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2023年冬ドラマ
日テレ放送「ブラッシュアップライフ」感想・考察
■出演者
役名 ー 俳優名・女優名
近藤麻美(こんどう あさみ) / あーちん〈33〉
演 - 安藤サクラ
門倉夏希(かどくら なつき)/ なっち〈33〉
演 - 夏帆
米川美穂(よねかわ みほ)/ みーぽん 〈33〉
演 - 木南晴夏
田邊勝(たなべ まさる)
演 - 松坂桃李
黒木華
近藤寛(こんどう ひろし)
演 - 田中直樹
近藤遥(こんどう はるか)
演 - 志田未来
近藤久美子(こんどう くみこ)
演 - 中島ひろ子
福田俊介(ふくだ しゅんすけ)/ ふくちゃん
演 - 染谷将太[
田上静香(たがみ しずか)/ しーちゃん
演 - 市川由衣
丸山美佐(まるやま みさ)/ ごんちゃん
演 - 野呂佳代
島本加奈子(しまもと かなこ)/ ぺーたん
演 - うらじぬの
三田哲夫(みた てつお) / ミタコング
演 - 鈴木浩介
宮岡徹
演 - 野間口徹
受付係
演 - バカリズム
臼田あさ美
他
■スタッフ
脚本
バカリズム
演出
水野格
狩山俊輔
プロデューサー
小田玲奈
榊原真由子
柴田裕基(AX-ON)
鈴木香織(AX-ON)
チーフプロデューサー
三上絵里子
企画協力
マセキ芸能社
制作協力
AX-ON
製作著作
日本テレビ
ここからは、動画で話している内容の概要です↓
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日テレドラマ「ブラッシュアップライフ」
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第4話の話を始めるにあたり、初めに確認しておきたいのは
水川あさみさん演じる「謎の女」が登場しなかったことですね。
第3話の終盤で、麻美は1周目の人生でしんでしまったコンビニで事故を回避していました。
その様子をみていたのが謎の女だったんですよね。
水川あさみさん演じる謎の女は、ぼくはドラマ内で何度か麻美たちが話題にしている、何でもデキる人でパイロットになったという、宇野真理ちゃんではないか、と思っています。
宇野真理タイムリープ説という話を麻美たちはしていて
やっぱり宇野真理は本当に、麻美と同じくタイムリープしている可能性がありそうですよね。
もしかしたらですが、麻美よりも1周目の人生で相当徳を積んでいて
実は麻美よりもかなり多い回数の生まれ変わりをやっている、という可能性もあるのかもしれないですよね。
1周目の人生でどれだけ徳を積んでいるかで、生まれ変われる回数が変わる、とバカリズムさん演じるあの世の受付の人が言っていました。
麻美が事故でしぬことをしっていたからあのコンビニに来て、
麻美の行動をみていたのかもしれません。
もしかすると、徳を積むために、麻美の事故を防ぎにきた可能性があるのですが
防ごうと思ってきてみてたら、なぜか麻美が自分で事故を回避していたので肩透かしを食らった、そういう場面だったんじゃないでしょうか。
麻美の事故を阻止しようとしていたとして、その目的は徳を積むためなのか・・
それとも、麻美がこのあと生き残ることで、この謎の女、宇野真理さんだと思っていますが、この人の人生にも何か影響があるのか・・?
生き残るってことはその後に、その人と触れ合う人の人生も変わっていくんですよね。
だから、この謎の女と麻美の人生は何か密接につながっているんじゃないか?
そういう気がしています。
っていう、謎の女が第3話には登場していたのに、第4話ではたしか一切登場しませんでした。
ということは、おそらくですが、第4話の内容はこのあとの内容への前フリだと思われます。
第4話での話がそれ以降の話でどんどん回収されていくんじゃないですかね。
そして、麻美がしんだあの日がまたやってきて、そこで謎の女と何らかの接触があるのかもしれないですね。
それでは第4話で描かれた、麻美の人生3周目について確認していきたいと思います。
冒頭はまた夢のシーンでしたよね。
中学生の麻美の夢でした。
夢では毎回、麻美は自分の生まれ変わりの話を、なっちとみーぽんに話しています。
そしてこれも毎回ですが、前の人生で強く関わった人?に、麻美となっち・みーぽんが乗った手押しカートを押してもらい、警察に追われていますよね。
夢の話なんでつじつまあわないようなことが描かれるのは普通だとは思いますが、何かの比喩のようにも感じるんですよね。
このシーン、繰り返し描かれていますし。
麻美たちは逃げてーと叫び、ミタコングが一生懸命カートを押すんですが
結局、警察に捕まるんですよね。麻美たち3人は嫌がるんですけど、
でも、なぜかミタコングだけが捕まる。
なんでしょう?麻美が人生を繰り返してやっていることでミタコングに変な影響を与えてしまっているのか、それとも麻美のやっていることの間違いを表しているのか、もう少しこのあとも観ていきたいなと思います。
中学生の麻美はアブトロニックを試している父親に嫌悪感をいだきつつもなんとか抑えられていると言っていました。
アブトロニックは腹筋を電気刺激で鍛えるマシーンですね。
TRICKと仲間由紀恵の話をする麻美たちですが、TRICKはテレ朝のドラマなのでここでドラマ名が出てきたのは面白かったです。
ちなみに、「ごくせん」は日テレです。
朝青龍つよいね、の話をしつつ、
あーちんまた風引いたの?と小さい声で言われていました。
このやり取り3回目だそうですが、風ひきすぎじゃない?と言われていたので、これものちに何かとからんでくるかもしれない情報ですね。
ミタコングへの反論をまたこころみた麻美でした。
今回は2周目よりもさらに理詰めでミタコングをやりこめようとしていましたが
先生と生徒という絶対的な立場の上ではそんな方法は全くうまくいかず、黙っているのが良い、と学んでました。
この反論って徳を積むための行動なんですかね?なんとなく麻美がミタコングをやりこめたいだけのように思うので、これは徳を積む意味では完全にマイナスに働くことじゃないか?と思いました。
成績は2周目より落ちた麻美は宇野真理に突き放されたと言っていましたが
ここで宇野真理ちゃんがちゃんと登場するんですよね。
とにかく、麻美の人生にはなぜか宇野真理の影がみえますよね。
高校を卒業し、同じ大学に入学、今回は薬学部ではなく1周目と同じ文学部でした。
大学ではちょっと距離をとっていたのに結局触れ合うことになる元カレの田邊勝と出会っていました。
カラオケのシーンで田邊勝を演じる松坂桃李さんが歌っていたんですが、これってかなりレアなシーンじゃないかと思いました。
歌っているところ初めて観た気がします。
結局、田邊とは付き合うことになるんですよね。
二度と付き合うことはないと思っていたけど、なんだかんだで優しいし、
と言いながら、年商10億円という言葉が頭にちらつく麻美
右ポテト左ポテト交互に食べる〜と田邊がやってましたが
これはお笑いコンビ2700の「右肘、左肘交互にみて」というネタですね。
年商10億のポテンシャルを持っている彼を私のせいでダメにしてはいけない
ということで麻美はほぼ親みたいになっていましたよね。
その結果、別れを切り出されるという・・
これ、たぶん、麻美と一緒にいる以上は年商10億はいかないパターンなんじゃないですかね。
誰と出会うかって重要だと思います。
麻美と出会わなかった場合に出会う人がいたから、田邊勝はビジネスで成功したのかもしれません。
それにしても、何のビジネスだったか、よくわからないですよね。
麻美もそこは観てなかったんですかね(笑)せめてそこに向けた行動をとらせるべきなんじゃないか?と思ってしまいました。
成人式でとりおさえられるヤンキーは必ず現れるので
彼も麻美の人生で必要な人なのかもしれないですね。
なんとなくですが、自分以外の全ての出来事がそのまま毎回同じように起こるとは限らないと思うんですよね。
だから、全く同じように起こっていることは麻美の人生では必要な出来事なのかもしれないなと。
ヤンキーも何か、麻美に与える影響があるのかもしれないですね。
そして「イケナイ太陽」を歌う福ちゃんと、「粉雪」を歌う加藤、加藤の粉雪は無駄に上手いですよね。
テレビ局に入社し、初めての東京での一人暮らし。
ぼくはずっと気になっているんですが、麻美は両親へもう少し何かできることがあるんじゃないか、と思ってるんですがどうなんですかね?
毎回、両親より先になくなってしまっているので、それだけでも相当悲しませていますし。
一人暮らしすることは両親をより悲しませていないか?とちょっと心配になりました。
あとのシーンで、妹からのLINEでお父さんの誕生日を思い出していたんですが、これも麻美が両親をないがしろにしていることが現れている気がします。
テレビ局での仕事の話ですが、まず24時間テレビ、番組の方向性的に徳が積めそうな気がした・・って日テレの番組でありながら、なんかちょっと皮肉っぽい言い方だなと僕は思ったんですけど、そんなことないですかね。
そしてドラマのしごと。
前の人生でみていたドラマを作る側としてみるのは不思議な感覚だった
ということだったんですけど、これって誰かのしごとをたぶん奪ってるんですよね。
麻美がやってるその仕事は本当は誰かがやるはずだった、と考えると、これで本当に徳が積めるのか疑問に感じますよね。
麻美自身は好きなドラマのしごとで達成感もあって・・やっぱり麻美本人が楽しんでるんですよね。
実家に帰ったときに、「一人暮らししてみたい」という妹が数日でいいから、と言っているのを聞いて「ソロキャンプじゃん」という麻美でしたが
この頃に「ソロキャンプ」という言葉がないので、みんな疑問に思ってましたよね。
なっち、みーぽんと休みの日にあって、昔のノートに書かれたドラマの採点について話していました。
「カタルシス」という言葉が連呼されていましたが、
カタルシスとは「抑えていたマイナスの感情が解放されて、気持ちがスッキリすること」を言うそうです。
日常生活では使わないですよね。
そういえば、みーぽんが竹野内豊のドラマを無条件に満点にしているという話がありましたが、2周目の時に真田広之が好きと言っていた麻美は、今は誰が好きになったんでしょうか。
杏さん主演のドラマ「花咲舞が黙ってない」の担当になった麻美。
ここでごんちゃんと再会。
そしてミタコング事件を思い出す麻美。
ここからエヴァンゲリオン的な音楽とテロップで仕事をどんどん巻いていました。
社会経験が多い麻美はいろんなところに気が回るので、仕事はかなりデキる方なんですよね。
麻美のお膳立てで全てが早く回ってました。
ここで気になったのは、塚地さんが渋滞にハマっているというところで
スーパープレイをしてくれた制作部の宇多川さんです。
用賀でおりて多摩川の土手を走ってきたら30分でつくよ
これ、別角度からで2回も流されたんですよね(笑)
何か意味がありそうです。
このスーパープレイもあってミタコング事件に間に合う麻美ですが
駅で、福ちゃんといずれ別れることになるしーちゃんと出会います。
この時点ではまだ別れていません。
ここまでの生まれ変わりでは、福ちゃんとしーちゃんが別れることにはとくに関与しなかった麻美ですけど、もしかしてこのあと、しーちゃんの色んな事情を知ることになったら、本当に福ちゃんとしーちゃんは別れてよかったのか?と悩む展開もありそうですよね。
ミタコングと会い
私だってお茶なんか全然したくないけどあんたのために仕方なく誘ってんだよ
と思いながらも、丁寧な言葉遣いで話す麻美・・安藤サクラさんの演技が素晴らしいですよね。
言いたくないことを言いながら、それを相手に悟らせず、でも観ている視聴者からは嫌がっている風がわかる感じ。
すごいです。
そして、なんとかミタコング事件を回避することができていました。
最後に、ついでだったとは言えないと言っていましたが
実家に帰ってお父さんへプレゼントを渡していました。
ここは親孝行でしたね。
多分両親ともに喜んだので、駅まで送るときにみんなついてきたんだと思います。
ということで、以上が第4話でした。
第5話は「徳を積み直す」というタイトルで
自分の体験をドラマにすることになるようで、「ブラッシュアップライフ」というこのドラマと同じタイトルのドラマを麻美が手掛けるようです。
そして、おじいちゃんの薬事件と、玲奈ちゃんの不倫事件をなんとかする話になるみたいですが・・
すでに麻美は記憶をもったまま、もう90年近く生きていることになると思うので
もう精神年齢的にはおばあちゃんですよね。
まだドラマは中盤ですが、やっぱり麻美は何かを間違っている気がします。
あの世の受付の人から「何をすることが徳を積むことなのか」を聞けてないんですよね。
自分の判断でいろいろやってますが、全て間違っているのかもしれません。
麻美が徳を積もうと思って行動すればするほど、それに影響を受けて悪い結果になっている人がどこかにいそうな気がします。
このまま行けば・・たぶん3周目の人生が終わった時も、きっと人間へ生まれ変わることはできないような・・
1周目のオオアリクイから2周目はニジョウサバになってましたけど、あれって悪化してたんじゃないか?という気もするんですよね。
オオアリクイは陸上の生物なのでまだ人間に近い気がします。
3周目は植物とかだったりして・・
そして一番ラスト、もし生まれ変われるとしたらどうなるのかもそろそろ気になりますね。
やっぱり、登場人物の誰かの子供、とかになるんですかね?
それも楽しみですね。
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次回以降もとても楽しみですね。
★★
麻美がドラマ内のドラマ「ブラッシュアップライフ」のプロデューサーを担当する
第5話は2月5日放送予定です。
★★
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