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こんにちは。#トケル と言います。
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べらぼう
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NHK大河ドラマ
2025年 日曜20時
「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」
出演者・キャスト一覧
蔦屋重三郎(横浜流星)
駿河屋市右衛門(高橋克実)
ふじ(飯島直子)
次郎兵衛(中村蒼)
留四郎(水沢林太郎)
唐丸(渡邉斗翔)
花の井 / 五代目瀬川(小芝風花)
松葉屋半左衛門(正名僕蔵)
いね(水野美紀)
うつせみ(小野花梨)
松の井(久保田紗友)
とよしま(珠城りょう)
大文字屋市兵衛(伊藤淳史)
しげ(山村紅葉)
きく(かたせ梨乃)
朝顔(愛希れいか)
ちどり(中島瑠菜)
半次郎(六平直政)
りつ(安達祐実)
扇屋宇右衛門(山路和弘)
志津山(東野絢香)
須原屋市兵衛(里見浩太朗)
鱗形屋孫兵衛(片岡愛之助)
鱗形屋長兵衛(三浦獠太)
藤八(徳井優)
鶴屋喜右衛門(風間俊介)
西村屋与八(西村まさ彦)
小泉忠五郎(芹澤興人)
平賀源内(安田顕)
平秩東作(木村了)
平沢常富 / 朋誠堂喜三二(尾美としのり)
勝川春章(前野朋哉)
北尾重政(橋本淳)
礒田湖龍斎(鉄拳)
小田新之助(井之脇海)
鳥山検校(市原隼人)
徳川家治(眞島秀和)
知保の方(高梨臨)
徳川家基(奥智哉)
一橋治済(生田斗真)
田安賢丸(寺田心)
宝蓮院(花總まり)
高岳(冨永愛)
大崎(映美くらら)
田沼意次(渡辺謙)
田沼意知(宮沢氷魚)
三浦庄司(原田泰造)
松本秀持(吉沢悠)
長谷川平蔵宣以(中村隼人)
松平武元(石坂浩二)
松平康福(相島一之)
佐野政言(矢本悠馬)
喜多川歌麿(染谷将太)
清水重好(落合モトキ)
誰袖(福原遥)
田沼意致(宮尾俊太郎)
てい(橋本愛)
スタッフ
脚本
森下佳子
演出
大原拓
深川貴志
小谷高義
新田真三
大嶋慧介
ナレーター
綾瀬はるか
音楽
ジョン・グラム
時代設定
江戸時代
制作統括
藤並英樹
石村将太
プロデューサー
松田恭典
藤原敬久
積田有希
製作
NHK
他
3600
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蔦重は九郎助稲荷から怒られていましたよね・・
瀬川の気持ちを全くわかっていない。
いや、一番の問題は「自分の気持ち」に気づいてないことですよね。
瀬川のことを大事に想う気持ち、それこそが「好き」という感情なのだということに、蔦重は気づけていないと思われます。
蔦重は瀬川に「幸せになってほしい」と、「女重宝記」という本をプレゼントしていましたよね。
「女性の常識」を学べる本で、身請けされたあとに困らないように・・というものでした。
「馬鹿らしうありんす」と言った瀬川は、蔦重への想いをもっている自分のことを「馬鹿らしい」と表現したんですよね。
昔、蔦重は「塩売文太物語」を瀬川へあげて、喜ばれたということは覚えていたんでしょう。
だから今回も、本・・
瀬川が身請けされることが前提の行動になっていますが、それじゃあ蔦重は、瀬川が身請けされても良いと思っているのか・・
瀬川に高額の身請け話が持ち上がる次回、第9回が大変気になりますよね。
それでは、3月2日放送の内容を確認していきましょう。
大河ドラマ「べらぼう 蔦重栄華乃夢噺」ドラマ考察
2025年3月2日 日曜日放送の内容から、僕の考察や展開予想をお話ししていきたいと思います。
大河ドラマについて、この動画のコメント欄で自由に語り合っていきましょう!
吉原の親父たちは、地本問屋に吉原への出入り禁止を命じました。
これから吉原は地本問屋と手を切る・・
地本問屋たちは吉原の本を作ることができなくなるので、それは蔦重が作ることができるでしょう。
ですが、蔦重がもし吉原細見を作っても、吉原でしか売ることができなくなります。
江戸の市中で本を売ることができるのは、地本問屋たちですからね。
蔦重が本を作って売りたいのは「吉原をなんとかしたい」から。
吉原へ足を運ぶ客を増やせないと意味がありません。
だから蔦重は、もう一回地本問屋たちと話し合ってきてもいいですか、と聞きますが、
女郎屋の親父たちはそれを許しませんでした。
鶴屋に対して駿河屋が、スカッとすることを言ってくれた!
というのは我々の見方で、蔦重はその時点で「ヤバい」と思っていたのかもしれないですね。
鶴屋と蔦重はこれから「ライバル」のような関係になっていくと思われます。
ルールを守ろうとする伝統派の鶴屋と、革新的な方法でのし上がろうとする蔦重。
まだ、ドラマ後半の展開は定かではないですが、
もしかすると、最終的には、ともに「出版」を盛り上げていく盟友関係になっていくのかもしれません。
鶴屋が変わっていくなら、どんな風に変わるのかも、楽しみですよね。
吉原は今、ちょうど「玉菊燈籠」でにぎわっていました。
玉菊燈籠とは、1726年になくなった吉原の女郎・玉菊を偲んで行われたものだそうです。
引手茶屋がこぞって燈籠をつけたのが始まりで、その後吉原の年中行事の1つになったそうです。
こんなイベントをずっとやれば吉原に客が来るんじゃないか、と次郎兵衛は言うようですが
ずっとやっていたら目新しさもなっくなりますから・・あまり良いアイデアとは思えない。
そこに小田新之助がやってきます。
新之助はうつせみに揚げ代を払ってもらって、会いにいくことになっているようです。
「揚代」とは「花魁を呼んで遊ぶ際の代金」です。
本来は女郎屋へいく男が支払う金を、女郎本人に負担させてるんですね・・
うつせみにとっては新之助は「間夫」なんですよ、と蔦重は慰めます。
「間夫」とは、遊女が本気で惚れた男性のことですね。
新之助は、その後、うつせみの部屋で
うつせみの身体に「長十郎様命」という刺青が彫られているのを発見します。
うつせみは、新之助を呼ぶための揚げ代を稼ぐために、他の客の無茶な要求に答えていたようでした。
刺青を彫っていたがる姿を楽しむような酷い男のようです。
ある日、蔦重は、駿河屋で、瀬川と鳥山検校(けんぎょう)を見かけますが、
二人が妙に親しげにしているのをみて・・蔦重は動揺します。
瀬川は蔦重が見ているのに気づきますが、フッと目をそらします。
それをみて蔦重はなぜかドキリ・・
他の人と親しげにしていることに胸がざわめくのは、もう、完全に「恋心」だと思うのですが・・
男は花魁に手を出すことを禁じられているし、花魁は誰かに本気になることが禁止されている・・ということから、蔦重と花の井はお互いに気持ちを表せないでいるわけですよね・・
いや、蔦重にいたっては自分の気持ちに気づいていない感じですが・・
その後、蔦重は「瀬川が身請けされそうだ」という話を聞きます。
「身請け」とは、その花魁を自分のものにしたい男性が、花魁の背負っていると言われる借金・・身代金の金額を見世へ支払って、その花魁をもらい受ける、というものですね。
その後はその男性の妻になったり、妾になったりします。
花魁は裕福な男性に身請けされれば、遊郭から解放されて、吉原の外の世界で新たな生活を始めることができました。
逆にいうと、ほとんどそれしか、幸せに吉原からでていく方法はなかったんですよね。。
瀬川を身請けしたいと言っているのは鳥山検校で、千両もの大金を支払おうと言っているようです。
瀬川はこの話をもらったときに、「女重宝記」を渡して、「幸せになってほしい」と言ってきた蔦重のことが思い浮かぶようです。
蔦重もそれを望んでいたんだよなと思ったんだと思います。。
蔦重は瀬川が1000両もの大金で身請けが決まりそうと聞いて動揺します。
いよいよ、自分の近くからいなくなると知って、焦ってきた感じでしょうか。
でも、1000両という金額は自分には到底負担できない金額です。
1両6万円だとすると現在の価値なら6000万円。
これ、もし現代で、「トップアイドルが6000万円で自分のものになる!」と言われたら、金を出したい人はいっぱいいるんじゃないか?というコメントをいただいたのですが、たしかにそうですよね。
今と違って貧富の差が大きくて、個人で6000万円もの金を、自分の自由に使える人はごくわずかだったってことですよね。
蔦重は小田新之助から、松葉屋の女郎である「うつせみ」を身請けしようとしたら、どの程度の身代金が必要なのか、と聞かれます。
うつせみなら・・300両ほどですかね、という蔦重に、新之助は落胆しました。
1両6万円だとすると、300両は1800万円です。
うつせみにとって新之助は「間夫」です。
自らの揚代を自分で払ってでも、新之助のことを呼びたい・・。
新之助にとっても、うつせみはかけがえのない女性になっていて、他の男性と寝ていることが耐えられない・・
うつせみを苦しめるような客から解放してやりたい・・そういう気持ちみたいですね。
例えば、うつせみが、これから他の客から身請けの話をもちかけられてもずっと断り続ければ、いずれ身代金が安くなり、新之助と一緒になることもできるかもしれない。
身代金が安くなるのは「年季が明けた」時。
年季とは「奉公する期間」のことで、一般的には10年ぐらいと言われていたそうです。
遊女たちは幼少期、7〜8歳で吉原に売られて、15〜16歳ぐらいから客を取り始めます。
ですので、26〜27歳ぐらいで「年季があける」と言われていました。
ただ、この歳になっても借金が残っていて、そのまま何らかの形で吉原で働き続けないといけないことも多かったようです。
遊女は豪華な衣装や装飾品を自費で買っているので、それがまた借金になっていくんですね・・
1日でも早く遊女をやめたいはずで、普通、身請けの話を断る者はいない。
「金のない男が恋い慕うことは、幸せになることを邪魔するだけかもしれないな」
瀬川と一緒にいた鳥山には1000両もの大金を用意することができるんですよね・・
蔦重は瀬川を九郎助稲荷に呼び出して、鳥山からの身請け話を断ってほしいと頼みます。
「瀬川が今、いなくなったら、吉原から客がいなくなってしまう!しかも、鳥山は、人に金を貸したあげく、葬式にまでお仕掛けて、高い利息をむしりとって、その金をまた人に貸し儲けてる、あくどいやつだ!」
瀬川はこれを聞いて腹を立てます。
この前は身請けされて幸せになれと言ったのに!
瀬川としてはそんな理由で引き止められても、やめようとは思えません。
ですが本当は、蔦重もさすがにもう、自分の気持ちに気づいてますよね・・
瀬川には自分から離れてほしくない。
瀬川が本当にいなくなってしまう、というこの段階で、やっと蔦重は瀬川へ本音を話せるようです。
蔦重は頭を下げて、涙声で瀬川に頼みます。
「お願いだから!いかねぇで!俺がお前を幸せにしたいの・・だから、いかねぇでください・・」
今までずっと思ってきた男からの本気の告白・・
瀬川も、もう、自分の想いを隠すことはできませんでした。
どうやって幸せにしてくれるんだ?という瀬川に対し、蔦重は「どうにか」と曖昧な返事をするので瀬川からは「べらぼうが!」と怒られます。
ですが瀬川としても、気持ちを告白してくれた蔦重に・・もう幸せにしてもらいたいと思っているはず。
そして蔦重は、年季明けを待って、瀬川を身請けする!と瀬川へ言いますが、
瀬川は「心変わり、しないだろうね?」と聞きます。
瀬川は年季があけるまで、あと5年ぐらいのようです。
蔦重は、自分の気持ちに気づくまで20年もかかったのに、
5年程度で気持ちが変わるわけない、と瀬川へ言いました。
こうして2人は、将来を誓い合う関係になりました。
でも・・新之助へ言ってましたよね?
身請け話を断る遊女はいない・・金のない男が恋い慕うことは、幸せになることを邪魔するだけなのではと・・
あと5年・・これまで遊女として過ごしてきた時間と同じ時間だけ、
これからも遊女を続けていくことになる瀬川・・それで果たして良いのでしょうか。
瀬川は松葉屋の主人・半左衛門と女将の「いね」に鳥山からの身請け話を断ると告げます。
松葉屋にとっては花魁が身請けされれば大金が入ってくるので
是が非でも身請け話は進めたいはず。
瀬川は「身代金千両でも断ったとなれば、自分の値打ちも、吉原の花魁の値打ちも上がるはず」と断る理由を説明しました。
本当は・・蔦重との約束があるから・・ですよね。
瀬川ほどの人気の花魁なら、もし鳥山の申し出を断っても、今後も身請け話はあるはずですが
それも今回と同じように断り続けるのでしょうか。
瀬川から話を聞いた、松葉屋の主人と女将のいねは絶句しましたが、いねは表面上は瀬川の話を受け入れました。
いねは瀬川に間夫ができたとにらんでいて
瀬川の間夫が蔦重だと気づくようです。
蔦重のために、吉原細見がどうやったら売れるか考えてみるか!と言われたときの瀬川の様子を思えば・・わかる気がしますよね。
すごく嬉しそうにしていたと思います。
茶屋の男と花魁が恋愛をすることは許されない。
いねは、証拠をつかんで、蔦重と瀬川を別れさせようと、2人のことを監視し始めます。
吉原の掟破りにあたる行為のため、証拠をつかんで2人に折檻を加えるつもりです。
蔦重と瀬川は、これまで想いを隠してきた2人ですから、許されないことも、周りの目が厳しいことも知っている。
だから、2人きりで会うことはせず、伝えたいことがあれば、貸本に挟んで文を送る・・という方法で周囲をだまします。
ただ、いねの目はごまかせませんでした。
実はいねは、元花魁だったようです。
だから、もしかしたら、いねにも同じような経験があるのかもしれないですね・・
間夫ができたことがあったのかも・・しれない。
それで瀬川の蔦重に対する言動などをみて気づいていたんでしょう。
いねは鳥山の身請けを断るという瀬川に、一晩で5人もの客をつけます。
瀬川は、
先代の瀬川もこうやって気の進まない身請け話を無理やりのまされて
そのあげくにジガイしたのでは・・?と抗議しますが、
先代瀬川は、松葉屋の大名跡をつぶした、迷惑千万な、「ばか」なおんなだ
と、いねは吐き捨てるようにいいます。
全く、何の痛みも感じていないようですね・・
そして・・蔦重と瀬川を別れさせるため、今度は蔦重側に働きかけます。
その方法が酷い。
なんと、瀬川が客をとり、客と「寝て」いるところを蔦重に見せる、という行動にでます。
喘ぎ声・・房事の真っ最中と思われる部屋の横に通された蔦重は、
声が聞こえてきている段階では、それが誰だかわかっていないようですが・・
松葉屋の主人が瀬川の話を始めるので、その声が瀬川のものだと気づいた蔦重・・
そして、さらに、松葉屋の主人は、襖を開けて、瀬川と男の様子を蔦重に直接見せます。
肩が揺れるのが見え、白い背中もみえる・・
このシーン・・どんなふうに描かれるんでしょうか。。
瀬川を演じる小芝風花さんが肌を大きく見せるシーンになるのか・・?
襖が開いたことに気づいた瀬川が振り返ると、蔦重と目が合います。
「お前はこれを、瀬川に年季明けまでずっとやらせるつもりなのかい?」
実際には病気になったりして、年季明けを迎えられない花魁もたくさんいます。
おまえにできるのは、何もしないってことだけだ・・と松葉屋の主人から蔦重は言われました。
「玉菊燈籠」で賑わう吉原。
普段は女性は吉原には入れなかったようですが、玉菊燈籠の期間は「通行切手」を持っていれば入れることになっていました。
このとき、新之助が若い娘である「久(ひさ)」を連れて蔦屋に来ていました。
久に玉菊燈籠を見せてやるんだという新之助は、久の通行切手をもらって吉原の大門をくぐっていきました。
通行切手をうまく使えば、瀬川と一緒に足抜けすることができるんじゃないか
と思いついた蔦重は・・それを決行することにしました。
足抜けとは・・女郎が脱走することですね。
松葉屋へ本を貸しにきた蔦重。
この前はあんなところをみられてしまった・・と気まずい気持ちになり立ち去ろうとした瀬川でしたが
蔦重は瀬川を呼び止め、
蔦重は足抜けの方法を描いた文と通行切手を貸本にはさんで、瀬川へ渡しました。
いよいよ決行だ・・と思っていた、そのとき。
実はもうひとり、足抜けを考えていた男が、先に、同じ方法での足抜けを決行してしまいました。
それは・・新之助です。
うつせみとついに、足抜けを決行してしまいました。
それも、蔦重が考えていたのと全く同じ方法でした。
ですが・・2人は、松葉屋が差し向けた追っ手によって捕らえられます。
当然、新之助は暴行を受けることになります。
捕まったらうつせみと心中する覚悟だったという新之助は切腹しようとしますが
蔦重から「吉原は女郎をころしたりはしない」と言われ、我に帰ります。
そしてうつせみも激しい折檻を加えられることになりました。
人別帳・・今で言う「戸籍」も、金もないままでは、男は博打ばかりやることになり、女は夜鷹になるしかない。
夜鷹は、街で男に声をかける女性ですね。
最下層の女郎といわれていて、揚げ代はそば1杯ぐらいの値段と言われています。
それで幸せになれるのか!?と、いねは厳しくうつせみに問いかけます。
その後、いねは瀬川へ言います。
ここは不幸な場所。けど、人生が大きく変わるようなことが起こることもある。
そういうことがあるんだ、と、他の女郎たちへ夢をみさせてあげるのが、「瀬川」を継いだものの役目じゃないのかい?
もし、四代目瀬川があんなしにかたをしていなければ、そのあと瀬川を継いだかもしれない子が何人もいて、そしたらきっと、大きな身請け話がいくつもあったはず。
それを無しにしてしまった!
松葉屋にいた女郎たちが本当なら身請けで吉原を出られたはずなのに、その道を20年も閉ざしたことに、いねは怒っていた、ということでした。
これ、もしかしたら、いね自身が瀬川になる可能性があった女性・・なのかもしれないと思うと、切ないですね・・
いねとしては瀬川が名跡を継ぎたいと言ったとき、これで大勢の女郎が救われるはずだと喜んだそうです。
瀬川としては、この見世にいる他の女郎たちのことを考えるところもあるでしょう。
そして瀬川は・・
蔦重へ、通行切手が挟まれた貸本を返しました。
それが、瀬川が蔦重との足抜けをあきらめた合図なのですが
ここでの2人の会話が本当に切ないし、かなりの名シーンになる予感がします。
ここはぜひ、本放送でじっくり見届けましょう。
それからほどなくして、瀬川の身請けが正式に決まりました。
最終的な身請けの金額は1400両。
1両6万円だとすると、その金額は8,400万円です。
(べらぼう放送前のスペシャルで1両6万で計算されていたと思います)
吉原をでていくのは、その年の暮れ・・ということになりました。
玉菊燈籠は夏、おそらく7月頃に開催されていたと思うので、瀬川が吉原をでていくのはこれから4〜5ヶ月後、ということになりそうですね。
今回描かれたのは1775年の7月頃、のようです。
というところで今回の考察は終了です。
感想やご自身の予想など、コメントをお待ちしています。
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