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光る君へ ネタバレあらすじ2024年9月1日放送 第33回ドラマ考察感想 第33話

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こんにちは。#トケル と言います。
歴史の専門家ではないので、「ドラマ」としての感想や今後の予想をお話ししたいです◎


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光る君へ
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NHK 2024大河ドラマ 日曜20:00
「光る君へ」(紫式部)

 

出演者・キャスト一覧

 

まひろ(紫式部)吉高 由里子
藤原 道長 柄本 佑
源 倫子 黒木 華
藤原 道隆 井浦 新
藤原 詮子 吉田 羊
藤原 定子 高畑 充希
藤原 公任 町田 啓太
藤原 道兼 玉置 玲央
高階 貴子 板谷 由夏
ききょう(清少納言) ファーストサマーウイカ
藤原 惟規 高杉 真宙
藤原 実資 秋山 竜次
藤原 伊周 三浦 翔平
藤原 行成 渡辺 大知
花山天皇 本郷 奏多
安倍 晴明 ユースケ・サンタマリア
藤原 宣孝 佐々木 蔵之介
藤原 為時 岸谷 五朗
藤原 兼家 段田 安則

 


スタッフ

 

脚本
大石静

 

演出
中島由貴
佐々木善春
中泉慧
黛りんたろう ほか

 

ナレーター
伊東敏恵

 

音楽
冬野ユミ

 

制作統括
内田ゆき
松園武大

 

プロデューサー
大越大士
高橋優香子

 

製作
NHK

 

 

 

2024年NHK大河ドラマ「光る君へ」

 

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大河ドラマ「光る君へ」

9月1日  日曜日 第33回のあらすじをネタバレありでご紹介しながら僕の考察や予想をお話ししていきます。

 

 

寛弘2年(西暦1005年)12月29日。

出仕したまひろは中宮・彰子に仕える女房たちへ挨拶をします。

ここで、女房たちをご紹介します。

僕は歴史の専門家ではないので、あくまで参考程度にお聞きください。

正確な情報は、専門家のお話しを聞いていただくようお願いします。

ドラマに関わりそうな内容で、女房をご紹介していきます。

 

 

「宮の宣旨」(みやのせんじ)は、醍醐天皇の孫である源伊陟(みなもとのこれただ)の娘で、源陟子(みなもとのただこ)。「宣旨」というのは上級の女性使用人である女房たちの筆頭にあたるそうです。現代風にいうと、「第一秘書」のようなものだそうです。「紫式部日記」では紫式部からその美貌を称えられていたそうです。

 

 

「大納言の君」は、倫子の姪にあたる源廉子(みなものとやすこ)。言い伝えでは、道長と男女の関係にあったとされていますが、この大河ドラマにおいてはその設定は無いかもしれません。このあと紹介する小少将の君は実の妹にあたるそうです。

 

 

「宰相の君」(さいしょうのきみ)は、藤原道綱の娘で、藤原豊子(ふじわらのとよこ)。彰子が産む後一条天皇(敦成親王あつひらしんのう)の乳母を務めることになる人です。美しさを紫式部から称賛されていて、紫式部と仲が良かったそうです。

 

 

「小少将の君」(こしょうしょうのきみ)も、倫子の姪にあたり、源時子(みなもとのときこ)。紫式部と親友だったと言われています。局の隔てを取り払って共有していた・・らしいので、部屋を共有するぐらい仲が良かった、ということでしょうか。

さきほどご紹介した「大納言の君」は姉にあたります。

 

 

「左衛門の内侍」(さえもんのないし)は、橘隆子(たちばなのたかこ)。紫式部のことを快く思っていなかったようで、紫式部に「日本紀の御局」(にほんぎのみつぼね)というあだ名をつけたそうです。一条天皇が「この源氏物語の作者は日本書紀を読んだんだろう。学才がある」と言われたのを聞いて、そう名付けたようです。紫式部はそうしていないと本人は言っていますが、「学識」を鼻にかけていると、「日本紀の御局」というあだ名をつけたようです。

 

 

「馬中将の君」(うまのちゅうじょうのきみ)は、道長の妾である明子の姪で、藤原節子。この人は紫式部が書き残したことによると、女房たちがそろって出かける際に一人だけ目立つ衣装を着ていたことがある・・という話があるようなので、ちょっと特徴ある人として描かれるのかもしれません。さらに、紫式部と一緒の牛車に乗る際にあからさまに嫌がる態度をとった、という話もあるみたいです。

 

 

完全な想像でしかないですが、仲の良い人もいればそうでない人もいる、という状況のようですが、おそらく初めはみんな、まひろへの当たりが強いのではないでしょうか。

そこからまひろのことがわかってきて仲良くなる人も出てくる。

まひろと仲が悪いとされている人も、いずれはまひろの書く物語に魅了され、まひろを認めていくことになるのではないか?と思っていますが、いかがでしょうか。

紫式部はよく「陰キャ」と表現されるようです。

陰キャとは「陰気なキャラクター」ということですね。

けっこう人に対するじっとりとした感情を紫式部日記などに書き残しているっぽいです。

こういうキャラクターだから・・彰子といずれわかり合えるようになるのかもしれないですが、女房たちからは嫌われそう(笑)

紫式部が書き残した女房たちの評価は一面だけをとらえたもので、もしかしたら「悪く」書いてはいるものの、良いところもある、と思っていた可能性もありそうです。

 

 

中宮・彰子のもとに仕える女房たちの中には身分の高い姫たちもいました。

身分の低いまひろが「一条天皇のために物語を書く」という特別な役割を与えられていることに周囲は反感を持つようです。

まひろは「藤式部」(とうしきぶ)という呼び名と、「房」と呼ばれる小部屋を与えられてすぐに仕事に取り掛かります。

藤式部と呼ばれたのは姓が藤原で、父親のかつての官職が「式部丞」(しきぶのじょう)だったことからだそうです。

いずれ源氏物語が好評になり、ヒロインである紫の上の名前から「紫式部」と呼ばれるようになったとか。

ちなみに、源氏物語には「藤式部丞(とうしきぶのじょう)」という人物が登場していて、このひとは男性だと思いますが、その人が語った女性体験の相手が紫式部自身のことではないか?という話もあるみたいです。

ここは詳しくお話ししませんが、もし興味があったら調べてみてください。

 

まひろは自分の「房」で「書く」仕事をしようと試みますが、他の女房たちは忙しく働きまわっていて騒がしく集中できないようです。

 

 

そこに公任と斉信(ただのぶ)がやってきます。

「女房たちは育ちが良すぎて頼りにならない」などと言うようですが、

まひろはかつて、公任から「地味でつまらん」と陰口を言われたことを思い出して

「わたしのような地味でつまらぬ女は、自分の才を頼みとするしかございません」というそうです。

ただ、公任は覚えているのか。。

チクリ、とこういうことを言うまひろですが、この感じは今後の創作活動にも活かされそうです。

自分が過去に言われたことを盛り込んだり、そう言われた相手を少し貶めてみたり・・があるかもしれないですね。

 

 

まひろの仕事環境は最悪なようです。

●寝るところでは他の女房たちの寝言やいびきでよく眠れない

●よく眠れないから寝起きが悪くなってしまい、それを赤染衛門に注意される

●女房たちからは「誰かの足を揉みにいったのではないか」とからかわれる

「足をもみにいく」とは、夜伽に召されることなんだそうです。

女性が男の意向に従って夜を共に過ごすこと、ですね。

とにかくまひろのことは、みんなが悪く言うようです。

中宮大饗(ちゅうぐうだいきょう)の行事が行われ、女房たちは忙しい。

まひろはさすがに知らない顔はできずに手伝いますが、なれない作業でつかれてしまい・・夜もやっぱり書くことはできません。

大饗は酒宴のことだそうです。中宮がたくさんの者たちを招いて開くものなんでしょうか。

 

 

ある日、まひろは彰子が、青い布で顔を拭こうとしていたら、「好みの色ではない」と女房に別の布に替えられたのを見たそうです。

彰子は自分で青い布を選んだはずなのに、なぜ「青は好みの色ではない」と決めつけられているのか・・?

 

 

また、「嫌い」と言われておそらく下げられたあんずを、こっそり敦康親王に差し上げて2人で楽しんでいるところをまひろは目撃します。

彰子様はみんなが思っているような人とは実は違うのでは・・?

自分の想いをあえて口に出していない、そんな人なのかも・・とまひろは思ったのかもしれません。

 

 

ここにいては執筆できない・・と考えたまひろは道長へ実家に帰りたいと相談します。

道長は一条天皇の気持ちが、伊周へ傾いているように感じていて、もし彰子が皇子を産まなければ伊周が権力を握る可能性があると思っていました。

伊周は敦康親王のおじにあたるので、敦康親王が即位するようなことになれば、伊周が後見することになると思われます。

帝は、続きができたらまひろに会いたいと言っている。

彰子の元に帝が来るように、続きを書いてほしい。

まひろはすでに一条天皇に献上した原稿にも手を入れ、続きを書き足していました。

さらにその先の構想もあるので、実家で必ず書き上げると道長に約束し・・

道長はそれをしぶしぶ受け入れることにします。

まひろが実家に帰っても、書くことに影響は無いと思うんですが、そのまひろにあまり帰ってほしくない道長は・・実は、まひろに近くにいてほしいから帰ってほしくない・・のかもしれないなと思いました。どうでしょうか。

そして、まひろ。

もしかしたら実家を出るときには「涙の別れ」があったかもしれませんが、思いの外、早く帰ることになってしまいましたよね(笑)

 

実家へ帰るまひろは彰子へ挨拶に行きます。

そのときちょうど、他には誰もおらず、2人だけで言葉を交わすことに。

そこでまひろは、彰子が「冬が好き」と自分の意志を示すのを初めて目にします。

ほとんど自分の意志を表してこなかった彰子が、まひろに心を開くのには理由がありそうです。

動画にいただいたコメントをご紹介します。

yuri nekoさんです。

「まひろと彰子様の共通点、弟の惟規が指摘していた点だと思います。よく言えば、思慮深く、考え込んでしまう所。悪く言えば根暗っぽい。」

ありがとうございます。

彰子とまひろ、きっと共通点があるからわかり合える、という展開になりそうですが

どういう共通点があるのか・・という話にコメントをいただきました。

思慮深く、考え込んでしまう所。悪く言えば根暗っぽい

たしかにそうかもしれません。

この「光る君へ」のまひろにはそこまで「根暗」なイメージは無いのですが、紫式部は「紫式部日記」などの書き残している文章から「陰キャ」ではないかと言われているので・・その点が、彰子はまひろも同じ、と思って心を開くのかもしれないですね。

でも、彰子も面白い人ではないかと思います。

ひょうたんに書いていた絵、センスありましたよね(笑)

まひろが挨拶に行った日、彰子はピンクの着物を着ていました。

周囲の女房たちは「彰子は桃色が好き」と言っていたのをまひろは聞いていましたが、本当は、空のような青色が好きなんだそうです。

彰子は去っていくまひろを物言いたげに見つめるそうなんで・・まひろには色々正直に話すことができる、そういう相手になっていきそうですね。

 

西暦1006年の1月。

諸官職を任命する除目の儀において、平維衡(たいらのこれひら)が伊勢守となることを帝は望んでいましたが、道長は異を唱え、一旦その官位は空位としました。

武力で争う世にしないため、ということでしたが

帝がそのようにしようとしたのは、朝廷にも武力が必要だと帝が考えているからではないか、と隆家が言います。

その後・・いつのまにか空位となっていた伊勢守には平維衡がつくことになっていました。

これは裏で糸を引いているものがいるのかもしれません。

この平維衡の100年後の子孫が、平清盛なんだそうです。

父は平将門を討ち取った平貞盛という人です。

平維衡はすぐれた武人だったそうですが、私的なもめごとを起こしたり武力で物事を解決しようとしたりしていて、道長から遠ざけられていた時期があったそうです。

維衡の任官はやめさせるべき、と道長はあらためて帝へ伝え、帝はしぶしぶ認めることになります。

 

 

まひろの創作活動は、実家に帰って進みます。

「源氏物語」の第2帖「帚木(ははきぎ)」を書いていると弟の惟規(のぶのり)がやってきてちゃちゃを入れるそうです。

そのときにまひろは「中宮は、うつけなの?」と聞かれて、「奥ゆかしいだけ」と怒るそうです。

奥ゆかしい・・というのは赤染衛門が言っていたことですよね。

まひろの方はまだ、自分と彰子が近いと気づいてないのかもしれません。

彰子の方だけが気づいている状態かもしれないですね。

 

 

5月。

物語の続きを届けに来たまひろに彰子は、自分も読みたいと言い出します。

そこでまひろは、手短に物語の設定の話を語って聞かせます。

登場する天皇が一条天皇のようだと思った彰子はその皇子の名前をまひろに聞き

その名前をまひろは「光る君」と答えます。

勝手な想像ですが・・「光る君へ」というタイトル、もしかして彰子のことを言っているのか・・?ともちょっと想像してしまいますね・・

 

 

まひろは再び、彰子の女房として、藤壺で物語を書くと決めました。

道長へ「彰子には心の中に秘めた言葉があるのでは?」とまひろは報告し、

道長はまひろが彰子にとってなくてはならない人物だと悟ることになります。

さらに一条天皇もまひろに会いたいと言い出したことにより、道長の思う通りの展開になって、道長は大いに喜ぶことになります。

一条天皇とまひろは久しぶりに顔を合せることになり、天皇はこの「源氏物語」を「みなに読ませたい」と言うそうです。

 

後日、道長はまひろへ「褒美」として扇を送ります。

そこにはかつて、まひろと道長が川べりで出会った際の様子が描かれていたようです。

道長のまひろへの想いが変わっていないことの現れですよね。

そしてそれを受け取ったまひろもきっと、そのことは伝わったと思います。

2人は愛を確かめ合うのでしょう。

この思い出は2人だけのもの。

この扇がきっかけで、2人の関係がバレることがないことを・・願いたいですね。

 

そして、次の回につながる話ですが、7月。

道長の邸宅・土御門殿に興福寺の別当・定澄(じょうちょう)が訪ねてきます。

興福寺は奈良市にあるお寺ですが、もともとは道長の先祖である藤原鎌足の妻が、鎌足の病気の治癒を願って建てたお寺だったそうです。

別当とは寺の長官のことです。

定澄は僧兵3000人を集め、自分たちの訴えを聞き入れるように道長にせまってきます。

訴えが聞き入れられなければ道長の屋敷を焼き払う、という脅しをかけてくる・・・

というところで第33回は終了です。

 

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