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#海のはじまり #目黒蓮 #SnowMan #有村架純 #泉谷星奈 #木戸大聖 #古川琴音 #池松壮亮 #大竹しのぶ #生方美久 #海の始まり
こんにちは。#トケル と言います。
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海のはじまり
https://www.youtube.com/playlist?list=PLkU9O6QN85xfSGzlbl2hoE3M_LAAmZDqX
フジテレビ系列 2024夏ドラマ
2024年7月〜9月期 月曜21:00
「海のはじまり」
出演者・キャスト一覧
月岡 夏 目黒 蓮
百瀬弥生 有村架純
南雲 海 泉谷星奈
月岡大和 木戸大聖
南雲水季 古川琴音
津野晴明 池松壮亮
南雲朱音 大竹しのぶ
スタッフ
脚本
⽣⽅美久
音楽
得田真裕
主題歌
back number
プロデュース
村瀬 健
演出
⾵間太樹
髙野 舞
ジョン・ウンヒ
制作・著作 フジテレビジョン
他
フジテレビ系列のドラマ「海のはじまり」
2727
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「海のはじまり」
今回は、夏が海と初めて話したとき、海が自分の名前のことを「さんずい!」と表現したことに重要な意味が込められていた
という話をしていきます。
この動画をみると、このドラマが丁寧に作られていること、伝えたいテーマがわかるかと思いますので、最後までぜひご覧ください。
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今回お話しする内容は「考えすぎだよ!」と言われてしまう可能性もある話なんですが、でも生方美久さんの脚本ならありえるのではないか、という内容になっているのでぜひ最後までご覧ください。
今回お話ししたいのは第一話で夏が初めて海に話しかけるシーンのところです。
夏が近づくと、海から「絵、描く?」と聞かれ、「描かない」と夏は答えました。
「水季の・・娘さん?」と聞くと「うみ!」と名前を教えてもらいました。
それに続けて海は、「さんずい」と言います。
夏が気がついて「あ、漢字?」と聞いたら海がうなずきます。
このシーン、すごく不思議だったんですよね。
「うみ」という名前だと、ほぼ漢字の「海」しか思いつかないのに、
なぜあえて「さんずい!」と海は答えたのか。
登場人物の心情的には、海は自分の名前をちゃんと漢字で教えてもらっていたよ、漢字を知ってるよ!というアピールなのかな?とは思うのですが
でもメタ的に考えたら・・ここで「さんずい!」って発言させる意味がないんですよね。
だから何か意味があって、この「さんずい」という言葉は入っているんだろうなと思っていました。
ここでコメントをご紹介します。ゆにこーんさんです。
「さんずいってカタカナだとシ?にも読めますが(字の意味、成り立ちは違いますが)
それで言うと百瀬弥生の名前には生とシが両方入ってると思ってしまいました」
ありがとうございます!
すごい・・まさに、こういうことがあるんじゃないかということを、キレイに説明してもらった印象でした。
突然ですが、これはアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の第24話のサブタイトルです。
「最後のシ者」と書かれているのですが、「シ」がカタカナですよね。
この「シ者」という字は、カタカナの「シ」と「者」という漢字を並べることで1つの漢字「渚」という漢字にも読めるようになってます。
さんずいを「シ」と書くことで、こんな風に読めるようにしてるんですよね。
エヴァンゲリオンにおいてこの「シ者」とは
1.登場キャラクターである「渚」という名の少年のことを指している意味
2.使者という意味
3.死者という意味
3つの意味が込められていると考えられています。
もしかしたら・・海が言った「さんずい!」という言葉の意味はそれと同じような意味が込められているのではないかと思いました。
つまり・・「さんずい」は、カタカナの「シ」
「死」につながる言葉かもしれない、ということです。
なお、これは偶然かもしれないですが、
この思考の過程では奇跡的に「渚」という言葉が出てきました。
夏と水季が海へ車で出かけているシーン。
バックで流れていた音楽が・・スピッツの「渚」でしたよね(ToT)
この、スピッツの「渚」についても今回の話につながる深い意味がありそうですが、
それはまたあらためて、別の動画でお話ししたいと思います。
話を戻して。
海が言った「さんずい」は「シ」つまり「死」なのではないかとお話ししました。
海が「死」について発言する・・母親である水季はすでになくなっているので
そのことを言っているという風にも考えられなくはないですが
でもそれだけではない、もっと深いテーマについて話されているような気がしました。
第1話の冒頭、水季と海が海岸を歩きながら会話をしていました。
「どこからが海?」
「別にここから海とかってないんんじゃない?」
「水平線は終わりじゃない。終わりにみえるだけで、あの先もずーっと海」
「どこが終わり?」
「終わりはなくて・・」
この会話・・第一話の最後に海が夏へ聞いた話とつながっていますよね?
「ママ、終わっちゃったの?」
「しんじゃったんだよ」
「しんだらどうなるかわからないけど、水季、お母さんじゃなくなるわけじゃないから。終わったんじゃないよ。」
海岸での会話はまさに、「命」のことを言ってそうなんですよね。
「水平線は終わりじゃない。終わりにみえるだけで、あの先もずーっと海」
「どこが終わり?」
「終わりはなくて・・」
命はつながってる。終わりってあるんだろうか・・。
そして、始まりの方。
「どこからが海?」
「別にここから海とかってないんんじゃない?」
これは命の始まりのことを言ってそうに思います。
生命の始まりはどこなのか?
母親の体内に宿ったその瞬間なのか、それとも産まれてきたときなのか。
これはまさに、中絶をする話とも関わることですよね。。
つまりこのドラマでは、「生とシ」についてしっかり語っていく。
海の「さんずい!」という発言にはそんな決意のようなものが込められているのかなと思いました。
さきほどゆにこーんさんのコメントにもありましたが
有村架純さん演じる「百瀬弥生」の名前には「瀬」という漢字に「さんずい」が入っていて、そして「生」きるという漢字も使われています。
おそらくこの、生とシについて、一番考えることになるのが・・弥生ではないかと思います。
今は想像でしかないですが、もしかしたら弥生は過去に妊娠した子を
本当は産みたかったのかもしれません。
なんとなく、病院で妊娠がわかったときは嬉しそうにもみえました。
でも、1人で決められることではなく・・結局、中絶することになりました。
水季は最終的には「私が決めていいよね?」と夏へ言ってましたよね。
そして結果として出産しました。
どちらが良いとか、この方法は良くないとは言えない話だと思います。
非常に難しい問題ですよね。
そしてもう一つ、つながるかな・・と僕が感じたのはこのシーンです。
水季の母・朱音が夏へ言った言葉。
「水季の人生は終わりましたけど、わたしたちは生きていかなければならないし」
ある日突然、予期せぬタイミングでシというものは訪れる。
周りの人は、それは悲しいことですが、でもそれでもまた前を向いて生きていかないといけない。
まさに、「シ」と「生」という2つの言葉が名前に入った百瀬弥生は
この先、命について考えることになるんじゃないかなと思いました。
「海」という名前も、「産み」という言葉につながっているようにも思えるので・・
やっぱりこのドラマでは言葉がとても大切に、いろんな意味で使われているんじゃないかと思いました。
他にもまだ気づいていないことはたくさんありそうです。
もし気づいた方がいたら教えてください。
そして、スピッツの曲「渚」についても
またあらためて考察する動画をアップしたいと思います。
この曲も、ただ「海の曲だから」選ばれたわけではなく、深い意味がありそうです。
ぜひチャンネル登録と通知設定をして、今後の動画をお待ち下さいね。
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なにか気づかれたことがあったら、ぜひコメントをお願いします。
ここまで楽しんで頂けた方はチャンネル登録と、ベルマークを押して通知設定、
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