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最愛ドラマ 考察 加瀬賢一郎を深読み考察!必見シーンまとめ!再視聴の時はここに注目しよう

最愛、加瀬賢一郎

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2022年の年始のおやすみには、ドラマ「最愛」を再視聴して楽しみましょう!

2022年1月1日から、Paraviでディレクターズカット版が公開されるそうです。

内容が大きく変わることはないとは思いますが、本編で未使用だった映像が追加されたりすると思いますので、「最愛」の雰囲気を楽しみたい人は、休み中にあらためて一気見してみてはいかがでしょうか。

 

加瀬賢一郎(井浦新)について、再視聴するときに「注目してみると良い」と思うシーンを取り上げてみたいと思います。

 

先日公開したこちらの「深読み考察」記事も、ぜひご覧くださいね。

www.hinapishi.com

なお、「ネタバレあり」で書いていきますので、ネタバレがだめな人は一度本編を視聴してからご覧くださいね。

以前の考察で話した内容も含みますが、ここでは簡単に話しています。

もしより詳しい話を聞きたい場合は、最愛の関連記事をご覧ください。

加瀬は左利き

達雄が渡辺康介事件を回想しているシーンで、達雄の共犯者と思われる人が鍵を閉める手が左利きと言われていました。

「最愛」の中で明らかに左利きだったのは、大輝と梨央でしたが

実は一見、右利きの加瀬も、左手をよく使う人でした。

ご飯は右手・・

でも、他のことはけっこう左でやってるんですよね。

物語の中で、加瀬は右手を使うシーンと左手を使っているシーンがあるので、加瀬がどの手を使っているかに注目してみると面白いと思います。

第1話、加瀬が優に言った「これで終わりじゃありませんよ」

これはもう、完全に、加瀬は「自分に言い聞かせている」感じですよね。

白川郷を離れる梨央を迎えにきて、そこに残る優にかけた言葉です。

このときすでに、梨央だけでなく、優のことも加瀬は守る決意をしていたわけで。

ここに優を残すのは今だけのこと。

このあとは私が守りますから、迎えにきます。

という意味だったのでしょう。

前回の記事でもいいましたが、「幼い頃に親を失ったつらさがわかる」加瀬は実は梨央よりも優に対する想いが強いように思います。

渡辺康介事件で達雄を手伝ったあとのことと考えると、とても深い言葉ですよね。

優がその時のことを覚えていないことが、優がショックを受けないためにはありがたいことでもあり、

でもそのとき加瀬が救ってくれたことを覚えていないことは少し悲しい話だなと思います。

第2話、加瀬がどう見られているか

山尾が加瀬のことを説明していました。

「あの会社、法務部に加瀬っていう弁護士がいる。真田ファミリーの番犬。警察だろうがマル暴だろうがおかまいなしだ」

加瀬のことは警察でも有名ってことですね。

第2話、加瀬「家族にも知られたくないこと・・あるの?」

真田家にやってきてすぐの梨央を加瀬が夕食に誘ったときのことです。

「言いたいことがあったら私に話してください」

これは、加瀬が確認したんでしょうね。

梨央が康介事件のことを思い出しているのかどうか。

梨央が何かを隠しており、おそらく康介事件がらみのことではないかと、この時点で加瀬も気づいていたのだと思います。

第2話、笠松です

加瀬には忠実な部下、笠松がいるようです。

よる、会社で何かの資料をみていたら電話がかかってきました。

大輝が梨央の家の近くに張り込んでいたこと、警察かどうかはわからないが、随分親しげで・・と、笠松は加瀬に報告していました。

笠松は加瀬の指示で梨央のことを常に見守る役割を与えられていたようです。

 

第10話では渡辺昭事件当時のことが明かされますが、

梨央が芝池公園の近くで車をおりたことを加瀬に報告したのも笠松でした。

この笠松も、加瀬の法務部の人間なんでしょうか。

そうすると、加瀬の忠実な部下なので笠松も弁護士だったりするのか・・と想像できますね。

加瀬がいなくなったあと、梨央をしばらく支えるのは笠松・・なんですかね。。

いずれは優が弁護士になって・・と思いますが、まだ先の話ですので。

第3話、「さあ、帰りましょう」

いなくなった優を探し回る梨央にかけた言葉ですね。

新しい家族がいるから頼ってほしい。と。

逃亡した後藤にも、加瀬は手をさしのべていましたね。

真田家ファミリーの誰も欠けてほしくない、ということですよね。梨央はもちろん、後藤も加瀬はファミリーと認識していたのでしょう。

第3話、優の絵葉書を差し出す

梓から「優が会いたくないと言ってる、朝宮優であることも、姉弟であることも、捨てたいって。どういうわけ?」と聞かれた梨央は「姉弟の間のことだから」とだけ言いますが、おそらく加瀬はすでにわかっていたんでしょうね。優が過去のことを思い出したか、知ったのか、ということを。

第4話、渡辺昭事件のアリバイ

大輝と桑子が、加瀬・梨央を相手に渡辺昭事件のことを聞きに来たときのことです。

加瀬は、

23:30頃まで会社で梨央と打ち合わせ、その後24時ころに帰宅。

自宅に防犯カメラはない。

24時過ぎに社長へメールしていると説明していました。

このメールは証拠能力がないということでしたが、形だけでも行った加瀬のアリバイ工作だったのでしょうか。

24時過ぎは、加瀬が梨央を追いかけて公園へ向かっている頃かと思いますので、もしかしたら「今どこにいる?」というものかもしれないですね。

そうすると、やっぱり「交際してる?」と疑われてもしかたないですよね。

第5話、加瀬「さあ、どうする・・?」

後藤から渡辺昭の持ってきた資料を渡された加瀬。

後藤「息子がしんでいることをわかっているのか、いないのか。とにかく、その真偽をたしかめてみてはいかがですか。橘しおりも同じことを調べているんじゃないですか」

と言われたあと、加瀬は一人で資料を広げて・・「さあ、どうする・・?」

これは、渡辺康介事件の真実を知る加瀬だからこそのリアクションだったんですね。

渡辺昭がどこまでわかっていたのか、を確認していたのだと思います。

 

ただ、結局、昭が真相はやはりわかっていないということがわかったんでしょう。

加瀬はこのあとは、昭ころしを疑われている優を助ける方向に進みます。

 

こちらも加瀬は真相を知っています。なぜなら加瀬がころしてしまったので。

第6話、スイーツ好きの加瀬

このシーンは加瀬が純粋に前々から気になっていた店に梨央を連れてきた

ということだったそうです。

ちなみに、加瀬のスイーツ好きはこういうシーンにも表れていました。

第5話でかわいいピンクの紙袋を使っていました。

この紙袋は何らかのスイーツを買って帰ったときのものだったんですかね?

第6話、渡辺昭の落ちた池のことをあらかじめ知っていた加瀬

梨央からの「たすけて」に「了解」と答える加瀬。

当然、加瀬は初めから、昭がしんだ池のことは知っていて

優のビデオをみたときに、「自分が落とした池とは違う」とすぐにわかったのだと思います。

警察からは昭がしんでいた具体的な場所の発表はされていませんでした。

加瀬は初めから「優が落とした池と、昭がしんでいた池は違う」前提で動いていました。

それは民間科捜研への依頼でわかります。

事件に関係ない人なら思いつくはずがない、「池が違うのではないか」という検証を民間科捜研へ依頼していました。

犯人しか知り得ない情報で先回りして、優を助けていたんですよね。

 

ちなみに、警察の人をおどして捜査状況を聞いていたシーンがありましたが

これは警察がちゃんと、「池が違う」ことに「気づいているかどうか」を確認していたんですね。

 

優を助けるだけなら、「自分が犯人だ」と名乗り出るという方法もあるとは思いますが・・

 

梨央と優を幸せに導くことが加瀬の使命で、今はまだ自分が2人を助ける立場でいなければならない、だから今は自分も捕まるわけにはいかない、と思ったのだと思います。

最終的に、薬が承認されて、

優の病気が快方に向かう道筋が見え、梨央の会社の先行きが見えたその時、

加瀬は「使命を全うした」と考えて、2人の前から姿を消したんでしょう。

第7話、加瀬は優の憧れの人

六法全書を優のために買ってきた加瀬。

家庭教師も引き受けるという加瀬に対して梨央が「加瀬さんは優の憧れの人」と言います。

第6話では優が、加瀬に、加瀬が弁護士になるきっかけを聞いていました。

子供の頃近所にいた弁護士の話をした加瀬はその人に憧れて弁護士になったそうです。

その憧れが今度は優に引き継がれたんですね。

この物語は、まるで、大輝たち陸上部が取り組んでいた「駅伝」のように、

あらゆる思いが受け継がれる話のようです。

第8話、自分が代わりになろうと思った

梨央から「私のことどう思ってんの?」と聞かれ

加瀬は「家族だと思ってる。幼い頃に家族を失ったつらさ、わかるから」と言っています。

梨央に言っているので梨央のことを言っているようですが

実は優のことを指しているように感じました。

達雄がなくなったとき、梨央はすでに大きかったので。

幼い頃に親をなくした自分と優を重ねていたのかなと思います。

そして康介事件を経て達雄から引き継いだ、優と梨央を幸せに導くという使命。

「達雄の代わりになろうと思った」ということなんだと思います。

第8話、梓「私も同じことしてたと思う」

達雄の気持ちもわかる。

私も同じことしてたと思う。

と梓が発言したとき、加瀬は梓をこのような目でみていました。

これ、僕はリアルタイムの放送時は、加瀬と梓が一緒に協力していたと思っていたので、「梓も、実際やってるのにな・・」みたいな意味にとらえていましたが

実際にはこれを加瀬だけがやっていたんですよね。

「家族なら、そうするよな」というある意味、自分の選択は間違っていなかったという確信を持った瞬間だったのかなと思いました。

第9話、誰かの正義は誰かの悪

寄付金詐欺について、ちゃんと寄付したんだからいいでしょといった梓のことを怖いと言った梨央に対して加瀬がいった言葉です。

これは、息子である康介を探し続けた昭のことを言っているようにも思いました。

昭にとっての正義は康介だったが、康介によって被害を受けた人のことを昭はなんとも思っていませんでした。

第9話、加瀬「居場所は・・守りましょう」

加瀬は病院のベッドで寝ている後藤に対して「居場所は・・守りましょう」とつぶやいていました。

後藤は梨央と対立し、ことあるごとに梨央を社長の座から引きずり降ろそうとしていました。

それは、創薬事業に多額の資金をつぎ込むことに反対していて、それが真田ウェルネスや真田グループの業績を悪化させてしまうことを心配してのことだったようです。

後藤にとって、この真田グループというのは自分を育ててくれた場所であり、自分の全て。

これは加瀬と共通しています。

加瀬は「真田家」が自分にとっての真の家族と思っており、梓に仕えてきた。

だから、加瀬にとっても、後藤にとっても、

この「真田」という場所が「居場所」だったんですね。

 

第2話で、後藤が梨央に「この男、さつがいされています」と詰め寄ったシーンで、「社長を守りなさないよ」という後藤に加瀬は「了解(笑)」と返していました。

第4話では橘しおりの記事の件で後藤が梨央に詰め寄り、それに対して加瀬が説明しようとしたら2度も後藤が割って入って、加瀬の話を遮って梨央に話を続けるということがありました。

どちらも、加瀬と後藤の関係が悪くないことを現していますよね。

後藤も加瀬を認めているし、加瀬も後藤を認めている。

とくに後藤が話を遮った方なんて、加瀬が強く前に出て梨央を守ってもおかしくないところでしたが、そのまま後藤の話に耳を傾けていました。

 

梨央のためならかなり強引な方法もとる加瀬が、後藤が梨央に詰め寄ることにはとくに何も言わない。

 

後藤も加瀬も、自分の居場所である「真田家」を守ること

そのために行動する同志である、という意識は、ずっと前からあったということですね。

第10話、梓が落としたペン

加瀬は昭からペンを奪われていました。

そのため、昭とともに発見されたペンは加瀬のものです。

でも、加瀬は梨央からペンを持っているか聞かれたときは「持っている」と言っていました。

実は、梓が落としたと思われるペンを加瀬が拾っていました。

だから、加瀬が持っていたのは梓のペンということになります。

このシーン、「おつかれさま」と声をかけられて、加瀬は「おつかれさまです」と答えながらペンを拾っていました。

おそらく場所は社長室で、梓から声をかけられたのでしょう。

だから、梓もペンを拾う加瀬をみていた。

あとから梓は思い出したのではないでしょうか。このとき加瀬がペンを拾っていたことを。

梓は自分が昭ころしの犯人でないとわかっていますから・・

その現場からペンが見つかったとしたら、それはペンをなくした加瀬のものではないか、と思っていたということかと思います。

 

あとで後藤と梓はペンについて話していました。

後藤「なくしたペンはみつかりましたか?」

梓「あれはね・・あげたの、だから、探さないで。そのまんまにしといて」

 

また、橘しおり事件の時のアリバイが出てきて「アリバイ・・証明されちゃった・・」とも言っていました。

少なくとも、疑いがかかるのは自分にしたい、という思いがあったのだと思います。

そして、おそらく、加瀬が動いていることを梓は知っていたのではないでしょうか。

 

梓は加瀬本人を守りたい気持ちもあるし、またそのことが真田家全体を守ることになる。

自分だけが疑惑をまとった人間になればいい。

梓は「自分は母親に向いていない」と言っていましたが、「真田家」の母親としてみんなを守っていたということですよね。

ポスター考察その1

「最」の字の右下の「又」が下にずれています。

「又」という字は音読みでは「ユウ」と読みます。

「最」の漢字の成り立ちは

頭巾と左耳と右手です

戦争でころした敵の左耳を首代わりに切り取り集めた事から、「とる」の意味から頭巾をつまむを意味、他と区別して特別とりあげる、「もっとも・特に」を意味する言葉になったそうです。

 

このポスターで「最」の字から連想するのは

右下に「優(ユウ)」がいるので、右下部分の3人

加瀬、達雄、優が並んだところで

優(ユウ・又)が一番下にいます。

その上にいる達雄は、「最」の字の成り立ちにあったように、右手で左耳に触れようとしています。

そうすると、その上にいる加瀬(井浦新)が「頭巾をつまむ」役割・・

つまり、全てを明らかにできる、真相を知る者という意味だったのではないかと想像しています。

ポスター考察その2

こちらのポスターについては

大輝からは梨央が

梨央からは大輝が

加瀬からは梨央が

それぞれ見えていますが

 

このポスター、実は加瀬が最後の消えることを暗示していたのではと・・

 

というのも、大輝も加瀬も梨央をみており、

本当なら、2人とも梨央の視線に入るのではないかと・・

 

真ん中の梨央が写っている段に、大輝だけじゃなく

本当は加瀬も写っているべきでは?と思いました。

 

でも、梨央の視線には大輝しか入っていない

加瀬が最後に、梨央の前から消えるから、このような見え方になっているのではないか

という想像です。

 

本来、梨央の右側にいるはずの加瀬がいなくなり、その場所に大輝がいる

見守っていた加瀬の役割を大輝が引き継ぎ、加瀬は消える、それがポスターで初めから暗示されていたのかもしれませんね。

 

 

もうしばらくの間・・「最愛」に浸りたいと思っています(^_^;)

できればまた、お付き合いください。

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