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こんにちは。#トケル と言います。
歴史の専門家ではないので、「ドラマ」としての感想や今後の予想をお話ししたいです◎
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光る君へ
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NHK 2024大河ドラマ 日曜20:00
「光る君へ」(紫式部)
出演者・キャスト一覧
まひろ(紫式部)吉高 由里子
藤原 道長 柄本 佑
源 倫子 黒木 華
藤原 道隆 井浦 新
藤原 詮子 吉田 羊
藤原 定子 高畑 充希
藤原 公任 町田 啓太
藤原 道兼 玉置 玲央
高階 貴子 板谷 由夏
ききょう(清少納言) ファーストサマーウイカ
藤原 惟規 高杉 真宙
藤原 実資 秋山 竜次
藤原 伊周 三浦 翔平
藤原 行成 渡辺 大知
花山天皇 本郷 奏多
安倍 晴明 ユースケ・サンタマリア
藤原 宣孝 佐々木 蔵之介
藤原 為時 岸谷 五朗
藤原 兼家 段田 安則
スタッフ
脚本
大石静
演出
中島由貴
佐々木善春
中泉慧
黛りんたろう ほか
ナレーター
伊東敏恵
音楽
冬野ユミ
制作統括
内田ゆき
松園武大
プロデューサー
大越大士
高橋優香子
製作
NHK
他
2024年NHK大河ドラマ「光る君へ」
3050
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2024年11月3日に放送された第42回「川辺の誓い」
この放送の中で、まひろは一度、「源氏の物語」の執筆をやめていました。
しかし、宇治で道長と会ったあと・・まひろは執筆を再開し、
続きを書き始めていました。
今回は、なぜまひろがまた執筆を始めたのか、という点を確認してみたいと思います。
大河ドラマ「光る君へ」
まひろは、「源氏の物語」を一旦書き終えたようでした。
主人公である「光る君」の物語は終わり、そして・・
「雲隠」という巻名だけを書き残して、まひろは去っていきました。
この「雲隠」という巻については、実際に「巻名」しか残っておらず・・
実際のところは本当は文章があったのではないか、
この巻名も別の人がつけたのではないか、など色々言われていますが
今回の「光る君へ」の中では、まひろがあえて「巻名」だけ書き残したものとされていましたね。
巻名だけを書き残しているとすれば、それは「光る君」の出家とシを暗に示した「巻」ということになりそうです。
文章がないことによって、儚さや余韻を強調したのかもしれないですね。
また、「光る君へ」の中においては、道長とまひろの関係が変わる「区切り」としての役割も果たしているようですね。
そして、娘の賢子から「書かない母上は、母上ではないみたい」と言われ、
このまま出家しようかしら、と言っていました。
自分のやるべきことは終わった・・そういうことですよね。
その後、まひろは百舌鳥彦から、道長の容態が良くないことを聞かされ、
宇治にいる道長を訪ねていました。
川沿いを歩くことにした二人。
「私も、もう終えてもいいと思ってました。物語も終わりましたし、彰子様もたくましくなられました。この世に私の役目はもうありません」
と言っていました。
私のやることは終わった・・ということですよね。
ですが、このあと、まひろはまた、物語を書くことを再開します。
それはなぜなのか。
「この川で二人、流されてみません?」
このあと、ハッとまひろの表情が変わって、ちょっと真顔になるんですが
ここをみて「この瞬間、次の物語の構想が、まひろは頭に浮かんだ」とおっしゃってる方がいて、「なるほど・・!」と思いました。
あれだけの物語を書くことができる人ですから
想像もしないタイミングで、物語のアイデアが浮かんでくる・・というのはあるような気がします。
このあと書かれる部分は「源氏物語」の「宇治十帖」と言われる部分で、今、道長とまひろが会っている宇治が舞台になっているんですよね。
ここから書かれる物語の終盤にヒロインとしてでてくる「浮舟」という人はしぬことを考える人なのですが、その心理状態がかなり詳しく描かれているそうで、
きっとこれは作者である紫式部本人がそのような気持ちになったからではないか、という話もあるようです。
まひろもまさに同じで、またそのような気持ちになったことも、物語に書くことで消化していった・・ということになるでしょうか。
ここからまひろが書く「宇治十帖」は仏教的色合いが濃い物語になるようですが
それは道長が出家することと関係があるのかもしれないですね。
紫式部はおそらく出家していないと思われるので・・まひろは「出家しようかしら?」とは言っていましたが、出家はしないことになるのではないかと思います。
物語を書くという活動は、出家すると難しい・・というのもあるんでしょうか。
そして、まひろが書いていく「宇治十帖」
まひろは道長に「この川で2人、流されてみません?」と一緒にしぬことを提案しているようでしたが、道長は
「お前は俺より先にしんではならぬ、しぬな」と言っていました。
一緒にしぬことはできない、ということ。
言い換えれば、道長は自分だけしのうか・・と考えているふうにもとれると思います。
それが・・まひろが続きを書くことにした理由であると思いました。
宇治十帖の終盤です。
この浮舟に・・道長を重ねているように思います。
浮舟は「恋愛の行き詰まり」と「生きることへの絶望」から、宇治川へ身を投げて命を断とうとします。
しかし、浮舟は偶然に助けられて生き延び、
そして最終的には出家して、煩悩から解放される道を選ぶことになるそうです。
これは・・まさに、このあとの道長のことを表しているような物語であると思います。
だから、まひろが「宇治十帖」を書くことにした理由は、道長へ「生きてほしい」と伝えるためだった、と考えられるのではないかと思います。
「私のやることはもうない」とまで言っていたまひろが、また書き始めたのは、道長のため・・と考えると、納得できる気がしました。
そして、自分の「しのうかな・・」と考えていた気持ちも、物語を書くことによって、消化していった・・そんなふうに考えられます。
「あなたが生きておられれば、私も生きられます」
こうして、自分も道長も、物語の力で救っていくのはすごいことですね・・
それにしても・・
自分のやるべきことはもうない・・やりのこしたことはない、と考えていたまひろが
療養している道長へ会いに「宇治」へいき、
そこで、生きる気力を失っている道長の様子をみて、「宇治十帖」を書き始める・・・という流れは、きれいな流れ過ぎて、
このドラマの脚本家である大石静先生はすごいな・・とあらためて感じました。
まひろと道長の出会いが「川沿い」だったことも、全て
今回の川沿いでの会話につながっている気がしますね・・
二人にとって、運命的な場所、ということのような気がしますね。
というところで今回の考察は終了です。
感想やご自身の予想など、コメントをお待ちしています。
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