ひなぴし ドラマ考察

会いたくて、会いたくてふるえるシンドローム。トケルのブログ。

#光る君へ ネタバレあらすじ 彰子を怒らせたのは意外な人だった!ドラマ考察感想 第39話

www.youtube.com

↑この記事の内容はこちらの動画でご覧ください

 

#吉高由里子 #NHK #大河ドラマ #光る君へ
#柄本佑 #黒木華 #井浦新 #吉田羊 #玉置玲央 #野村麻純 #佐々木蔵之介 #岸谷五朗 #段田安則 #松下洸平 #毎熊克哉


 

 

こんにちは。#トケル と言います。
歴史の専門家ではないので、「ドラマ」としての感想や今後の予想をお話ししたいです◎


■再生リスト(過去の関連動画をご覧いただけます)

光る君へ
https://www.youtube.com/playlist?list=PLkU9O6QN85xd8tY5BSSG2PowQpvNKgiBP

 

NHK 2024大河ドラマ 日曜20:00
「光る君へ」(紫式部)

 

出演者・キャスト一覧

 

まひろ(紫式部)吉高 由里子
藤原 道長 柄本 佑
源 倫子 黒木 華
藤原 道隆 井浦 新
藤原 詮子 吉田 羊
藤原 定子 高畑 充希
藤原 公任 町田 啓太
藤原 道兼 玉置 玲央
高階 貴子 板谷 由夏
ききょう(清少納言) ファーストサマーウイカ
藤原 惟規 高杉 真宙
藤原 実資 秋山 竜次
藤原 伊周 三浦 翔平
藤原 行成 渡辺 大知
花山天皇 本郷 奏多
安倍 晴明 ユースケ・サンタマリア
藤原 宣孝 佐々木 蔵之介
藤原 為時 岸谷 五朗
藤原 兼家 段田 安則

 


スタッフ

 

脚本
大石静

 

演出
中島由貴
佐々木善春
中泉慧
黛りんたろう ほか

 

ナレーター
伊東敏恵

 

音楽
冬野ユミ

 

制作統括
内田ゆき
松園武大

 

プロデューサー
大越大士
高橋優香子

 

製作
NHK

 

 

 

2024年NHK大河ドラマ「光る君へ」

 

3050

 

ーーー

 

❉こちらに掲載の内容を使用して他者がコンテンツを作成されている場合、私から申し出を行い、動画の削除が行われ、またチャンネルアカウントが停止されます❉

 

大河ドラマ「光る君へ」

 

次回予告の映像の中で印象に残ったのはここかなと思います。

彰子が大きい声で「どこまで私を軽んじておいでなのですか!」といったところです。

このシーンについて考えてみたいと思います。

彰子が怒っている理由・・それは、次の東宮についてです。

東宮とは皇太子のことですね。

 

来週は、一条天皇の崩御が描かれます。

 

一条天皇の次に天皇になるのは居貞親王です。

居貞親王がこれまでずっと「東宮」だったわけですね。

居貞親王は、三条天皇になります。

そして、その次の東宮は誰になるのか。

 

次の東宮は・・

道長の意向で、一条天皇と彰子の間に産まれた「敦成親王(あつひら)」になります。

道長にとっては、敦成親王は自分の孫であるため、

敦成親王が天皇になった時には、天皇の祖父として強い権力を持つことができる、というわけですね。

これまで、一条天皇の元でも権力を握っていた道長でしたが

一条天皇は道長が「意のままにあやつる」ことができる人ではありませんでした。

でも、自分の孫が天皇なら、それが可能です。

 

本来、次の東宮を決めることができる、一条天皇はどう考えていたかというと

一条天皇は、敦康親王が東宮になることをのぞんでいました。

敦康親王はすでになくなった妻、定子との間に産まれた皇子です。

定子への愛・・というのもあると思いますが、

そもそも、定子は正式な妻であり、その正式な妻から産まれた第一皇子である敦康親王が東宮になることは自然なことであると思います。

また、一条天皇としては敦康親王のことが心配であったこともあるでしょう。

母・定子はなくなっているし、敦康親王の後見であった伊周もなくなった。

このままいくと敦康親王の立場が危うい・・そう思った一条天皇は、敦康親王を東宮にしたかった。

 

でも、それを道長が変えさせるんですよね。

一条天皇も信頼している行成を使って、身体が弱っている一条天皇に、敦成親王(あつひら)を東宮とすることを認めさせます。

これは完全に、道長が「やりたいようにやっている」結果だと思います。

 

それを受けて、彰子は怒ります。

彰子は一条天皇が、敦康親王を東宮にすることを望んでいると知っていて、

自分もそうなるべきだと思っていました。

敦康親王は自分の実の息子ではないですが、

でも、これまで、敦康親王のことも「母親」として大事に育ててきました。

「私は敦成(あつひら)の母でもありますが、敦康の母でもあります。

2人の皇子の母である私に何の相談もなく、次の東宮を敦成と決めるなぞ、とんでもなきこと!」

おそらく・・道長が手を回したことだとわかってのことだと思います。

「どこまで私を軽んじておいでなのですか!」

と怒るシーンが次回予告の映像の中にありましたよね・・

 

彰子がここまで怒ることになった理由は・・

実は、その前のシーンにあったのかなと思いました。

それは、妹である妍子(きよこ)との会話にあったのかなと思いました。

妍子は居貞親王の后(きさき)となることが決まっていた姫でした。

「私は18歳も年上の東宮様に奉られるのでございますよ。

それに東宮様は、娍子(すけこ)様をこよなくめでておいでとか。」

この妍子の言葉に対し、彰子は

「宿命にあらがわず、その中で幸せになれば良い」と答えます。

この考え・・まひろが源氏物語に描いている「宿世」の考え方と同じ・・ですかね。

妍子がいった、「かなり年上の天皇と結婚」ということと、「すでに愛している妻がいる」という状況は、まさに彰子が一条天皇に入内するときと同じ・・・と感じます。

だから、彰子は妍子に、自分を重ねていると思います。

そしてさらに妍子は言います。

「父上は、帝の皇子も、東宮様の皇子も自分の孫にして、権勢を盤石になさろうとされるお方。

私たちは、父上の道具にございます」

「道具だ、などと・・!」と彰子は言い返しますが・・

この時、妍子から言われたことが、かなり彰子にはささったんじゃないかと思いました。

天皇の妻・中宮という立場になり、父・道長から敬語で話をされる立場になったとしても

結局は自分は、父・道長の道具に過ぎない

そのことを強く感じたのだと思います。

 

妍子(きよこ)はまひろに対し、「何かうるさい、この人」と言っていて

ただ言いたいことを言っているだけ・・の人のようにも見えますが

実はそうでもないんですよね。

実は物事がよく見えている。

それが現れていたのが、さきほどの彰子への言葉。

その中で、父・道長のことだけでなく、母・倫子のことも話していました。

「母上も父上と同じお考えでございましょう」

これは鋭いなと思いました。

 

母・倫子は、実は、考えが大きく変わった人の1人だと思います。

第39回の冒頭で、彰子が2人目の皇子、敦良親王(あつなが)を産んだとき、

倫子は「次も皇子様ですとよろしいですわね」と言っていました。

でも・・思い返すと、

もともと、道長が「彰子を入内させようと思う」という話をしたとき、

たしか・・反対していませんでしたっけ?

今はもう、その姿はどこにもない状態になっています。

彰子が入内して、時間はかかったものの、皇子を2人産むという成功を目の当たりにして

下の子を入内させることに躊躇がない状態だったのかなと思いました。

倫子も道長と同じ・・これをちゃんと見抜いていた妍子(きよこ)は、なかなかの人物であると思います。

 

これまで彰子は「おおせのままに・・」で、自分を主張することはありませんでした。

でも、母となり、「自分が守るべきモノ」ができて、

変わってきた、ということかと思います。

そして、妹である妍子の言葉。

 

これが彰子を「覚醒」させたんでしょうね・・

彰子はこれからおそらく、どんどん強くなっていくと思います。

87歳まで生きて、道長がなくなったあと40年以上も生きた彰子が、このあとどう変わっていくのか、楽しみに見ていきたいと思います。

 

というところで今回の考察は終了です。

感想やご自身の予想など、コメントをお待ちしています。

 

--

チャンネル登録せずにご覧いただいている方は

この動画を見つけやすくなりますので、ぜひチャンネル登録して次の動画をお待ちください。

 

 ここまで楽しんで頂けた方はいいねボタンを押していただけると大変うれしいです。

www.hinapishi.com

www.hinapishi.com

このブログへメール 削除依頼