ひなぴし ドラマ考察

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#べらぼう ネタバレ 第14回あらすじ詳細版 #大河ドラマ 考察感想 2025年4月6日放送 第14話 蔦重栄華乃夢噺

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こんにちは。#トケル と言います。


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べらぼう
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NHK大河ドラマ
2025年 日曜20時
「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」


出演者・キャスト一覧

蔦屋重三郎(横浜流星)
駿河屋市右衛門(高橋克実)
ふじ(飯島直子)
次郎兵衛(中村蒼)
留四郎(水沢林太郎)
唐丸(渡邉斗翔)
花の井 / 五代目瀬川(小芝風花)
松葉屋半左衛門(正名僕蔵)
いね(水野美紀)
うつせみ(小野花梨)
松の井(久保田紗友)
とよしま(珠城りょう)
大文字屋市兵衛(伊藤淳史)
しげ(山村紅葉)
きく(かたせ梨乃)
朝顔(愛希れいか)
ちどり(中島瑠菜)
半次郎(六平直政)
りつ(安達祐実)
扇屋宇右衛門(山路和弘)
志津山(東野絢香)
須原屋市兵衛(里見浩太朗)
鱗形屋孫兵衛(片岡愛之助)
鱗形屋長兵衛(三浦獠太)
藤八(徳井優)
鶴屋喜右衛門(風間俊介)
西村屋与八(西村まさ彦)
小泉忠五郎(芹澤興人)
平賀源内(安田顕)
平秩東作(木村了)
平沢常富 / 朋誠堂喜三二(尾美としのり)
勝川春章(前野朋哉)
北尾重政(橋本淳)
礒田湖龍斎(鉄拳)
小田新之助(井之脇海)
鳥山検校(市原隼人)
徳川家治(眞島秀和)
知保の方(高梨臨)
徳川家基(奥智哉)
一橋治済(生田斗真)
田安賢丸(寺田心)
宝蓮院(花總まり)
高岳(冨永愛)
大崎(映美くらら)
田沼意次(渡辺謙)
田沼意知(宮沢氷魚)
三浦庄司(原田泰造)
松本秀持(吉沢悠)
長谷川平蔵宣以(中村隼人)
松平武元(石坂浩二)
松平康福(相島一之)
佐野政言(矢本悠馬)
喜多川歌麿(染谷将太)
清水重好(落合モトキ)
誰袖(福原遥)
田沼意致(宮尾俊太郎)
てい(橋本愛)


スタッフ

脚本 
森下佳子

演出 
大原拓
深川貴志
小谷高義
新田真三
大嶋慧介

ナレーター 
綾瀬はるか

音楽 
ジョン・グラム

時代設定 
江戸時代

制作統括 
藤並英樹
石村将太

プロデューサー 
松田恭典
藤原敬久
積田有希

製作 
NHK


 

3600

 

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検校が瀬以へ言った「骨の髄まで女郎だな」という言葉。

酷い言葉だなとは感じましたが、でも瀬以も、自分が蔦重への想いを隠していたことは後ろめたい気持ちがあったんですよね。

そして「女郎だな」と検校から言われたあと、瀬以は「瀬川」になり、

そこからは女郎言葉で話していましたよね。

「わっち」「ありんす」と言っていました。

「瀬川」になって、本当の気持ちを話した、ということかと思います。

でも、検校も、瀬以の素直な言葉を聞いて感じるところはあるようでした。

蔦重が鳥山の屋敷に到着したところ、

鳥山にも何かが起こってる様子でしたよね・・

 

次回、4月6日の放送が、小芝風花さん・・瀬川が登場する最後ではないか

という話もあります。

次回の第14回では蔦重と瀬川はついに結ばれるのですが、

その直後に別れがやってくるんですよね・・

本当に、瀬川の登場が最後なのかどうかは定かではないのですが

でも、僕がつかんでいる情報でも・・少なくともこのあと、第24回ぐらいまでに瀬川が登場するようなシーンはないようです。

もしかして蔦重の子どもを身ごもっていたら・・とか想像してしまいますが

どうなんでしょう?

前作の大河ドラマ「光る君へ」では、紫式部が藤原道長の子を産む、といったことがあったので、もしかしたら・・が今回も、あるかもしれません。

どう思うか、もし良かったらコメントでご意見をお願いします。

 

 

大河ドラマ「べらぼう 蔦重栄華乃夢噺」ドラマ考察

過去の動画はコメント欄にある再生リストから観ることができます。

 

 

2025年4月6日放送の第14回の内容を確認しながら、僕の考察をお話ししていきたいと思います。

公式ガイドブックの内容をそのまま話しているものではなく、僕の解釈で話していますのでご注意ください。

小芝風花さんが演じる役について、鳥山の妻の間は「瀬以」と呼び、そうでなくなったらまた「瀬川」と呼ぶことにしたいと思います。

こういう意図で、このあと、途中で呼び方を変えたいと思います。

 

蔦重は鳥山検校に呼び出されて、鳥山の屋敷へ向かっていました。

ちょうどその頃、瀬以は、鳥山から、蔦重との仲を問い詰められていたところですね。

鳥山は蔦重も呼んで、瀬以と2人で本当のところを語らせようとしていたんですね。

そして蔦重が屋敷についたらそのとき、

瀬以と鳥山は、同心に連れて行かれるところでした。

「同心」というのは現代でいう警察官のような役割の人ですね。

犯罪捜査や逮捕の場面で登場してきます。

当道座・・男性盲人による組織で、金貸しをやっていた組織で、「検校」というのはその中でも一番高い官位です。

検校は1人ではなく、多いときは同時期に200人ぐらいいたそうです。

田沼意次が当道座の金貸しに関わる悪事を暴く、と言っていたと思いますが

それにともなって、鳥山の屋敷が取り調べられ、そして悪事があるとして、

鳥山とその妻である瀬以は捕らえられたようです。

 

瀬以もいっしょに連れて行かれているのをみた蔦重は同心に食い下がってしまい

それによって蔦重も鳥山の仲間と思われて、捕らえられてしまいます。

なんであの花魁が連れて行かれるんだ!?と騒いだことで、鳥山の仲間とみなされてしまったんですね。

蔦重は「大番屋(おおばんや)」と呼ばれる「留置施設」に連れて行かれました。

蔦重としては、そもそもなぜ鳥山に呼び出されたのかもわかっていなかったはずですが

それよりも瀬以のことが心配でたまらない状態です。

 

瀬以は鳥山が行っていた座頭金に関与していたと疑われているようです。

要は、不当な取り立てを推進していたのではないか、ということ。

金儲けのために無理なことを、瀬以が鳥山へさせていた可能性もある・・

それはなぜかというと、

瀬以が吉原へ多額の心付けをしていたからです。

松葉屋の女郎たちへ着物を贈りたい、と瀬以は鳥山へ申し出て許可を得て

松葉屋へたくさんの着物を届けていました。

そういう行動を取るために、高利貸しにも関わっていたのではないか

と疑われているんですね。

でも、瀬以は鳥山の仕事のことは全く知りません。

 

蔦重はとにかく、瀬以を守りたい一心で、「吉原に心付けを」と、瀬以へ頼んだのは自分だから、瀬以に罪はない、と証言します。

そうやって自分が罪をかぶり、瀬以を守ろうとしたんですが

蔦重は解放されます。

これは・・吉原の親父たちが手を回してくれたのかもしれないですね。

 

蔦重が捕らえられている間に、吉原にも奉行所の手入れがありました。

検校たち高利貸しが吉原の得意客だったためです。

検校だけでなく、勾当(こうとう)と呼ばれる検校の下の官位の人も、吉原をよく利用していました。

当道座には、検校、別棟、勾当、座頭・・という官位があったそうです。

もしかしたら吉原も、鳥山検校たちの事業に関わっているんじゃないか、という疑いをかけられ、吉原にも取り調べが入っていました。

これは・・実は、実際には、吉原には、検校たちの高利貸に関わっていた店もあったようです。

下手なことをいうと吉原全体が問題になる可能性がある。

蔦重が瀬以を守るために言った、「吉原側から瀬以に頼んだ」という発言は大きい問題だと言われ、蔦重はまた、駿河屋の2階から投げ飛ばされることになりました。

でも、とにかくこの鳥山たちの問題がおさまるまで静かにしておかなければならない、そのために親父たちもいろんなところに根回しをしてるから

蔦重も、当分おとなしくしているように、と言われました。

 

蔦重は、神田の屋敷を買おうと思っているという大文字屋から自分の店を持ったら?と提案されます。

本屋と吉原の茶屋をいっしょに営業していると、

吉原へ遊びに来た夫と、本を買いにきた妻が鉢合わせして喧嘩になってしまったり

また、蔦重の本屋も、吉原細見だけでなく、浄瑠璃の富本本、青楼美人合姿鏡、娼妃地理記など、売れる本が増えてきて・・

蔦屋は茶屋なのかがわからなくなってきている状態でした。

ちょうど、今いる蔦屋のすぐちかくの家田屋が店をたたむ予定と聞いて

蔦重は店をもつことを考え始めました。

家田屋は、蔦屋の2軒隣にある茶屋です。

 

鳥山はその後、牢に入れられ取り調べが続けられることになりますが

瀬以は釈放されて松葉屋の預かりになりました。

瀬以は・・吉原へ戻ってきたので、ここからは「瀬川」と呼びたいと思います。

鳥山の取り調べが終わるまでは瀬川はしばらく松葉屋で過ごすことになったので

蔦重は瀬川へ会いにいきました。

 

瀬川のいる松葉屋へ「貸本」にいった蔦重。

瀬川へ蔦重は「契情買虎之巻(けいせいかいとらのまき)」という本を手渡します。

これは鳥山検校が5代目瀬川を落籍したことを題材にして書かれた本で、間夫との悲恋が書かれた内容だそうです。

いわゆる「瀬川もの」と呼ばれる本ですね。

題材にされた本人へ渡していることになりますが、実際の瀬川とはちょっと違って書かれているようです。

蔦重と瀬川は、落籍される前、愛を確かめ合い、そして一度はいっしょにここから逃げようと誓い合った仲。

その相手である瀬川が戻ってきたので

蔦重は意を決してあることを瀬川へ申し出ます。

蔦屋のそばに店を借りて、年明けから本屋を開くことになった。

だから・・できれば俺といっしょに、店をやってもらえないか・・

でも、瀬川はまだ鳥山の妻、という状態です。

そして、蔦重は鳥山から直接聞いていませんが

瀬川は鳥山がどれだけ自分に想いを寄せているか知っています。

だから、自分のことを手放すことはないはず・・

もっというと、大金をはたいて買った瀬川のことを、どこかへ売り飛ばすこともあるかもしれない・・

 

なので、瀬川にとっては、いっしょに店をやるというのは、現実的な話とは思えない。

でも、前に、唐丸がいなくなったときにも蔦重と瀬川で話していたように

どうなるのか答えがわからないときは楽しい空想を巡らせればいいじゃないか

そう考えていたと思います。

それで、2人で本を作り、本屋で働く未来を想像して語り合っていました。

「瀬川の書いた、瀬川もの。だったら売れるんじゃない?」

それは良い!とさっそくいっしょに考えようという蔦重のことを瀬川は、「女には奥手のクセに、本のことになると・・手が早い(笑)」と笑うようです。

 

・・と、そこに、「松崎」という女郎が運び込まれてきました。

子どもをおろして以来、体調を崩しているそうで、瀬川はそんな松崎を気遣って、身の回りの世話をするようになりました。

 

この松崎へ、源内のエレキテルを使ったらどうか、と蔦重は提案しますが、

あれは嘘っぱちのおもちゃだとみんなが言っていると松葉屋の女将いねは言います。

エレキテルを「医療用」のように源内は売っていたと思いますが

たぶん使い方がわかってなかったんじゃないですかね?
電気治療に使う方法はありそうですが、やり方がわかってなさそうですね・・

 

瀬川が面倒をみていた松崎が事件を起こします。

松崎は隠し持っていた包丁で瀬川に襲いかかったのでした。

瀬川は手と顔に軽い傷を負うようです。

松崎がこのようなことを起こしたのは、瀬川を恨んでいたからでした。

松崎は武家の娘だったんですが、両親が座頭金の返済に苦しんだのちにジガイしてしまい、吉原へ売られてきた・・という人でした。

だから、鳥山の妻である瀬川を恨んでいた・・とのこと。

でも、松崎の両親を追い詰めたのは鳥山検校ではなかったようです。

また、瀬川は逆に、武家の厳しい年貢の取り立てに苦しんだ両親によって売られてきた娘でした。

瀬川は松崎のことを悪くは思わないようですが・・

自分が多くの人から恨まれる存在であることを自覚したようです。

蔦重はこの一件で、今までよりも瀬川を守らないと!という気持ちになったと思いますが、瀬川としては「自分と関わることで周りを不幸にするのかもしれない」という想いを持つことになってしまったようですね・・

 

この頃、大文字屋は神田に大きな屋敷を買おうとしていました。

ところが手付金も払ったあとに、吉原の女郎屋が住まいを持つことに反対する者がおり、取り引きは一方的に取り消されます。

この町内に、吉原者がいることが許せない、という言い方です。

大文字屋は奉行所にこれを訴えますが、逆に奉行所から吉原は

「江戸城の外堀の内側(見附内)の土地を買わない」と宣言させられることになり

さらに地主たちには「吉原者に見附内の土地を売るな」とお達しが出ることになりました。

江戸市中の地本問屋たちが吉原を差別していたことと同じ話ですよね。

奉行所がそう判断したのは「吉原者は四民の外だから」ということだそうです。

四民とは武士・農民・職人・商人のことですね。

最近では、「身分制度」を表す単語として「士農工商」という言葉は適切ではないと言われているそうで、「士農工商」という言葉は教科書からも削除されているそうです。

吉原者は一般市民とはみなされない、ということなんですね。

 

鳥山と瀬川に裁きが下ることになり、瀬川は奉行所へ出向きました。

瀬川は罪に問われることはなかったのですが

そこで鳥山と離縁するよう申し渡されます。

それは、鳥山が申し出たもの、ということでした。

瀬川は鳥山のことを決して悪く思っていないと思います。

なぜなら、「一番大事にしてくれるのは鳥山だ」と感じていたためです。

鳥山は瀬川に宣言した「そなたの望むことは何でもかなえる」を実行した結果・・別れることを決断したのだと思います。

瀬川に対する愛は、本物だったんでしょうね。

瀬川は涙をこらえ鳥山へ礼をいいました。

鳥山も・・瀬川へ執着する気持ちから解放されたのか、少し微笑んでいるようにみえました。

 

瀬川は「離縁状」をもって蔦重の元へ戻ってきます。

離縁状は夫が妻を離縁するときに渡す書状・・いわゆる三行半というやつです。

現代では男女両方からの別れを指す言葉で使われているように思いますが

この当時は「男性からのもの」という印象だったようですね。

ただ、そこまで夫側の一方的なものでもなくて、妻側から三行半を要求することもあったとか・・。

これを受け取り、妻側も合意すれば婚姻関係は解消、再婚も可能になります。

晴れて自由の身となった瀬川を蔦重は、次郎兵衛や留四郎たちが見ているのもかまわず抱きしめます。

2人はこれで、晴れて・・結ばれることができるんですね・・

これまで、手を握りあったことすらなかった2人が抱き合うだけでも感動ものですが・・

 

2人はついに、男女の仲になります。。

たぶんですが、先日の放送にあったような・・瀬川の、まさに「最中」みたいなシーンは、無いものと思います。

「終わったあと」が描かれそうです。

でも、この2人は普通の恋人同士・・とは違い、2人で入る布団の中でも

愛の言葉ではなく、2人で作る本の話をかたるようです。

2人が考えていたのは、「女郎・瀬川の物語」でした。

どうしても周りの人からみたら鳥山検校が悪者にされてしまいますが、瀬川は鳥山に「大事にされた」と強く恩を感じていました。

だから「恨み」を描くのではなく、「恩」を描く物語にしたい。

最後は、間夫である蔦重の元へ帰る物語。

検校に負けないように瀬川を大事にする、と蔦重は宣言します。

そして瀬川を後ろから抱きしめ、瀬川の肌に鼻を押し当て・・瀬川の匂いを感じるようです。

 

蔦重は、すぐに駿河屋の父母に許しをもらいにいきます。

瀬川と世帯をもつことを許してほしい。

松崎に刺されそうになった瀬川が店に出るのは危ないのでは、と駿河屋は言いますが

蔦重はそれに対する答えを用意していて

「大門口には面番所があり、五十間道の入口には町番所があって見張りがいる。どこに恨みをもった人間がいるかわからない市中で暮らすよりよっぽど安全」と答えました。

五十間道の入口にも、その先の大門(おおもん)にも見張りがいたってことですね。

そしてさらに蔦重は、吉原が四民の外とされるのは忘八の里だからで、女郎の扱いが酷いことが1つの理由。

厄介者になった花魁も追い出さず、その後も面倒をみたとなったら世間からの見る目も変わるはずだと訴えました。

蔦重の熱い想いを受けて、駿河屋の主人は「花魁を守りきれよ」と認めてくれました。

そして蔦重は、開店準備に奔走します。

 

江戸城では田沼意次が、将軍・家治やその子・家基へ、当道座の手入れの結果を報告していました。

意次は当道座から接収した貸金の証文を、そのまま無しにするのではなく

適正な金額の利子へ変えて幕府で取り立てることを提案します。

家基からは反対されますが

ただ、当道座が貸していた金はもともと幕府の金であり、

その金を幕府が回収することには何も問題ないはず、と言いました。

家基はとにかく、意次が気に入らないようですが・・意次の方がそれに対して動くことになるのか、それとも家基は別の事情があるのか・・

さらに次の回で描かれる見込みですが・・

家基はこのあと、まもなく、しぬことになるんですよね・・誰の仕業、という描かれ方になるんでしょうか。

 

いよいよ開店!という年明け、蔦重が松葉屋へ行くと、瀬川の姿がありませんでした。

「知り合いの店を手伝うことになった」という言づてと、文が残されていました。

たぶん瀬川は・・自分を恨んでいる人が多いと感じることから

それが蔦重の夢の邪魔になると感じてしまったようです。

また、もしかしたらですが、瀬川としては蔦重と「結ばれた」ことでもう、「思い残すことはない」とまで思ってしまったのかもしれないですね・・

もう、その想い出だけあれば、私は生きていける。。

蔦重の夢とは「吉原を人々の憧れの場所にする」というもの。

また、大文字屋が神田で屋敷を買おうとしたことを発端にして明らかになった、公の吉原への差別。

問題ありの自分を抱えるのは蔦重が夢から遠ざかることになるだけだ。

そして瀬川はこれまで大事にもっていた「塩売文太物語」も手放し、吉原を去っていきました。

もう一つ、瀬川に影響したと考えられるのは、鳥山の行動ですね。

瀬川を愛する鳥山は自ら、瀬川から身を引きました。

その鳥山の行動をみた瀬川は・・自ら、蔦重の元から身を引くことを決めたのかもしれないですね。。

自分を探すかわりに、夢を見続けてほしい。

その強い願いが、残された文には込められていました。

 

せっかく結ばれた2人がこんな形で離れてしまうのは本当に切ないです。。

瀬川を演じる小芝風花さんはこの回でクランクアップか?という話もありますが、定かではありません。

ですが、このあと第24回ぐらいまでの間に、瀬川は登場していなさそうなので・・

どうなっているのか、とても気になります。

たしかに、どこかの記事で、小芝風花さんが「クランクアップ」について語ってるのは見た気がするんですよね・・

ですがその記事でもたしか「瀬川としてのクランクアップ」と書かれていた気がするので・・

もしかしたら次に出てくるときは、全く違う名前で登場!?ということもありえなくはないのかな?と思っています。

ちなみに、同じく吉原から消えた新之助とうつせみのことは、このあと第17回で明らかになるようです。

楽しみに待ちましょう!


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