で使えなくなったときに
上り線の線路を使って、
どちら方向へも運転する
折り返し運転する
ということです。
片方の線路だけで、単線のような運転をするということ。
ゆめ咲線の踏切には
「どちらか一本の線路で、上下の列車を運転する場合があります。」という看板もあるとか。
JRゆめ咲線の終点である桜島駅から
環状線の乗換駅である西九条駅までの区間だそうです。
これはかなり珍しいことのようですが
でもなぜJRゆめ咲線はそんな仕組みになっているんでしょうか。。
その理由は、やっぱりUSJ。
USJがあるから、ということだそうです。
1日に数万人の人が来場する施設で、もし電車が止まってしまったら
相当な影響が起こります。
片方の線路が何らかの障害となったとしても、もう片方で
上り下りともに運転できるように、
そういうことなんですね。
たしかにUSJのあたりは「振替輸送」といっても
他の線路はないですし。
全く逃げ場がなくなってしまう。
大量の人がUSJから帰れなかったり、
もしくは朝だったら、大阪方面からUSJへいけなくなったり。。
それに対応するためだったようです。
JR西日本は・・USJ開業前にもしかしたらユー・エス・ジェイの株主だったんですかね??
たしかJRの窓口で買ったチケットは交換なしでそのまま入場できる(今やっているかはわかりませんが、開業時はそうでした)というような特典もあったので
もしかしたら株主だったのかもしれないですね。
それもあってか、USJのためにこのような形態をとっているのかもしれません。
まあ・・それがなくても
このJRゆめ咲線(桜島線)は、USJへ行く人で潤っている路線ですから。
そのための対策を取るのはある意味では当たり前のことかもしれません。
全国的にみても、こういう仕組みになっている線路は
あんまり無いみたいですよ。
そういえば、JR桜島駅はもともと今のUSJがある場所にあったそうです。
USJができるときに移転されたそうです。
今は・・USJに勤務する人が降りる駅・・というイメージの駅ですが。
桜島駅の方に、働く人のUSJ入口があるようです。