ひなぴし ドラマ考察

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#べらぼう ネタバレ 第10回あらすじ詳細版 大河ドラマ考察感想 2025年3月9日放送 第10話 蔦重栄華乃夢噺 #蔦屋重三郎

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こんにちは。#トケル と言います。


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べらぼう
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NHK大河ドラマ
2025年 日曜20時
「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」


出演者・キャスト一覧

蔦屋重三郎(横浜流星)
駿河屋市右衛門(高橋克実)
ふじ(飯島直子)
次郎兵衛(中村蒼)
留四郎(水沢林太郎)
唐丸(渡邉斗翔)
花の井 / 五代目瀬川(小芝風花)
松葉屋半左衛門(正名僕蔵)
いね(水野美紀)
うつせみ(小野花梨)
松の井(久保田紗友)
とよしま(珠城りょう)
大文字屋市兵衛(伊藤淳史)
しげ(山村紅葉)
きく(かたせ梨乃)
朝顔(愛希れいか)
ちどり(中島瑠菜)
半次郎(六平直政)
りつ(安達祐実)
扇屋宇右衛門(山路和弘)
志津山(東野絢香)
須原屋市兵衛(里見浩太朗)
鱗形屋孫兵衛(片岡愛之助)
鱗形屋長兵衛(三浦獠太)
藤八(徳井優)
鶴屋喜右衛門(風間俊介)
西村屋与八(西村まさ彦)
小泉忠五郎(芹澤興人)
平賀源内(安田顕)
平秩東作(木村了)
平沢常富 / 朋誠堂喜三二(尾美としのり)
勝川春章(前野朋哉)
北尾重政(橋本淳)
礒田湖龍斎(鉄拳)
小田新之助(井之脇海)
鳥山検校(市原隼人)
徳川家治(眞島秀和)
知保の方(高梨臨)
徳川家基(奥智哉)
一橋治済(生田斗真)
田安賢丸(寺田心)
宝蓮院(花總まり)
高岳(冨永愛)
大崎(映美くらら)
田沼意次(渡辺謙)
田沼意知(宮沢氷魚)
三浦庄司(原田泰造)
松本秀持(吉沢悠)
長谷川平蔵宣以(中村隼人)
松平武元(石坂浩二)
松平康福(相島一之)
佐野政言(矢本悠馬)
喜多川歌麿(染谷将太)
清水重好(落合モトキ)
誰袖(福原遥)
田沼意致(宮尾俊太郎)
てい(橋本愛)


スタッフ

脚本 
森下佳子

演出 
大原拓
深川貴志
小谷高義
新田真三
大嶋慧介

ナレーター 
綾瀬はるか

音楽 
ジョン・グラム

時代設定 
江戸時代

制作統括 
藤並英樹
石村将太

プロデューサー 
松田恭典
藤原敬久
積田有希

製作 
NHK


 

3600

 

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蔦重が自分の気持ちに気づいて瀬川へ告白し、そして一緒に足抜けしようとした。

だけど結局、それはできなかった・・

蔦重が渡した貸本を瀬川が返すことで、足抜けの計画を断るというシーンは・・

本当に切なかったです。

あのシーンで、蔦重が用意していた足抜けのための通行切手は半分にちぎられていたように思います。

あれは、あと半分を瀬川が持っている、ということなんでしょうか。

いつか瀬川のもつ半分と蔦重のもつ半分をあわせることができたら・・そんな想いがあるのかもしれないですね。

そして、うつせみの折檻シーンは結構ハードでしたよね。

松葉屋の女将・いねは金のことばかり考えているのかと思ったらそうではなくて

やはり他の女郎のことも考えて・・話しているようでした。

本編では話がでなかったですが、いねも過去、女郎だったそうです。

4代目瀬川があんな形でなくなったことで、影響を受けた女郎の1人だったのかもしれないですね・・

鳥山検校は瀬川の変化にすごく敏感だったので

今後ももし、瀬川が蔦重のことを思い出すことがあると・・

すぐにバレそうな気がします。

嫉妬深い人なのかなと感じましたが・・鳥山の元で瀬川は幸せになれるのか・・?

次回は、瀬川が鳥山からいよいよ身請けされるシーンが描かれる予定です。

 

大河ドラマ「べらぼう 蔦重栄華乃夢噺」ドラマ考察

 

2025年3月9日 日曜日放送の内容から、僕の考察や展開予想をお話ししていきたいと思います。

大河ドラマについて、この動画のコメント欄で自由に語り合っていきましょう!

 

今回は1775年の話です。

うつせみと新之助が逃げようとしたのが夏だったのですが・・

瀬川が吉原を出るのは年末になるようです。

蔦重は26歳頃ですね。

瀬川の身請け話が決まったころ。

 

江戸城の西の丸では、徳川家基と田安賢丸(まさまる)が将棋を指していました。

家基の母である知保の方と、賢丸の母である宝蓮院が話をしていました。

2人はいずれ家基が将軍になる際には賢丸に家基を支えてほしいと願っているようです。

家基と賢丸、どちらも8代将軍・吉宗の血を引いています。

このままだと田沼意次の息子である意知がその地位についてしまう。。

賢丸はすでに江戸城を出て、白河松平家へいくことになっていましたが将来のため・・と活動を開始します。

 

その方法は、妹の種姫を、今の将軍・家治の長男である、家基へ嫁がせることでした。

もし家基へ嫁がせたとして・・

いずれ家基が将軍になれば、賢丸は将軍の義理の兄ということになります。

将来的に政治の中心になるための「種まき」をしようとするんですね・・

松平武元(たけちか)にも

今回はそれを田沼意次に認めさせようとする話になります。

松平武元や宝蓮院(賢丸の養母)たちが中心になって、この計画を進められます。

種姫は大奥総取締役・高岳の下で迎え入れられて

将軍家との関係を強化する重要な役割を担うことになります。

ただ、もっと先のストーリーを少しお話しすると、

家基は早くになくなってしまい、結局将軍にはなれないんですよね。

そして、種姫も、結果的には家基に嫁いでいないと思います。

 

吉原の親父たちは、瀬川の最後の花魁道中に合わせて、本を売り、

地本問屋たちを打ち負かしてやれ!と勢いづいていました。

瀬川の、最後の花魁道中が年末ということで、もし正月だったら「吉原細見」も売れてっ良かったのに・・と残念がるのですが

正月に売ると決めているのは地本問屋たち。

もう吉原は地本問屋に合わせる必要はないので、年末の、瀬川の最後の花魁道中の時に売ってしまえばいいという話になりました。

「最後の花魁道中」とは、吉原を出ていくときに行われる行列のことですね。

せっかくだから、瀬川の次のランクの女郎たちの錦絵の本を作るように蔦重は命じられます。

西村屋の扱う「雛形若菜・・」をつぶす意図もあるようです。

金はいくらかかってもいいからと親父たちから言われますが

蔦重は瀬川との本当の別れがやってくるのがつらくて気持ちが沈んでいて、

親父たちの話にのることができません。

でも、世話になった瀬川のために何かをやってあげたい・・その気持ちは蔦重にあるよです。

 

蔦重が吉原のメインストリート・仲の町(なかのちょう)に出ると、そこには身請けのあいさつ回りをしている瀬川がいました。

いねと一緒に談笑しながら、店をまわっているようです。

蔦重はその瀬川の姿をみて、「一緒に吉原から逃げよう」と瀬川へ渡していた「通行切手」のことを思い出しました。

「良い想い出になった」と言われて、返されたんですよね・・

うつせみと新之助が先に足抜けしようとしていなければ、2人は足抜けを実行していたと思います。

でも、そもそも蔦重と瀬川は関係をあやしまれていたので・・

きっと足抜けを実行しても、うつせみたちのように捕まった可能性が高いのでは、とも思います。

それで信用を失っていたらその後の蔦重の活躍はなかったかもしれないので

2人を想うと切ないですが、でも結果的には瀬川にとっても蔦重にとっても、良かったのかもしれません。

蔦重も、ずっと引きずっていてもダメなので、前に進まないと!と自分を切り替えていこうと考えます。

そして、瀬川には世話になったので、瀬川が心から喜ぶような何かを最後にやってやりたい、と思うようです。

これがこのあとの行動の原動力になっていくと思います。

 

なぜか吉原に出入り禁止になったはずの西村屋と、細見の改をやっていた忠五郎が、女郎屋の若木屋に入っていくのが見えました。

ここは西村屋がよく使っている女郎屋だそうです。

どうやら、引手茶屋や中見世・小見世の親父たちが西村屋と忠五郎と一緒にいるようです。

ここに集まる吉原の店の人達は、駿河屋たちとは一線を画している人たちです。

もともと駿河屋たちと気持ちを1つにしているわけではない・・ってことなんでしょうね。

西村屋は、駿河屋たちの行動をかなり大げさに言っていたようで

それを聞いた吉原の若木屋をはじめとしたメンバーは、駿河屋たちに怒りを持ったようです。

俺達は今までどおり、地本問屋と取り引きしようじゃないか、そのような話になりました。

吉原者の分裂を狙った・・西村屋の行動ですね。

これで吉原は一枚岩ではなくなりました。

 

地本問屋たちと吉原は決別したので、蔦重が作った吉原細見「籬の花」は、江戸市中では売られなくなりました。

蔦重の作った「籬の花」がほしいとやってきた客にも売られることはありません。

そして「籬の花」は屑屋に売られます。

その様子を蔦重は江戸市中へいった際に目撃しました。

屑屋とは古紙や古道具などを回収して売っていた業者で、現代でいうリサイクル業者や廃品回収業者にあたるようです。

屑屋から蔦重は、「吉原者は、この本がほしければ吉原まで買いに来い!」と言ったとか、「地本問屋たちは商売について丁寧に話にいったのに問答無用で殴られた」などという話が広まっていることを聞きます。

西村屋の流した噂がここにも広まっているんでしょうか。

 

源内と須原屋に江戸市中の芝居町(しばいまち)で出会います。

芝居町には役者たちがたくさんいて、稽古をしていたり、飯を食っていたり、賭け事をしていたり。

舞台ではみることがない普段の姿が新鮮で興味深くみていました。

また、鱗形屋のことも蔦重は見かけます。

一時はやつれていましたが、今はもう、以前と変わらず元気に商売の話をしているようです。

居酒屋へ入った蔦重は、源内と須原屋へ、蔦重は、本を江戸市中で売れない現状について相談します。

須原屋は、鱗形屋が細見を出し、西村屋が錦絵の本で吉原へ人を呼んでくれるんじゃないか、だから蔦重がそんなに焦る必要はないと言います。

「引いた目でみることは大事だ」と須原屋は蔦重へ言い、蔦重もそこで、今まで自分は木ばっかりをみて、森がみられていなかった、と反省します。

 

地本問屋が吉原へ客を呼んでくれるならもうそれを良しとして、蔦重が地本問屋の「改(あらため)」に徹するのも1つの方法。

それは地本問屋も喜んで受け入れる。

でも、蔦重は、地本問屋たちが吉原のことを考えて行動してくれるとは思えず・・

改になることはやめておきたいようです。

源内は蔦重に「やりたいことをやればいい」と助言しますが・・

やっぱり蔦重は、自分で本を出すことで、夢をかなえたいんだと思います。

その夢とは、江戸っ子の憧れの場所にしたい、女郎たちも幸せになる場所にしたいということ。

誰かにやってもらうじゃなく、自分がそうしたい、ということなんでしょう。

「吉原をなんとかしたいのはあんただけじゃない」と言っていた瀬川のためにも、吉原がみんなから憧れの眼差しでみられるところにしたい。

それをあらためて認識しました。

そして蔦重は、吉原の錦絵を将軍に手にとってもらうことを思いつきます。

正直、本当にみてもらったかはどうでもよくて、上様に献上されたという噂だけでいい。

それがあれば、吉原の格ががぜん上がっていくはずだ。

源内が話をすれば、田沼意次までは渡すことができる・・

とすると、この案はとても良い案だ!と思った3人は、一緒に計画を立て始めました。

 

将軍に献上する錦絵の本を作るには・・金がかかる、ということで

吉原の親父たちへ百両の入銀を求めますが、はじめは難色を示されます。

そんなことできるわけがない!

でも、源内を通して可能だと説明すると一気に興味を持ち始めます。

吉原の格が上がれば、客の格も上がる可能性があり、そうすれば落としてもらう金も、高い金額での身請けも増える可能性があります。

でも、地本問屋が扱わないのなら、江戸市中では売れないし・・作った本がさばけないのでは?という疑問が出てきます。

そこにも蔦重はすでに秘策を用意していました。

その方法とは、地本問屋ではなく、須原屋みたいな書物問屋で売ってもらうこと、でした。

これは地本問屋にはできないし、わかったらかなり悔しがるはず。

入銀は・・スポンサー的なお金の出し方ですよね。

名前や情報を本に書いてもらったり、本そのものをもらったりする。

ですがこのとき駿河屋は貸付なら出してやる、と言います。

これは・・もし売れなかったら、全額蔦重の借金になります。

ですが、ここで蔦重はこの条件を飲んで、百両を借りた形になりました。

 

そして蔦重は絵を描いてくれる人を探し、

「一目千本」の絵を描いてくれた北尾重政と、今人気が上がっている絵師である勝川春章が、吉原の錦絵本の絵を描いてくれることに決まりました。

北尾重政が勝川春章を誘ってくれたようです。

春章は負けず嫌いで「女が描けない」という世間の声を見返してやると意気込んでいます。

勝川春章は、あの葛飾北斎の師匠だった人みたいですね。

蔦重は2人を、開店前の松葉屋へ連れていき、花魁たちの普段の暮らしぶりを見せました。

芝居町でみた役者たちの素顔、ああいう日常の顔も人々はみてみたいんじゃないか

その気持ちから、花魁たちの日常を、絵師に描いてもらおうと思ったようです。

現代でいう「オフショット」ですね。

こうして錦絵本「青楼美人合姿鏡」(せいろうびじんあわせすがたかがみ)は完成しました。

 

そして意次の元を、駿河屋・扇屋・蔦重は、源内と一緒に訪ね

将軍への献上を頼みました。

意次は蔦重のことを覚えていました。

「ありがた山ではないか」

地口で礼を言うような者は他にはいないとのことでした。

地口とは現代でいう「ダジャレ」ですよね。

蔦重はよくダジャレを言っていると思います。

瀬川の落籍を祝い・・という説明をしたところ、意次は、「瀬川の道中の話は、『社参』を考え直すきっかけにもなった。これは恩を返さないといけない」と伝えました。

「日光社参」に莫大な費用がかかることに悩んでいた意次は源内から、社参の行列を見世物にして金を稼げばよいと助言をえていましたよね。

これは瀬川が襲名したときの花魁道中で吉原が繁盛したことをまねたものでした。

ちなみに「落籍」とは、女郎が身代金を支払って遊郭から身を引くことを言います。

身請けされることと意味としては同じですかね。

 

将軍・家治へ絵本を献上した意次は、家治から賢丸の妹・種姫を、ゆくゆくは嫡男・家基と夫婦(めおと)にするつもりだと聞かされました。

これには裏で、松平武元(たけちか)も協力しており、

意次はこれは全く知らなかったことで、いずれ田沼家によからぬ影響があると落胆しました。

ただ・・これはまだ先の話になりますが、

家基は18歳でなくなってしまい、将軍になることはありませんでした。

シの直前まで元気だったと言われており、なぜなくなったのか疑問に思われることがあるようです。

そこから、「田沼意次によってドクサツされた」という疑いがありますが、定かではありません。

このドラマにおいて、どんな最期を迎えることになるのかは、要注目ですね。

意次はこうして不安を覚えるなか、賢丸は白河藩へ移り、

まもなく松平定信と名乗ることになります。

松平定信は、田沼意次が失脚したあと実権を握り、「寛政の改革」を主導した人ですね。

 

落籍の日、蔦重は瀬川を訪ねて、完成した錦絵本を手渡します。

蔦重が何かくれるときはいつも本・・と瀬川は言います。

これまであげたのは

子供の頃は『塩売文太物語』瀬川がボロボロになるまで何度も読んだ絵本ですね。

そして身請けしたあとに困らないように、とあげたのが「女重宝記」

今回は「青楼美人合姿鏡」(せいろうびじんあわせすがたかがみ)です。

女郎たちの普段の様子が目にできるこの本には、瀬川が本を読む姿も描かれていました。

実は瀬川の姿は、これまでの本で描かれたことがありませんでした。

瀬川の絵はこれっきり。

蔦重の想い

ここを楽しいことばかりの場所にしたい

売られてきた女郎が楽しい想い出を作ってほしい

そして大門をでていけるようにしたい

これは瀬川も同じ。

一緒に生きていくことはかなわなかったけど、俺はこの夢を見続ける

瀬川は幼い女の子のような笑顔で笑いました。

「あざみ」と呼ばれていたころの気持ちで、珂理(からまる)・・蔦重のことを見るのかもしれないですね。

 

そして今回の最後は、瀬川の花魁道中です。

この時の瀬川は花嫁衣装、

これが最後、鳥山検校の元へ嫁いでいきます。

・・・と、ここでついに、これまで見切れる程度だけど毎回登場していたあの男が、ついに登場します!

 

瀬川の花魁道中に合わせ、たくさんの花魁たちが次々現れ、吉原は大変盛り上がりますが・・

その時、一言、ポツリとつぶやく男がいます。

「これが吉原よ」

そう、その男は平沢常富(つねまさ)です。

これまでほんの数秒、見切れるぐらいだったこの人がついに、ちゃんと映ることになりそうです。

蔦重の成功を支えることになる重要な作家の1人ですが・・・それはまた今後の物語で明かされることになります。

 

瀬川は蔦重の前まで進んだときにふと立ち止まり、

しばらく見つめ合います。

見つめ合うというだけでも「2人の世界」という感じですが・・

ここで瀬川が蔦重へ言葉を発します。

これは蔦重にしか聞こえない言葉なのか、

それともみんなに聞こえる声で、でも蔦重への気持ちを伝えるのか・・

というところですが

おそらく、別れの言葉を発することになるんでしょう。

予告の中で言っていた、

「おさらばえ・・」ですかね・・

これは、みんなへ言っているように見せかけて、蔦重へ伝えたかった言葉・・なんでしょうね。

そして吉原大門(おおもん)の外で待つ、鳥山検校の元へと進んでいきました。

 

そのあと、蔦重は大きい声を張り上げて「青楼美人合姿鏡」を売り始めます。

瀬川の最初で最後の姿が載っていること、将軍に献上された本であることwアピールすることで群衆はドっと沸くようです。

 

地本問屋たちは年明けの吉原細見が売れないことを悔しがっていました。

そして「青楼美人合姿鏡」が書物問屋の須原屋で売られていたことに驚きます。

こんな本がでてしまうと、「雛形若菜初模様」が売れなくなる・・と西村屋は嘆きますが

鶴屋は「青楼美人・・」をみながら、心配ない、この本は売れない、と断言しました。

また、不穏ですね・・

 

なぜ売れないか、

それはさらに次の回の話をちょっと先出しすると・・

それは「高いから」です。

吉原を好きでたまらない、花魁のファンだという人にはとても良い本で、高いお金を出してでも買う価値があるかもしれないですが

お金を払えばその花魁と遊ぶこともできるわけで。

その本を買う金を払うなら女郎を買いにいけばいい・・となってしまうようです。

金額が高いので、よほどの浮世絵好きか、いるかどうかわかりませんが吉原そのものが好きという人にしかささらない・・本になってしまったようですね。

ただ、さきほどご紹介した平沢常富(つねまさ)は、まさに吉原マニアみたいで(笑)

次の回では、この本に対しての感想を語ってくれるようです(笑)

 

というところで今回の考察は終了です。

感想やご自身の予想など、コメントをお待ちしています。

 

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