ひなぴし ドラマ考察

会いたくて、会いたくてふるえるシンドローム。トケルのブログ。

映画 カメラを止めるな! ネタバレなしの鑑賞おすすめレビュー

映画「カメラを止めるな!」を遅ればせながら観に行きました。今さら感はあるのですが、感想・クチコミ・評価・評判・レビュー、楽しい「カメラを止めるな!」の見方を書いてみたいと思います。

 

たいてい映画の感想を書く時は「ネタバレあり」で書くのですが、今回は「ネタバレなし」としたいと思います。

ただ・・もしかして一部でも内容紹介してしまったらごめんなさい。そのときは許してください。

 

また、内容を全くしゃべらないとなると、かなり紹介したりおすすめしたりするのに制約があると思われます。ですので、わかりづらかったら、本当に申し訳ありません(笑)

 

 

あと、勝手な想像で書いていることがほとんどなので、事実ではないこともあるかもしれません。個人の勝手な感想として、勘弁してください(笑)

 

脚本がよく練られていて面白い(伏線が回収される)

とにかくお話として面白いです。どう面白いかはネタバレになるので書けませんが・・(^_^;)かなりよく考えられた話だなと感心するほどです。「伏線回収」というより「あ、そういうことだったのかー!(笑)」という感じです。大きな制作費をかけた映画でも面白くない映画がたくさんある中で、映画の面白さはお金は関係ないんだなと感じさせてくれます。いろんなところから横槍が入らずに、製作者(監督)が好きなように作ったことでこうなっているんだろうな、と想像できます。

 

観ている人を裏切る

「こうだろう」と思ってみているものをまんまと裏切ってくれます。それがまた心地いい。でも「裏切られるんだろうなー」なんて思いながら観ないでください(笑)とにかく、目の前にある光景をありのままに受け入れてください。そうしていくことで、後半もっと楽しくみることができます。

 

 

監督も俳優も誰も知らない・・のがいい

全く知らない監督さんが撮っていて、全く知らない俳優さんたちが演じているので、変な先入観がなく楽しめます。また「知らない俳優」さんだとしても、その個性は光るひとたちばかりで、さらにその個性を活かすようなキャラクターで出演されています。(特別な出演者選びをして、さらにあてがきしているとか・・)

どこかで誰かが書いていましたが、この映画がヒットしたからといって、有名俳優が出演してリメイクしてしまうとこの映画の良さは半減以下になってしまうのではないか?と思います。

 

予備知識なしの方が楽しめる(予告の動画もみない方がいいかも)

本当に何も知らない状態でみるのが一番この映画を楽しめると思います。ネタバレみてから映画をみたらきっと「それなり」の映画にしか見えません。ネタバレサイトは見ずに映画館にいく、もしくはDVDをみるなどしてみましょう。「驚き」を楽しむことができると思います。

 

不安、違和感を覚えておくと良い

とくに前半ですが、観ていると・・何らか違和感や、あれ?この映画大丈夫?と不安に思うようなシーンが出てきます(^_^;)しかしそういうシーンこそ実は大事です。こういうシーンをしっかり覚えておきましょう。インディーズの、お金がかかってない映画だから変なわけではないんですよ実は。あとからこの違和感が効いてきます。

 

笑える

純粋に笑える映画って少ないと思うんですよね。たとえばドラマとかですでにその世界観を知っていてそれで映画をみるというなら、そういうことがあっても普通かと思いますが、この映画は、この映画だけを先入観・事前情報なしでみて、笑えます。そういう映画って・・なかなかないと思うんですよね。。単純なコメディ映画ではないですしね。

 

ゾンビホラー、コメディ、ファミリー?

この映画のジャンルは、難しいです。ゾンビ映画(ホラー映画)、コメディ映画、ファミリー映画(ヒューマン・ドラマ)いろんな要素が詰まっています。

制作費をかけないでここまでの表現ができているのは、やっぱり入念に練られた脚本によるものかと思いますが・・

アイデアがすごいです。

 

 

最後に、

この映画は上映時間1時間45分ほどあります。30分ちょっと経過したときにあれ??と思うことがあるかもしれませんが、ぜひ上映時間が経過するまで、最後までみてください。そうでないと、「カメラを止めるな!」の魅力はわかりませんよ。

 

 

乗り物酔いする人は対策したほうが良い場合も

一部のシーンで、かなり手ブレした映像が続くところがあり、「気持ち悪くなった」という声もありました。

 

心配な人は酔い止め薬を飲んでから鑑賞することをおすすめします。

 

ちなみにぼくも相当乗り物酔いする方なので、心配していましたが、なんとか大丈夫でした。

 

もうひとつのアドバイスとして「最後列ぐらい後ろの方でみる」というのがあり、最後列で鑑賞したから良かったのかもしれません。

うしろの方だと、映画の映像画面以外の周りも目に入るので、目が回りにくくなるとか。

 

ということで、本当に心配な人は

 

・最後列でみる

・酔い止めを飲んでおく

 

という準備をしてからみましょう。

 

「ワンカット」「長回し」映像作品のおすすめ

「カメラを止めるな!」では、「ワンカット」という、一度もカメラをとめることなく撮影し続ける、という手法が使われています。

 

「ワンカット」「長回し」ってやっぱりすごいですよね。舞台と同じといえば同じですが、カメラが撮っていると思うと、そのカメラやカメラの背後にいるスタッフが移動しながら撮影しているわけで・・。テレビの画面で舞台よりもはっきり見える分、はっきり見えるようにカメラが苦労してしっかり撮影しているってことですね。

 

もしほかの「ワンカット」「長回し」作品を観てみたいという人は・・↓

 

「ワンカット」「長回し」と呼ばれるような手法で撮影された映像作品で、ぼくがおすすめするのは、三谷幸喜さん脚本のものです。

 

WOWOWで制作されたものですが、Amazonプライムで観ることもできます。是非気になる方はみてみてください。プライム会員でない方も、「無料体験」で視聴できますよ♪

 

 

中井貴一さんと鈴木京香さんの二人芝居です。

ワンカットで撮影するの、相当大変だっただろうなと。移動しながらですし。舞台のような話なんですが、完全に外を歩きながらなので・・全く違う雰囲気です。

 

 

こちらは竹内結子さん主演の空港が舞台の話です。たくさんの出演者がいます。三谷ファミリーって感じです。

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