ひなぴし ドラマ考察

会いたくて、会いたくてふるえるシンドローム。トケルのブログ。

ドラマ「テセウスの船」霜降り明星せいや がラジオで語った裏話、オールナイトニッポン0

TBS系ドラマ日曜劇場「テセウスの船」で、最終回、真犯人役を演じた霜降り明星のせいやさんが、自身が出演しているラジオでドラマについて語りました。

これまではドラマ放送中だったため、あたりさわりない話だけでしたが、今回は放送終了後ということもあり、本当にいろんな話を聞かせていただきました。

 

2020年3月27日放送のニッポン放送「霜降り明星のオールナイトニッポン0(ZERO)」です。

 

せいやさんが現場で竹内涼真さんや鈴木亮平さんとどんなふうに交流したかや、どんなふうに役作りに挑んだのか、という話しもたっぷりされていましたが、今回ご紹介するのはドラマを見ていた視聴者目線で面白いと思えるエピソードに限定したいと思います。

 

www.instagram.com

 

詳しくはラジコや・・その他方法で視聴してみてください。

 

ラジオで明かされた内容を箇条書き(●)し、そのあと僕の意見・感想(★)を述べたいと思います。

 

www.youtube.com

 

このブログの内容はYouTube動画でも公開しています。

www.youtube.com

真犯人であることは初めから知っていた

●実はせいやは、ドラマの話がきたときから真犯人役だと知っていた

●せいや

どんどん視聴率が上がってきて、いろんな考察が出てきて、「せいやはありえへん、演技できへんし、あいつに黒幕は無理」をみてたんで、くやしかった

周囲の役者さんはみんなすごくて、自分が最後気がゆるんだ演技をしたら全て台無しになってしまうから、それはもう死ぬ気でやった

やりすぎて、家で大きい声で何回も練習しすぎて、通報されて家に警察がきた

ピンポーンってきて、「すみません」って15人ぐらい警察の人きて、「おまえを許さない、人生を踏みにじられた」みたいな声を1人で言ってるのが聞こえたって言って警察の人が家に入り、言わざるをえないのでドラマの練習してました、ドラマの台本をこれ、って言ったら警察のうちの1人が「あ!この人出てる人だ!結果聞きたくない!撤収撤収!」で出ていった。

●せいや

ラジオでほんまに言わんようにしてた。ラジオの生放送はこわかった。

もし自分が犯人や、ということいったら終わり。

粗品にも言ってないし、誰にも言ってなかった

●鈴木亮平

第1回からせいやがどうやら重要な役であることは聞いていたがまさか真犯人とは思っていなかった。途中で田中正志のあやしい表情を撮る撮影なんかがあったが「それはないやろ!」と思っていた

 

★最初から「真犯人だ」と聞いていたというのは驚きでした。途中まで放送した段階でせいやさんの演技で真犯人大丈夫!となってから明かされたのかと思ってました。最初から「あいつが真犯人なわけがない」の裏をかくというのが制作側の意図としてあったということですね。でも、それにしても賭けですよね。せいやさんの演技が完全に大根である可能性もあったわけで。まあ、普段の漫才の様子なんかもみて「大丈夫」と思ってもらっていたということかもしれないですね。

主人公である田村心役の竹内涼真さんも途中までは真犯人を知らなかったと言っていたので、おそらくせいやさんだけが知っていたんでしょうね。

警察の話は「本当かなぁ〜?」とは思いますが、話を盛っていると考えても、近いことはあったんじゃないかと思いますね〜。

 

竹内涼真さんのこと

 ●竹内涼真さんはとにかく好青年。めちゃくちゃいい人。芸人と俳優の分けみたいなのが全くない。妹が竹内さんのファンです、って言ったら「え?テレビ電話します?」みたいな(笑)

竹内涼真さんとLINE交換できた。やった嬉しい!って言ってるとき、俺は死体のメイクやった(現代編で田中正志が殺されるシーンの撮影)

 

鈴木亮平さんのこと

 ●せいやに秘密でサプライズゲストとして鈴木亮平がゲストとして登場!

●撮影現場では役作りのため、せいやと密に会話を交わすことはなかったが

本当は霜降り明星のファン。本当はせいやとも話がしたかった。

●ぜひ番組に出たいという鈴木亮平さんからのオファー。実はこのラジオ番組を第一回から聞いているとのこと。

●はっきりとは聞いていなかったものの、第一話から「実はせいやさんは重要な役らしい」と聞いていた。演技は緊張感がないとだめ。せいやに対して竹内涼真はいい人でいてくれ、鈴木亮平は緊張感を保つから、という話をしていた。そしたらせいやからすごくビビられていた。せいや「怖かった」「全然しゃべらんかったもん」「怖いというか、ストイックな人やな・・という・・」「変態仮面とか関西人って聞いてたからバラエティの感じでしゃべれるのかなと思ってたら、役に入っていて」

●鈴木亮平は、第一話からせいやの行動をチェックしてメモしていた。携帯に。

●鈴木亮平としては、テセウスの船の撮影が終わり、このラジオ番組に出演するまでが「テセウスの船」と思っていた

 

★「第一回から聞いている」はサービストークかなと思いました(笑)出演しながら「この時間は眠いですね」と鈴木亮平さんは言っていたので。ラジコでわざわざ聞いていたんでしょうか(笑)でも、霜降り明星のお二人のことが好きなんだろうなというのは伝わりました。

たしか、ドラマ撮影の打ち上げが新型コロナの影響でなくなったという話もしていたような気がするので、「実はあのときはこんなこと考えていたんですよ」と鈴木さんがせいやさんに話す機会がなかったのではないかと思います。それでこのラジオでその辺りの話ができて嬉しい、というのがあったのではないでしょうか。

 

鈴木亮平さんの演技について

 ●鈴木亮平はオンエアをみない、テセウスの船をみてない

●自分に戻って客観的にみたくない、フィクションと思いたくなかったので

●老人文吾のシーンの撮影が2回あった。一度目のときは事前に声を枯らして撮影に挑み声も変えた。二度目は老人シーンのあとに若いシーンの撮影も必要だったため声は枯らせず前回の経験から似た声を出すよう努力した

 

●途中までは鈴木亮平も自分が犯人かもしれないと思っていた

最終回まで真犯人を知らなかったので、もしかしたら自分かもしれないとは思っていた。

最後「無罪」となったときに「ニヤッ」と笑うのか。

8話9話ぐらいまでは、実はちょいちょい悪そうな、悪くもとれそうな顔・表情をしてみようかなと思っていた。

 

★役に合わせて体型も自在に変えてこられた鈴木亮平さんですから、声を変えるのも当然ですよね。視聴者の中には特殊効果によるものだと思った人もいるようです。

「文吾のあやしい表情」は実際に考察されてましたよね(笑)これ、やっぱり意図的にあやしい顔つきにしていたようです。まあ、鈴木さんも「自分かも」と思ったのなら、それもありえるよな、と思いました。初めから出演者全員に真犯人を伝えてないと全てがつながる演技は難しいですよね。でも全員に言うと、おそらく流出リスクもあるので・・伝えるべきかどうかは難しいところですね。

 

最終回(真犯人判明)について

  ●鈴木亮平は、本当に最終話の台本をもらうまで真犯人を知らなかった。

みたあとにせいやへ「よろしくおねがいします」と言ったら、すごい顔してて

「死ぬ気でやります」「M-1のときぐらい気合いれます」

うれしかったのと同時に、空回りしないかなと心配した。

榮倉奈々さんと話したけど、大丈夫かなと。

●せいやは榮倉奈々さんからは「せいやさんにかかってますからね、おねがいしますよ」と言われてすごくプレッシャーを感じた。 

●撮影当日、鈴木亮平がすごいなと思ったのが正志が犯人だとわかって、これまでの人生を吐露するときに、泣きながら気持ちを伝えてくれて・・鈴木亮平は映ってない位置だったが泣いてしまった

●せいやのうしろに妹がみえたきがした

●せいやさん妹いるんですか?って聞いて、でなければあの演技は出てこないだろう

そしたらいると聞いて、やっぱりと思った

 

カミウスの船(髪薄の船)

 ★せいやさんは2018年7月「アメトーーク!」(テレビ朝日系)「薄毛バレたくない芸人」特集に出演したことがあるなど、髪薄いの一面をもった芸人さんです。

テセウスの船最終回をみたファンからは「髪をつかまれるシーンで髪が心配すぎて内容が入ってこなかった」とまで言われていました。

 

●鈴木亮平がせいやの前髪をガッとつかんだことについて、リハーサルでアドリブでやってみたが、つかんだ瞬間にこれはちょっとだめかなと思った。

●本番は首をつかむことにした。監督からはOKって言われたが、助監督から「あれ?リハでは髪つかんでませんでした?あっちの方が好きだったな」と言われ、結局、髪をつかんだ。

●本気でやってるシーンだったが、髪を掴む手は軽めにした、ゆるめた

 

 

★鈴木亮平さんにそこまで気を使わせるとは・・(笑)せいやさんのそういうところも知っているということは、やっぱり鈴木さんは霜降り明星が好きなんだなと思いました。

 

●このシーン撮影のあと、女性マネージャに話を聴いたとき

「はぁはぁ・・今のシーンどうだった?(髪ぐしゃぐしゃで)」

女性マネージャ「いや・・今のは、髪ウスの船かもしれないですね・・」

「しばいたろか!」

 

★「カミウスの船」はパワーワードですね!これ、放送中に出ていたら、きっとTwitterのトレンドに上がっていたのではないかと思いますね。

 

 

Paraviについて

●パラビ用の声撮り最終は昨日(3/26)だった。なので、本当のクランクアップは3/26

 

●Paraviの映像は本来は放送用で撮ったもので入り切らなかったものでできている

●Paravi用として撮影したものはなかったという認識

 

★これは意外ですね。せいやさんの認識ではありますが「パラビ用」として撮影されたわけではなく、放送ドラマ内におさまらなかった分をパラビで流しているという認識なんだそうです。

制作陣がどう考えていたかはわかりませんが・・まあ、10話という枠の中でいろいろ表現するのは制限があるってことですよね。放送時間とか枠については、製作する人が決められるわけではないでしょうから、入り切らない分をパラビでみせる、というのはありなんじゃないか?とぼくは思いました。

 

 

 

 

意外と田中正志は何もしてない

 ●実行犯はみきお。金丸を殺したのも、田中義男を殺したのも、いろいろ毒を入れたのもみきお。田中正志がやったのは、最終回で文吾に切りつけて、その後自分を刺すよう仕向けただけ。最後に心にナイフが刺さったのも不可抗力で殺意はない。なので、田中正志はそれほどの罪にはならないのではないか?

 

★みきおが最終回で、さつきと一緒にカフェを営業しているシーンがあり

さすがにあれだけの殺人を犯した犯人が幸せに暮らしている描写はおかしいと話がありました。

少年犯罪なので死刑にはならず、出所して普通に生活している可能性もありますが

ぼくはおそらく、みきおは全ての記憶を失っているものと想像しています。

事件に関するものはもちろん、鈴に対する思いも、もっというといじめられた経験も。なので、全く別人になったということではないでしょうか。

また完全に記憶を失ったことで問われる罪も軽くなったのではないかと想像しますが・・いかがでしょうか(ほんとうにそういう配慮がされるかは不明です)

 

 

ちなみに、鈴木亮平さんからラジオに出演する霜降り明星の二人への差し入れは

オレンジジュースだったそうです。

毒入ってたんでしょうか(笑)

www.instagram.com

ナインティナイン岡村「せいやすごい」

 ナイナイの岡村さんも出演するラジオ・ニッポン放送『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(2020年3月26日放送)で「テセウスの船」に出演していたせいやさんについて語りました。

 

「最後びっくりした。まさかやわ。黒幕、びっくりした。大活躍やがな、せいやが。びっくりした」

「第7世代はすごいな」

「俺なんか、大河の馬のシーン、台本に書いてなかった。『え! 馬引きますの!?』って」と、出演しているNHK大河ドラマ『麒麟がくる』で、当日急に自分が馬を引くことになってテンパったというエピソードを披露したそうです。

「なんとか(セリフ)言えたと思って、『テセウス』見たら、せいやすごいなって。コイツこんなことできるんやって。お笑い第4世代のお兄さんがこんなにテンパってるのに、ナイフ持ってあんなお芝居すごいな」「素晴らしい」とべた褒めだったようです。

 

また、「一番びっくりしたのは、最後の澤部さんね。うわっ澤部さん出てる! って。この子がこうなったんだって。お兄ちゃん役。なるほどって」

という話もされていました。

 

ダウンタウン浜田

自宅でみていて、真犯人登場時に「おまえかい!」と突っ込んだ、と収録時に霜降り明星の二人に話してくれたそうです。

 

このブログの内容は動画でも公開しています↓

www.youtube.com

このブログへメール 削除依頼