このTwitterまとめを見てまして。
男性は一定の年齢になるとなぜ「蕎麦打ち」にはまってしまうのか?「男性は蕎麦打ち、女性はパン焼きのイメージ」 - Togetterまとめ
わかる気がするわぁ〜〜と思って読んでたんですけど。
このまとめの中で、そば打ちのことが病気扱いされてました(笑)
そして、31歳からそば打ちを始めた夫のことを
「夫は31歳で罹患しました」と書かれていました。
そういえば、この「罹患」って難しい言葉だよな、と。
これ、読み方わからない人もけっこういそう、と思い、
ブログを書くことにしました。
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罹患の意味とは?
これは率直に言いますと、
病気にかかる、という意味です。
なので
罹患率=病気にかかっている人の割合
罹患者=病気にかかっている人
という意味です。
罹患の読み方は?書き方間違いの例
実はこっちの方がわからないという人が多そうですよね。
意味は前後の文脈から想像できますから。
罹患
大きく書くと
罹患
(スマホ等では大きくないかもしれませんが)
これ・・
「らかん」と読んでしまう人がけっこういます。。
そのため、漢字を
「羅患」と「羅(ら)」の字だと思ってしまう人がけっこう多い。。。
罹(り)なんです。
羅(ら)ではない。
「らかん」を変換したら「羅漢」という字が出て来ることもあるので
これと間違えてしまう人も多い。
「羅漢」だと仏教用語で、羅漢像などの仏像があったりします。
しかし今回のは「罹患」
罹患の読み方は
「りかん」です。
「罹」の漢字の意味は
病気や災難などを身に負うこと
だそうで、
「患」も病気になる、というような意味だそうですから
罹患と二文字続けて、病気になること、病気にかかること
なんだと思います。
けっこう間違えて「らかん」って言っちゃってる人がいると思いますが・・
いずれは「らかん」でもOKとなるかもしれないですよね。
「早急」も本当は、「さっきゅう」ですが、「そうきゅう」で通用してますし
「独壇場」という言葉も、本当は「独擅場」で「どくせんじょう」という言葉だったのが真ん中の字が「だん」と誤読されて
現在では「独擅場」(どくだんじょう)で通じるようになったとか(NHKでも「どくだんじょう」を使っています)
・・という風に、
言葉って変わっていくんですよね。。
言葉は生き物。