ひなぴし ドラマ考察

会いたくて、会いたくてふるえるシンドローム。トケルのブログ。

「テセウスの船」最終回で登場する真犯人は田中正志( 霜降り明星せいや )

TBS系ドラマ日曜劇場「テセウスの船」

全10回の第9回が終わりましたが真犯人は明かされず。

真犯人が登場し動機が明かされるのは最終回になることがわかりました。

 

第9回は「真犯人候補」と言われる人たちが全員「あやしい」行動をとってました(笑)

誰が犯人でもおかしくない状況ですが・・ぼくなりに犯人を予想してみました。

 

「考察」「推理」ではなく「予想」です。

正直、考察・推理できるほどのヒントが提供されていないんですよね。

なので、あくまで想像からくる予想としてお話しします。

 

真犯人は、ズバリ

田中正志

(霜降り明星 せいや)

です。

テセウスの船、田中正志、霜降り明星せいや

 

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この内容は動画でも↓

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音臼村祭が引き金になっていることは間違いない

心が発見した音臼村祭のチラシ。

 これは明らかに真犯人からの心へのメッセージです。

心は「石坂校長へ話を聞きにいけと言っている」ととらえていましたが、要は、音臼村祭で起こった事件のことをちゃんと知れ、ということなんだと思います。

 その音臼村祭を知れということはそれが動機になっているということ。

 

単純に考えると、被害に遭った人の息子である徳本があやしくなってしまいます。

 徳本のお母さんが、毒キノコによる食中毒で犠牲になったとのことでした。

徳本が文吾を恨むとすると・・殺したのが文吾?という話になってしまいますが、それはないと思います。また、殺すまではしていなくても、殺すに近いことをしてしまったということもおそらくないと思います。

 

もし「殺す」ことまでしているとしたら、徳本は文吾や佐野家に相当つらくあたるはずですが、そんな描写はありません。第9回でも帰ってきた文吾と佐野家に井沢とともにイノシシ鍋?をふるまっていました。

「あいつ・・図体でけ〜からな・・」と不敵に言っていたのも、イノシシをとらえるトラップだったのだと思います(笑)

農家の徳本は害獣であるイノシシ用のトラップ作りはできそうですが、猟師ではないため食べられる状態での確保はできなかったのかも。その結果、佐野家と食べたものは「猟師から分けてもらった」ものになったのではないでしょうか。

文吾を埋める穴を掘るなら、解放しませんよね(笑)

徳本が捕らえる対象を「あいつ」と表現していたのがとてもややこしいですが、それを聞いて井沢も笑ってたので(笑)バックミュージックが完全に「悪巧み」してる人用のものでしたけど(笑)

 

なお、校長も含めた村人たちの複数犯説を唱えている人もいますが、さすがに村の大事な子供たちを大量毒殺するとか、考えられないと思います。村人がそんなことしたらそれは村を壊すテロですよね…

 

話をもとに戻し、

じゃあ音臼村祭で起こった食中毒事件が文吾とどう関係するかを考えると・・

おそらく、「加害者側」だった人間が文吾を恨むことになったのではないかと。

誰かのミスで毒キノコを混入させてしまった。

ミスなのか、全く意図せずだったのかは不明ですが、毒キノコを入れてしまった人もしくはその関係者が文吾を恨むことになった。

 

たとえば、「正義」にこだわる文吾が、「もしかしたら意図的に混入された事件かもしれない」と思い一生懸命捜査、その結果、毒キノコの混入経路が判明した。

それがとくに意図的に行われたものではなかったことはわかったが、混入させてしまった人を明らかにしてしまった。

それによって、その人が自殺してしまった・・

その後、その子がそれを「文吾のせいだ」と恨むようになった。

 

これがあてはまりそうなのは、田中正志です。

 

田中正志のお母さん

毒キノコ混入事件に責任を感じ、自殺してしまったのではないかと思います。

梅の木の前で徳本とお互いの母親の話をしていました。

そこでの会話で、正志のお母さんも亡くなっているという話でした。

 

完全な想像ですが、田中家はもともと仙台市に住んでいたので、音臼村祭の1977年も音臼村には住んでいなかったと思いますが、何らかの事情で祭の準備から参加していたのだと思います。

普段からキノコ狩りを行っているわけではなく、キノコを見分けることに慣れていない正志の母親が採ってきたキノコが実は毒キノコで、それを食材として使うことにしてしまった・・ということではないでしょうか。

 

石坂校長(笹野高史)もあやしいがおそらく心の味方

 石坂校長は心に、自分の息子を重ねて見ているぐらいですから、心を悪く思っている可能性は低いと思います。

 

木村さつき(麻生祐未)とのシーンで「(心が)来ましたね」「みきお君は?」と言ってあやしい目つきをするところが第9回でありましたが、第8回では校長と木村さつきが言い争っているシーンがあり(声は聞こえず)、そこではおそらく「心について」さつきはみきおを悪く扱う心を悪く思って校長へ排除を申し出るが、校長は「まあまあ・・」となだめていた、そんなところではないかと思います。

 

さつきは雪崩を予知した心を間近で目撃しているので、心=未来人という認識を持っている可能性があり、それを校長へ話していたかもしれません。だから校長は心にそれを話したのではないでしょうか。

 

他にも校長にはあやしいシーンがあったのですが、それは正志が捨てられたフロッピー等について通報しているところを遠くからみているところでした。

これは・・おそらく、校長が正志を前からあやしいと思っていて監視している、ということなんだろうと思いますが・・いかがでしょうか。

正志は父親が死んでしまったら、この村にはほぼ用はないはずで、うろうろしている意味がわかりません。

 

田中正志の思い 

 自分のお母さんが、文吾が混入経路を明らかにしてしまったがために、村人が食べるスープに毒を入れてしまった犯人(おそらく知らずに入れてしまっただけで犯罪者ではないと思いますが)として周囲の村人から扱われたので

文吾も同じく「村人が食べるスープに毒を入れた犯人」にしたかったのではないでしょうか。

 

お母さんは最終的に、自分で自分を死刑にしてしまった。(自殺してしまったということです)

だから文吾も同じように死刑にしたい、そういうことなのではないでしょうか。

 

「村人が犯人だったら、村の宝といえる子どもたちを多数犠牲にするような事件を起こすか?」という話がありますが、正志であればありえる気がします。「ヨソモノ」ですので、村のこどもには思い入れがなく、殺しても心が痛まないのかもしれません。

 

村への恨みもありそうです。

「あんなことがあったけど今はすっかり村の一員だな」

「あんなことがなきゃな」

と言われていた正志の「あんなこと」は、「毒キノコ混入の犯人の子供」という話だと思います。

「すっかり村の一員だ」と言われていたので、つい最近までは完全に「部外者」扱いだったということだと思います。

  

「なぜ12年待ったのか」が少し疑問ではありますが、今回の事件は加藤みきおと一緒に起こしたものであり、田中正志1人では行わなかった、実行できなかったのだと思います。

加藤みきおという少年と出会ったことで実行することになった

ということなのではないでしょうか。

 

義男のところにたまにやってくる加藤みきおと田中正志は出会い、そのサイコパス的なところを知った、みきおの計画を聞くことになった、ところから利用しようと考えたのではないかと思います。

みきおが義男のところに出入りしていたことを考えると、他の人たちよりはみきおとの接点もありそうですよね。正志は。

 

 みきおを襲ったのは「脅し」だと思います。自分が将来殺される、ということを知ってしまったのかもしれません。でも、スタンガンを使っただけなら脅しかもしれませんが、青酸カリが使われていたそうなので、殺そうとしてますよね・・

 

もうひとつ謎なのは、正志の父親・田中義男(仲本工事)が音臼村へ移住してきた時期です。

仙台市青葉区から立候補、昭和34年〜昭和58年(1983年)まで県議会議員を務める

引退後の68歳から音臼村へ移住

1977年の音臼祭の際には音臼村にはいない。

 

ということなので、音臼村祭で事件があったそのあとに移住をしています。

これは・・田中義男は「贖罪」のつもりだったのかもしれません。妻が犯した罪に対して。

ただ、人を殺したくて殺したわけではないので、その考えに同意できなかった正志は一緒に音臼村には来なかった、ということではないでしょうか。

 

文吾は一連の事件の連続殺人の容疑を認め、自供

 最終回の予告にそのように記載がありますが、これは田中正志の母が亡くなったことに対する責任を感じての文吾の行動ではないでしょうか。(今まで正志の母が、これが原因で亡くなったということを知らなかった)

まあ、単純に、文吾は「このまま否定し続けてもおそらくおまえが犯人にされる。早く認めた方がいい。」と言われ、家族に迷惑をかけたくないのでやってない罪を認めて「縁を切る」と家族に言ってしまうのか。

 

ただし、この説は誰にでもあてはまる

ここまで正志犯人説で書いてきましたが、このストーリーは誰でもあてはまるんですよね。。

 井沢(六平直政)の奥さんが実は・・でも

石坂校長の息子が実は・・でも

 

この部分は、これまでのドラマで強く語られていないところなので、完全に想像するしかないと思います。

これまでのドラマを隅々までみて理解していたらわかる!というものではないんだろうと思います。

おそらく、ストーリーが進行していく途中で真犯人を決めたのではないでしょうか。

 

最終的な決め手

メタ的な話でしかありません(笑)

 

田中正志が真犯人である、という最終的な決め手は、まずはこちら↓

www.hinapishi.com

田中正志役の霜降り明星せいやさんが公式Twitter/Instagramで投稿した動画の背景が、完全に「テセウスの船」のロケ地、文吾と加藤みきおが会っていた「仙南キャンプ場」の場所だったんですよね。

あのシーンに田中正志がいるとしたら、犯人役でしかないと思います。

 

もうひとつは、第9回がほぼ全員、真犯人かもしれないという要素を盛り込んできていたのですが、どちらかというと田中正志はあやしさが非常に薄かったです。

なので逆にあやしい、ということ。

 

たぶん最終回もいきなり真犯人登場!ではなく途中までは「徳本あやしい」みたいになるとおもいます。

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 ということで、最終的な真犯人予想は

田中正志

(霜降り明星 せいや)

です。

 

 

ちなみに、第9話終了時点で、文吾はすでに真犯人を知っていて、その罪をかぶろうと考えているのではないかと思っています。

 

次回予告で文吾が真犯人らしき人に「おまえだったのか」と言ってるシーンがありましたが、警察官の服装だったため、警察に拘束されたこのあとのシーンではないんじゃないか?と考えています。

まあ、、拘束されたあとまた解放されそうなので、そのあと、という可能性もありますが…

おそらく、真犯人から解放される時に実は真犯人と話したのではないかなと想像します。その時のシーンではないかなと。

 

次回のあらすじによると「文吾が犯行を自供」とあったので、解放された時点で文吾は罪をかぶるつもりで家に戻っていたのかもしれません。

一旦解放され、また警察に拘束されているので、自供するタイミングまで真犯人と話していたのか…?

 

文吾が真犯人に対して責任を感じてしまう理由が、あるような気がします。

 

 

それにしても、駐在所で使っているワープロの「駐在日誌」に、「犯行記録を残す」とか、ありえないでしょ(笑)しかも「念の為」として「青酸カリは家の裏庭に埋めた」と書いてる(笑)「念の為」なら記録残さないでしょ(笑)

これを証拠に、本気で警察が文吾を疑ってるなら、文吾を犯人にしたいからということしか考えられないですよね。どんだけ警察無能やねんという(笑)

だからといって、真犯人が馬渕刑事(小籔千豊)や森刑事やったら・・えぇ〜!?ってなるわ〜〜(笑)

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森刑事は最初から登場してるから、可能性ゼロではないかもしれないですね。文吾に出世の邪魔をされたとか・・?いやいやいや。唐突感ありすぎなので、やっぱり田中正志でお願いします!

 

この内容は動画でも↓

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