ひなぴし ドラマ考察

会いたくて、会いたくてふるえるシンドローム。トケルのブログ。

東京ディズニーリゾート・USJのチケット入場券価格値上げ推移比較、ランド・シー

日本を代表するテーマパークである

東京ディズニーリゾート(ディズニーランド・ディズニーシー)

と、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)

 

この2つのテーマパークは、毎年のように値上げしています。

パーク側が説明する理由は「設備投資でパークの魅力が増しているため」

ということで、新しいアトラクションやイベント等を導入するのに金がかかっているので、それをお客様に負担してもらおうということ。

 

しかし、なぜ値上げできるのかというと・・理由は簡単です。

 

値上げしても、お客さんが来るから

 

値上げしても、これまでの経験上そんなにお客さんが減るという影響が出ていないためです。

日本の他の遊園地は「客数減」が怖くて値上げができないんですけどね・・

ディズニーやUSJは強気に値上げができるという・・

 

チケット価格の上昇が来場動機を損ねない

おそらくなんですけど、東京ディズニーランド・東京ディズニーシー・USJへ行く人というのは、チケット代が高いから行くのをやめよう・・と思う人が少ないと思われます。

 

チケットが高いからやめよう

 

という考え方をする人の場合、「高いから別のことにしよう」となるはずですが

これらのパークには代替品がありません。

 

つまり、これらのパークへ行く人は、まず行くと決めて

それからチケット代をみることになるので

 

金額はさほど気にしていないんです。

 

ぼくの想像ですが、大半の方は

東京ディズニーランドやUSJのエントランスにあるチケットブースまで行って

初めてチケットの金額をみるんじゃないでしょうか(^o^;

 

そこで「高いね・・(^o^;」という会話は家族でなされそうですが

だからといって、そこまでいって、入場しない、という選択肢は無いと思われます(笑)

 

まあ、こういう構造なので

値上げをしても影響がないんですよね。

 

しかも、同じような経験ができる場所

というのは、

それこそ、ディズニーかUSJかぐらいの選択しかないわけで

かわりもありません。

 

また、東京と大阪とはっきり場所で住み分けていますから

代替品といっても、完全に代替にはならないのかなと。

 

東京観光や大阪観光に合わせていく人が多いですからね。

 

 

東京ディズニーランド完全ガイド 2018-2019 (Disney in Pocket)

東京ディズニーランド完全ガイド 2018-2019 (Disney in Pocket)

 
なぜ日本だけディズニーランドとUSJが「大」成功したのか?

なぜ日本だけディズニーランドとUSJが「大」成功したのか?

 

 

チケット入場券の価格値上げ推移比較

開業年

1983年 東京ディズニーランド

2001年 東京ディズニーシー

2001年 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン

 

こちらに書くのは「パスポート」の価格です。

つまり、このチケットを持っていれば、入園と園内のアトラクションが乗り放題というものです。

この記事公開時点では、東京ディズニーリゾートもUSJもその券種しかありません。

 

昔の東京ディズニーランドには入園だけして、中のアトラクションは別料金で

という楽しみ方もあったようですが・・

今はそれはありませんので。

 

  東京ディズニー USJ
1983年 3900円  
1987年 4200円  
1989年 4400円  
1992年 4800円  
1996年 5100円  
1997年 5200円  
2000年 5500円  
2001年   5500円
2006年 5800円 5800円
2010年   6100円
2011年 6200円 6200円
2012年   6400円
2013年   6600円
2014年 6400円 6790円

6980円
2015年 6900円 7200円
2016年 7400円 7400円
2017年   7600円
2018年   7900円

 

❉USJは2018年1月31日から値上げ予定

 

※消費税増税

1989年 3%

1997年 5%

2014年 8%

 

※USJは、2005年にゴールドマン・サックスへ身売りされ、運営母体が変わりました

※2014年は消費税増税とハリーポッター開業で、USJは2回の値上げを行ったものと思われる

 

 

正直、これまで、値上げをしても、入場者数が減っているというデータがありません。

USJは経営母体が変わってから、チケット価格を上げていますがその分投資も増やして、かつ考え方を変えて「映画」テーマのものへのこだわりを捨て、日本のアニメやマンガ等あらゆるエンタメを取り入れる方向へ舵を切ったため、魅力が増し、来場者数は増えています。

 

テーマパークの成功図式としては

大規模な投資→来場者増加→収入増→大規模な投資

の繰り返しだと思われます。

 

大規模な投資を繰り返すと維持費等も上がっていきますので

当然、利用料金が上がるというわけで・・

 

魅力あるものを作り続けられる限り

このサイクルはうまく回るでしょう。

 

 

まあ、悪い予想があるとしたら・・

 

・日本人の子供が減っている(少子化)

・それによって人口自体が減っていく(近隣からの集客が減る)

・今は海外からの旅行客が多いが、ずっと続くとは限らない

 

こういったところでしょうか。

 

もしかしたら、日本のテーマパーク運営企業が

海外でのテーマパーク運営に乗り出す、なんていうことも

あるかもしれないですね・・日本の将来を悲観して・・

 

 

 

実際・・チケット価格は

少なくとも、1万円ぐらいまではいずれ上昇すると予想します。

 

じわじわと・・あの、タバコの増税による値上げのように・・(笑)

 

あんまり急激に値上げすると、もしかしたら来場者数に影響が出ちゃうかもしれませんからね。

じわじわと・・

 

海外のテーマパークはたいていそれぐらいの金額だと思われます。

しかし、日本のテーマパークは海外と比較すると狭い気が。。

 

その辺を今後の拡張工事でどう改善していくのかが注目ですね。

近隣に新たな土地を買うのか。

 

少し離れた場所や全く違う場所に姉妹パークを作るのか・・?!

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