JR東日本・東京駅の「社員食堂」が一般開放されるということで・・
日比谷公園で開催されていた鉄道フェスティバルへ行くついでに行ってみました。
今日はとくに午前中は、豪雨で(笑)
鉄道フェスティバルではずぶ濡れでした・・
もう精も根も尽き果てて、そのまま帰宅しようかと思ったんですが(^_^;)
せっかくなので、東京駅へ行ってみようと。
事前の情報では「待ち時間1時間以上かも」というようなものをみていたので
子連れだし、もし待ち時間が長いようなら、行くだけ行って入らずに帰ろうと思っていたのですが・・
行ってみたら入れそうな感じだったので、体験してきました。
東京駅社員食堂の一般開放は
日本レストランエンタプライズという会社が発表していたのですが
この会社、東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)の100%子会社だったんですね。
列車内食堂とか、飲食店の営業とか
JR東日本関連の飲食を担っている会社のようです。
JR東日本の社員食堂の営業もやってるってことですかね。
ただ・・ちょっと不思議なのは
JR駅員さんとか、よくコンビニの袋持って歩いてるのをみかけたりするので
どこの駅にも食堂があったりするわけではないんだろうなというわけではないんだろうなと。
なぜ東京駅にだけ食堂があるのか(いや、他の駅や支社にあるのかないのか正確には知りませんが)疑問に思いました。
単純に、働いている人の数が多いからですかね?
東京駅社員食堂の地図・場所
発表資料に地図が載ってたんですが、実はけっこうわかりづらくて(笑)
http://www.nre.co.jp/Portals/0/release/161005.pdf
これ、どこ??っていう(笑)
なぜわかりづらいかというと、この地図、北が上じゃないからかなと。
行ってみた結果、判明した場所はこちらです。
GoogleMapで地図を確認しましょう。
「ホテルメトロポリタン丸の内」って書いてあるのが
「サピアタワー」です。
東京駅社員食堂(サピアタワー付近)とありますが
まさにすぐ近く。
わかりづらいんですが(笑)
要は、線路の下にあります。
下のストリートビューの中央部に「東京駅」という表示がありますが
これの右側の道を奥に入ったところに、東京駅社員食堂は存在しています。
「社員食堂」ですからね・・
そんなに目立つ必要がないため、すごく奥まったところにあって
しかも、外見はなんじゃこりゃ?!という入口です(笑)
東京駅の日本橋口を外に出て、左へ行けばOKです。
こういう門みたいなところの奥です。
この門、普段は閉まってるのかもしれないですね。
11:35頃に行ったのですが、そこそこ並んでました。
ただ・・思ってたほどでもなかったので、そのまま並ぶことに。
たぶんなんですけど、
今日は日曜日で、しかも3連休の中日なので本来なら非常に混雑する日だと思うのですが
雨が酷かったためか、たぶん少ない方だったんだろうと思います。
並ぶための列の線は、実際人が並んでいる範囲の3倍分ぐらい用意されていました。
↑
この部分は雨漏りが激しい(笑)
普段、お客さんが来ない場所だから、雨漏りもそのままなんでしょうね(笑)
さて、メニューはこれのようです。
2016年の情報はこちらです↓
期 間 2016年10月8日(土)から10日(月・祝)の3日間
場 所 東京駅社員食堂
営業時間 11時~15時(ラストオーダー14時30分)
※予定数に達したメニューから順次販売を終了していきます
この扉が、東京駅社員食堂が入っている建物の入口です。
ここに入れたのが11:55ぐらい。
20分ぐらい待ちました。
ここを入ってから、10分ぐらいで席につくことができました。
扉の中にあった自動販売機です。
社員価格と思われます。安い(笑)
ちなみに、入ってすぐの横に「事務室」という扉と・・
東京車掌区訓練棟
という部屋のドアがありました。
ちょっと開いてので、引き込まれそうになりましたが・・
危険な感じがするのでこのドアに触れるのはやめておきました(笑)
JR東日本のバックヤードを見たい、知りたい人にとっては
こういうちょっとした部分をみられることに価値を感じそうですね。
そして、ショーウインドーがありました。
普段からここで、メニューが展示されていそう。
入ってすぐのところで食券を買います。
Suicaでの支払いも可能でした。
奥の左側にあるのが厨房ですね。
食券を買って奥に進むと、すぐに料理が提供されます。
席へはグループの人数を聞いて、グループでまとめて座らせてもらえました。
席数は60席だと従業員のお兄さんに聞きました。
ちなみに、昨日、2016年10月8日(土)はめちゃ多かったらしく
1日で500〜600人の人が利用したとか。
ということは・・・10回転ぐらいしたと。
まあ・・正直、待ってる人が多く早く出なければとみんな思ってますし
かつ料理の提供時間はほとんどかからないので
滞在時間は短いです。
中に、そんなに見どころはないですからね(笑)
お茶か、水は自分で給茶機から持ってきます。
うちが頼んだのは
ハンバーグと味噌カツ、オムライスでした。
食べてみた感想としては
正直、特別美味しいわけではないです(笑)
おすすめは、オムライスか味噌カツ、あとは頼んでないけど唐揚げですかね。
カレーは・・具がないし
あれはたぶん、レトルトで売ってる「食堂車のカレー」をそのまま使ってるんじゃないかと(笑)
やや辛めでこどもには向きません。
オムライスのケチャップもちょっと辛めでした。
ちなみに昨日は、ハンバーグが一番最初になくなったそうです。
味は本当にたいしたことないので
600円で損をしない、という観点から選ぶと上の料理が良いかなと思います。
まあ・・東京駅付近で600円でこの料理を食べられる店は
無いと言えばないんですけどね。
ただ、社員食堂としては安くはないなと。
でももしかして、今日だけの料理が本来の社員向け料理より高いのかも・・
とも思ったんですが、壁に貼ってあったポスターに
これは一般開放で食べられるメニューではないのでたぶん本当に
普段提供されているメニューの一部かなと。
これをみる限り、やっぱりそれほど安くはないんだなと感じました。
社員向けでも東京駅価格ってことなんでしょうか(笑)
これも従業員のお兄さん情報ですが
「JR社員さんが普段ここ使ってるんですか?」と聞いたら
「使ってますよ!マスター・・駅長も使ってます!」と言ってました。
全員使ってるわけじゃないんですけどね、とはおっしゃってましたが。
マスターって言うんですかね・・(笑)
ぼくの聞き間違いなのか(笑)
料理の下敷きはこんな感じで。
折ると電車型になりました。
あと、こどもにはポストカードのおまけ付き。
ということで、
正直、レストランとしては微妙ですが・・
そりゃ、社員食堂ですからあたりまえですよね(笑)
JRの裏側、バックヤードを少しでも見てみたい!
という人には良い体験かもしれません。
JRの職員でも、東京駅で勤務していないと食べられないでしょうしね。
それにしても、あんなところに食堂があったとは・・(笑)