ひなぴし ドラマ考察

会いたくて、会いたくてふるえるシンドローム。トケルのブログ。

東京の地下鉄が暑い理由、柱が多い理由を考えてみた

東京メトロ銀座線・青山一丁目駅で、盲導犬を連れた目の不自由な方が線路内に転落し列車に轢かれ死亡するという痛ましい事故がありました。

 

http://daily-news.jp/2016/08/15/it-slipped-to-guide-dog-brought-men-line-aoyama-itchome-station-of-injury/

 

まだ捜査中だと思いますので、間違いがあるかもしれませんが、

どうやら、この駅では、点字ブロックに柱がかかった状態だったそうで、

柱を避けようとして転落したのではないか?という話がありました。

ちなみに、点字ブロックに柱がかかっているのは、先に柱があったところに点字ブロックを後から設置したためであり、法的には問題がないと言われています。(正確な情報かはわかりませんが) 

 

そもそも、狭いホーム上にたくさんの柱がなぜあるのか…

と思ってしまいますが

 

想像するに、これはやはり、

東京メトロ銀座線が古いからだろうと思います。

 

他にも東京メトロの駅では、なぜこんなところに柱が??と思うところがたくさんあります。

 

自動改札機がたくさん並んだ箇所の中央部とか。

あの位置に柱があると、奥の改札機で何かがあっても駅員さんからは見えませんし、不正乗車で改札機を突破されたとしても何もわからないと思います。

 

それでも柱がある理由とは…

想像するに、「そこに柱が必要だから」なんだろうと。

つまり地下空間を支えるのに柱が要るんだと思います。

 

でも、他の地下施設でそんなに柱がたくさんあるところは見たことない気が…

 

 たぶん、それが作られた時代と工法が違うからなんだろうなーと推測しますが、いかがでしょうか。

 

専門的なことはよくわからないんですが(^_^;)

どう考えても、とくに古い東京の地下鉄の駅は、柱がめちゃ多いです。

東京メトロ銀座線、丸ノ内線、日比谷線あたりがとくに。

 

これらの地下鉄は…たしか、地上から掘ったんでしたっけ??

ネットで調べたら「オープンカット工法」と書いてありましたが、要は地上から下に掘っていく方法。

 

これで地下空間を作るとなると…

支えるのに柱がたくさん必要だったってことなんでしょうね。

もしかしたら今の時代にやればまた違うかもしれませんが、、

日比谷線でも、昔の東京オリンピックの時に開業してる路線なんで、相当昔に作られていますし。

 

比べると、副都心線とか南北線の駅は、たしかに柱が少ないです。

こちらは…シールド工法なんでしょうか??

要は、横に掘っていく方法なんですけど。

 

たしかにその方法の方が、柱は少なくて済むような気もしますね。

 

今さら、この地下鉄の柱を減らそう!と言っても、工事が大規模過ぎて簡単にはできないのかもしれません。

今ある駅の下に新たに駅を掘り直して…っていったいどれだけの時間とお金がかかるのか(笑)

 

ただ、地下の建造物も永続的に使えるわけではないでしょうから、いつかはやらなければいけない気がします。

 

その時に、東京の地下空間に、同じ路線をもう一本作るだけのスペースが残っているのか…とても疑問ですけどね(^_^;)

「3年ぐらい日比谷線は運転しません」なんて、発狂する人が相当いるはず。

もっと良い方法があったりするんですかね??

まあ、素人の心配なんですけど。

 

世界初のトンネル解体で広がる東西線木場駅 | 日経クロステック(xTECH)

 

東西線木場駅のこの工事は、世界初らしいのですが、これはそういう将来的な対応も見据えてのチャレンジなんですかね??

 

 

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ちょっと話は別のことになるんですが、

同じように「古い」ことが原因だろうと思うのが

「東京メトロの駅が暑い」

です。

 

都営地下鉄の駅は普段使ってないので実はよくわかってないんですが、

東京メトロの駅は、暑いところがほとんどです。

 

そして暑いのは…とくに古い路線、駅。

 

銀座線、丸ノ内線、日比谷線あたりがとくに。

 

 

大都市圏にある地下街とか、デパートの地階って

「涼しい」イメージがありますよね?

なんなら、「冷たい」ぐらいの印象があります。

夏に行ったら涼しそう。

 

冷たい空気は低いところに集まると言われているし、そりゃそうだよなー

なんて思うのですが…

 

東京メトロの地下駅は…とにかく暑いです(笑)

これまでの地下のイメージを完全に覆してくれます(笑)

 

これも…きっと古いからなんでしょうね。。

 

開業当初から駅構内やホームで冷房、エアコンが備わっていたかは不明ですが

(地下は暖かいので、暖房機能はないかもしれないですね)

途中からつけたにしても、相当昔に取り付けられたものだろうと思われます。

 

そして昔の工法だといろんな意味で冷房に最適化されておらず、冷えない構造になっているんだろうと。

 

 

これも新しい路線の駅ではやはり、涼しさが違うようです(笑)

 

今から冷房を入れ替えて…

もやっぱり、相当難しいんでしょうね。。

 

ま、それもあるし、

「耐えられないほどでもない」ギリギリの暑さなので、改善の優先順位は低いと思われます。

相当暑いんですけどね(笑)

 

メトロは地上との換気口があるそうで、そこから外気を取り込むことで温度を下げる効果もあるみたいです(想像)

この換気口に「浸水防止機」という水の浸入を防ぐ仕組みがあるらしく…

きっと雨の日、とくに雨が強い日はこれを閉めていると思われます。

そうすると、さらに地下空間の温度は上がるような…

 

www.tokyometro.jp

これも使った上での温度調節だとしたら、雨の日は最悪ですよね…

 

 

ただ換気口があるのも理解はできます。

そもそも、電車自体がすごい熱気を持って走っているので、

そりゃ、その熱を逃がす仕組みもないと、駅やホームはもっと暑くなる…

 

 

いやいや、電車が熱いからこそ(車内が暑いという意味ではなく車体)なんとかそれを冷やすための仕組みも導入してほしいなと…

 

昔から考えたら、

「夏は暑くて当然」なのかもしれませんけどね(^_^;)

 

現代人は、とくに公共施設とか店舗では夏は冷房が効いていて涼しい、というのが当たり前になっているので、

そうではない駅は、けっこうストレスに感じる気がします。

 

イライラしてるサラリーマンの人なんかをみかけるのも、こういうところに理由があるのかなという気がしますね。

 

 

とにかく東京の地下鉄は古い!

 

古いから、色々不便や不都合がある。

 

ただし、その分、昔から便利さを享受できたわけで。。

 

(その「昔」の時代に、今の人は生きてないかもしれませんが(笑))

 

今はとりあえず「古いからしかたない」とあきらめるしかないかもしれないですね。

 

ただ、いつかは、たぶん、

改善していかないと…

 

「日本の(東京の)地下鉄、古っ!暑っ!柱が邪魔!中国やインドの鉄道の方が快適だわ!」てたぶんなっちゃいますね。

いやもうなってるのか(笑)

 

とにかく、本当に使えなくなる前に、

壊れる前に、直すことを願います!

 

雨漏りしてるとことか、よく見かけますしね…

 

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