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#19番目のカルテ #松本潤 #嵐
こんにちは。#トケル と言います。
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19番目のカルテ
https://www.youtube.com/playlist?list=PLkU9O6QN85xfG8vA0aufQp51SdJa0xDoY
TBS系列 2025夏ドラマ
2025年7月〜9月期 日曜21:00 日曜劇場
「19番目のカルテ」
出演者・キャスト一覧
徳重晃(とくしげあきら)… 松本潤
滝野みずき(たきのみずき)… 小芝風花
東郷康二郎(とうごうこうじろう)… 新田真剣佑
鹿山慶太(かやまけいた)… 清水尋也
大須哲雄(おおすてつお)… 岡崎体育
豊橋安希子(とよはしあきこ)… 池谷のぶえ
平手秀(ひらてしゅう)… 本多力
瀬戸舞子(せとまいこ)… 松井遥南
茶屋坂心(ちゃやさかこころ)… ファーストサマーウイカ
成海辰也(なるみたつや)… 津田寛治
東郷陸郎(とうごうろくろう)… 池田成志
北野栄吉(きたのえいきち)… 生瀬勝久
有松しおり(ありまつしおり)… 木村佳乃
赤池登(あかいけのぼる)… 田中泯
スタッフ
原作 …
富士屋カツヒト
「19番目のカルテ 徳重晃の問診」
(ゼノンコミックス/コアミックス)
脚本 …
坪田 文
音楽 …
桶狭間ありさ
主題歌 …
あいみょん「いちについて」
(unBORDE / Warner Music Japan)
プロデューサー …
岩崎愛奈
企画 …
益田千愛
協力プロデューサー …
相羽めぐみ
演出 …
青山貴洋
棚澤孝義
泉 正英
編成 …
吉藤芽衣
髙田 脩
製作 …
TBSスパークル
TBS
他
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「19番目のカルテ」第2話の放送内容から気になったところをお話ししていきます。
TBSのドラマ「19番目のカルテ」ドラマ考察
過去の動画はコメント欄にある再生リストから観ることができます。
ドラマの放送内容から気になるところをお話ししていきます。
今回の第2話は、単なる医療ドラマを超えた、社会問題への鋭い切り込みが印象的でした。
表面的には病気の少年・咲とその兄・拓の物語でしたが、
実際はヤングケアラー問題を通じて「人を診る」総合診療医の「本当の価値」を描いた回、という感じだったんですかね。
救急搬送された心臓に病気を抱えた少年・咲ではなく、付き添いの兄・拓に徳重先生は注目していました。
一般的な医師なら患者である咲の治療に関することだけ考えるところ、徳重先生はその兄・拓の表情や行動をみていましたよね。
徳重先生が街を歩きながら滝野先生と話していたシーンも印象的でした。
「街と会話するのは大事」という台詞からも、徳重先生が患者だけでなく、その周囲の環境や人間関係にまで目を向けている医師であることがよく表現されていたと思います。
一緒にクレープを食べるシーンでは、徳重先生が普段一人で食事をしていることも描かれ、孤独を感じながらも患者のために奔走する医師の人間性が垣間見えました。
有松が一緒に食事にきたシーンで、いつも1人だ・・と言われていましたよね。
徳重先生が今回注目していたのは、子供番組のヒーロー物についてでした。
「ヒーローは1人になってもヒーローなのか、悪役は家に帰っても悪役なのか」という問いかけは、まさに拓の状況を表していたんですね・・
拓が倒れているのを発見したのも徳重先生でした。
熱中症で運ばれた17歳の拓に対し、父親には連絡すると言いながらも、「月に1、2回でいいので顔を見せに来て」と優しく声をかける姿は、
単なる医師ではなく、人の心に寄り添うまさに「総合診療医」という感じでしたよね。
木村佳乃さん演じる有松先生は、14年間にわたって咲の主治医を務めてきた小児科のベテラン医師です。
最初は徳重先生が調べ回ることに不快感を示していましたが、次第に徳重先生の意図を理解し、最終的には拓を診てほしいとお願いする展開となりました。
「自分にはなんともできないから見て見ぬふりしてたのかも」という有松先生の台詞は、専門医として患者の病気を治すことに専念する一方で、その家族の心の問題まで手を回せない現実を表現していました。
拓を抱きしめるシーンでは、小児科医としての温かさが表現されていましたよね。
病院から小児科は効率がわるいといわれたことと戦い、地域のインフラとして守っていきたいという強い気持ちが伝わりました。
岡崎拓のこと
ヤングケアラーの典型的なケースなんですかね・・丁寧に描いていたと思います。
咲が生まれた時は心から喜んでいたものの、先天性の心臓病により手術の繰り返しとなり、両親も働かざるを得ない状況で、自然と拓が弟の世話をする立場になっていました。
「みんな咲が大好きだから、俺は悪いお兄ちゃんだから」
「咲が死んだとき、心の底からほっとしたんだ」
という拓の告白は、ヤングケアラーが抱える複雑な感情を表現していたんですが・・すごく辛いシーンでした。
愛する家族のケアをしながらも、それが重荷となり、「全部壊れたらいい」と思ってしまう自分を責める気持ち。
介護の途中で咲を放置してしまったエピソードも、ヤングケアラーの現実を描いているんですよね。。
「ずっと苦しかった、逃げたかった」という言葉からは、子供でありながら大人の責任を背負わされた辛さが伝わってきました。
演じられていた杉田雷麟(らいる)さんの演技は、この複雑な感情を見事に表現しており、スタッフが撮影中に釘付けになったというエピソードがあるそうです。
それが納得できる素晴らしい演技でした。
滝野先生は今回、徳重先生に「徳重先生みたいな医師になりたい」と言いながらも、最終的には「徳重先生みたいにはなりたくない。私は滝野みずきだからなれる医師を目指す」と自分らしさを見つける成長を見せました。
滝野が言わなければ、徳重先生から言われていたこと・・だったのかもしれないですね。
クレープのキッチンカーに再び行きたがるシーンは印象的で、
徳重先生との師弟関係が深まっていく様子が描かれていました。
機能性神経症状症という病名の深さ
拓の足が動かなくなった症状について、「機能性神経症状症」という診断が下されました。
これは心の葛藤が麻痺などの神経症状を突然引き起こす病気で、
「脳と身体はつながっています。脳が身体にブレーキをかけている」という説明が印象的でした。
ヤングケアラーとしての重圧を背負い続けた拓の心理状態を身体症状として表現したのはすごいなと思いました。
徳重先生が拓に「君はお兄ちゃんじゃないよ、あなたは岡崎拓だ」「ヒーローの拓くんも、怪獣の拓も全部合わせて岡崎拓、それでいいんだよ」と語りかけるシーンは、
今回の話で最も重要なところでしたよね。
ヤングケアラーの子供たちは「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」という役割に縛られ、自分自身のアイデンティティを失いがちなんだそうです。
徳重先生の言葉は、役割ではなく一人の人間として拓を見ているからこそ言えるものだったと思います。
徳重先生の思考回路は、常に「人を診る」ことに向かっています。
今回のヒーローと悪役の話も、表面的には子供番組の話のようでいて、実際は拓の心理状態を理解するための思考プロセスということですよね。
妖怪の話も印象的でした。
看護師の豊橋さんから「妖怪・患者盗み」と言われ、院長のことを「妖怪銭集め」と呼ぶ中で、「水木しげる先生に怒られますよ」と返すユーモアも、徳重先生の人柄を表現していました。
「妖怪」だったので・・なんとなく・・松本潤さんと同じ、嵐のメンバーである櫻井翔さんが主演する日テレのドラマ「放送局占拠」を思い出してしまいました(笑)
日本では中学2年生の約17人に1人がヤングケアラーと推計されているそうで、これは決して特殊なケースではないそうです。
核家族化の進行や地域のつながりの希薄化により、家族内で問題を抱え込みやすい環境が増えているとのこと。
拓のケースは、晩婚化により子供が成長する過程で親の介護が必要になるケースの典型でもあります。
ソーシャルワーカーの刈谷さんは藤井隆さんが演じていましたよね。
頼れる人に頼って、周囲も支援していくことが大事・・ですよね。
拓の父親が最終的に息子の18歳の誕生日に休みを取って、ヒーローショーを見に行こうと提案するシーンは「変化」が感じられてすごく良かったです
「お前の子供時代を奪ってごめん」というお父さんへ
「父さん、これからの話をしよう」という拓の言葉で父親は救われたと思うものの
「奪われた子供時代は取り返せない、どんなに願っても。」というのは、
本当に重い言葉で、今回で最も印象に残った言葉でしたね。
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