ひなぴし ドラマ考察

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虎に翼 9月3日(火)放送 あらすじネタバレ 第112話 第23週感想予想考察 NHK朝ドラ 虎と翼 ストーリー

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虎に翼
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NHK ドラマ 2024前期朝ドラ
2024年4月〜9月期 月曜〜金曜8:00
「虎に翼」

 

出演者・キャスト一覧

 

猪爪寅子(いのつめ ともこ)
演 - 伊藤沙莉
猪爪はる(いのつめ はる)
演 - 石田ゆり子
猪爪直言(いのつめ なおこと)
演 - 岡部たかし
猪爪直道(いのつめ なおみち)
演 - 上川周作
猪爪直明(いのつめ なおあき)
演 - 三山凌輝
米谷花江(よねたに はなえ) → 猪爪花江(いのつめ はなえ)
演 - 森田望智
佐田優三(さだ ゆうぞう)
演 - 仲野太賀
山田よね(やまだ よね)
演 - 土居志央梨
桜川涼子(さくらがわ りょうこ)
演 - 桜井ユキ
大庭梅子(おおば うめこ)
演 - 平岩紙
崔香淑(さい こうしゅく)
演 - ハ・ヨンス
轟太一(とどろき たいち)
演 - 戸塚純貴
男子学生。
花岡悟(はなおか さとる)
演 - 岩田剛典
男子学生。
小橋浩之
演 - 名村辰
男子学生。女子部の学生達に対して執拗に罵声を浴びせる。
明律大学の教員
明律大学学長
演 - 久保酎吉
女子部で行われた法廷劇が騒動に発展したため、寅子を含め女子部の学生に「女性らしい振舞いをするように」と注意する。
総務部長
演 - 津村知与支
明律大学の教員。
おじいさん講師
演 - 五頭岳夫[25]
寅子達に法学を淡々と教えているが、眠気を誘ってしまう。
桜川家の人々
桜川寿子(さくらがわ ひさこ)
演 - 筒井真理子[18]
涼子の母。自分が婿の侑次郎を迎えて桜川家を守ったように、娘の涼子にもそうしてほしいと願っている。
桜川侑次郎(さくらがわ ゆうじろう)
演 - 中村育二[18]
涼子の父。入婿であり、妻の寿子に頭が上がらないが、基本的に子育ては放任主義。
玉(たま)
演 - 羽瀬川なぎ
涼子のお付き。いつも涼子の傍にいるため、寅子達と親しくなる。
米谷家の人々
米谷信子(よねたに のぶこ)
演 - 赤間麻里子
花江の母。真一と共に花江達の結婚準備のために猪爪家を訪れた。
米谷真一(よねたに しんいち)
演 - 横堀悦夫
花江の父。信子と共に花江達の結婚準備のために猪爪家を訪れた。
稲(いね)
演 - 田中真弓[19]
花江の実家である米谷家で働く女中。猪爪家に結婚準備で訪れた時、花江と寅子を温かく見守った。
法を学ぶ寅子が出会う人々
桂場等一郎(かつらば とういちろう)
演 - 松山ケンイチ
穂高重親(ほだか しげちか)
演 - 小林薫
笹山(ささやま)
演 - 田中要次
竹中次郎(たけなか じろう)
演 - 高橋努
雲野六郎(うんの ろくろう)
演 - 塚地武雅
星航一(ほし こういち)
演 - 岡田将生
汐見圭(しおみ けい)
演 - 平埜生成
久藤頼安(くどう よりやす)
演 - 沢村一樹
多岐川幸四郎(たきがわ こうしろう)
演 - 滝藤賢一

 


スタッフ

 

ナレーター 
尾野真千子

 

音楽 
森優太

 

オープニング 
米津玄師
「さよーならまたいつか!」

 

制作統括 
尾崎裕和

 

プロデューサー
石澤かおる
舟橋哲男
徳田祥子

 

製作 
NHK

 

 

 

NHK朝ドラ「虎に翼」

 

3780

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「虎に翼」


2024年9月3日 火曜日放送のあらすじをネタバレありでご紹介しながら、僕の考察や展開予想をお話ししていきたいと思います。

 

昭和35年、西暦1960年2月、いよいよ「原爆裁判」の口頭弁論が始まります。

寅子のモデルは三淵嘉子さんという女性ですが、三淵さんは実際に「原爆裁判」の3人の裁判官の中のお一人だったそうです。

その3人の中でも一番長くこの裁判に関わられた方なんですが

裁判における「合議の秘密」というものがあり、三淵さんはこの裁判について何も語っておられないようです。

合議の秘密・・裁判官や裁判員は評議の過程で話し合った内容や、意見、多数決の数などを秘密にしなければならないようです。

ですので、三淵嘉子さんがどう考えていたかも正確にはわからないので

今回のドラマでは、8年にわたって行われた当時の裁判記録をしっかりと調べ、このドラマの寅子ならこういうふうに考えるんじゃないか、という視点から描かれることになっているそうです。

きっと判決内容は実際と同じ内容になると思いますが、その思考の過程はあくまでフィクションである、ということは認識しておいた方が良いかもしれないですね。

なお、「判決文を読み上げるシーン」をどう映像化するか、

ドラマとしてどういう形で表現すれば、見る方にいちばん伝わるのかという点については何度も議論を重ねられたそうです。

まだ先だとは思いますが、どんなシーンになっているのか、注目したいなと思いました。

 

雲野弁護士は、裁判の記録を記事にしてほしい、と竹中へ依頼するようです。

竹中は・・寅子が学生時代から知っている記者ですよね。

もともとは寅子の父親が巻き込まれた「共亜事件」の時に出会った人だったと思います。

 

その後、アメリカから帰ってきた時、人気者になった寅子の取材もしていましたよね。

この時、猪爪家での取材はすごく取り繕った感じで受けていたんですが

最終的に寅子は家族からの辛辣な自分への評価が書かれた紙を竹中へ渡し、

「面白おかしく記事にしてほしい」と頼んでいました。

寅子は新潟で土台を積み直してくる、と言ったときに

「早めに頼むぜ。こっちにお迎えが来る前にな」と言っていました。

もしかして重大な病気だったりして・・と心配していましたが

 

この年まで生きてこられたことを考えると、そうではなかったのかもしれないですね(^_^;)

でも、こうしてまた、寅子と再会できたことは竹中にとっても嬉しかったんじゃないでしょうか。

 

雲野はこの事件を自分の集大成とするような気持ちと言われていたような気がしますが・・

もうそれなりの年齢と思われる竹中もそういう気持ちなのかもしれないですね。

その気持ちを同じくしているからこそ、雲野は竹中へ依頼したのかもしれません。

雲野はお金よりも弱者の味方をしてきた人・・と思いますが、

それは竹中も同じなのではないでしょうか。

竹中は記事を書き、それを世の中へ出すことで戦ってきた人。

 

雲野はこのあと体調を壊す流れになりそうだが、竹中ももしかしたら・・と、ちょっと不吉なことも考えてしまいますね・・

雲野としては裁判の記録を記事にして世の中のたくさんの人の目にとまるようにして、世間の注目を集める。

世論を動かしていきたいという気持ちなのかもしれません。

それが裁判へあたえる影響を考えているんじゃないでしょうか。

だから轟やよねも、竹中に引き合わせているのかもしれないですね。

 

星家では、寅子の体調がすぐれないことが顕在化してくるようです。

頭痛がしたり、イライラしたり、集中力が低下したり・

まさに「更年期障害」の症状が出てくるようです。

これを寅子へ指摘するのは航一なんだそうです。

航一は・・もしかしたら医学的知識が少しあるのか、それとも親しい人から教えてもらえることがあるんでしょうか。

更年期障害が日本で広く知られるようになるのは1970年代以降のことと言われているので、ドラマ内の今が1960年頃だとすると少し早い時期なんですよね。

男性にも更年期障害があるのでは?とも言われていますが(正確にはわからないですが)この年代の女性に起こること、という認識はまだなかったようです。

ただこの「更年期障害」も、女性が社会へ進出することによって健康問題に対する関心が高まって知られるようになる・・という流れがあると思うので、寅子が女性が活躍する社会の実現に向けて行動していることと関係が深いことなのかもしれない、と思いました。

 

そして星家のもう一つの問題。

それは、航一の母・百合の物忘れ・・ですね。

これは現代で言えば「認知症」だと思います。

ですが・・この時代だと、もしかしたら「ボケている」と言われたり

もしくは「痴呆」と言われていたのかもしれないですね。

2004年に厚生労働省が「痴呆」に代わる言葉として「認知症」を推奨し、

行政や医療の現場でも「認知症」という言葉が使われるようになったそうです。

百合の認知症についてはもし自宅で介護を行うことになれば

状況にもよると思いますが、食事の世話から、排泄、着替えのサポート、

また迷子にならないように・・など、決して楽なものではないと思います。

これを・・星家で誰が担うのか・・となったときに、

優未が、となると、優未に大きな負担がかかってしまいます。

介護にかかりきりになると学校での学習がおろそかになったり、友人関係の構築が難しくなるため、正直子供が担うことは避けないといけません。

星家はお金はあるはずなので、誰かにお願いするのか・・

もしかしたら、猪爪家から花江に「仕事」として来てもらう?なんてこともあるんでしょうか。

 

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