数ヶ月前に知り合いの人から、事故の被害者になった話を聞きました。
その話は、信号待ちで停まっている状態で、横から来たバイクにぶつかられた
という話だったんですが
その加害者がぶつかったことは認めるものの
いろいろと難癖をつけてきて
結局、クルマの修理費用を支払うことはできない
というようなことを言ってきた
という話を聞きました。
たぶん、自分で録画している映像とか
裁判等での正式な証拠としては採用されないかもしれませんが
それでも相手に対してプレッシャーをかけることぐらいはできるだろうと
やっぱり、事故で揉めないためにもドライブレコーダーを設置するべきだなと
その時に思いました。
ドライブレコーダーとステッカーを設置した
そして、その話を聞いた数日後にはオートバックスにいって
ドライブレコーダーを設置しました。
実はその事故に遭った本人は未だにレコーダーをつけていないそうですが・・(^_^;)
そんなことだからスキを突かれるんだよ！と突っ込んでやりたいですね（笑）
さて、ドライブレコーダーを買う時にふと思ったのが
「これはドライブレコーダーを設置しているという事実を強くアピールした方がいろいろと良いのではないか」ということです。
よく、家の玄関の様子をみて、防犯に気をつけていそうな家は
泥棒は避けるという話も聞きますし
極端にいえば、本当に設置してなくても「ドライブレコーダー設置してます」ぐらいのことを言った方が良いのではないかと。
まあ・・今回のぼくは、ちゃんとドライブレコーダーを設置した上でのことなんですが・・
単にドライブレコーダーを設置しただけだと、外からではその様子はわかりづらいんですよね。
たぶん自分も設置している人ならすぐにわかるとは思うんですけど
自分がつけてない人からみると、おそらく気づかない気がするので・・
そこで、「設置してます」ステッカーを貼り付けることにしました！
しかも複数枚（笑）かなり目立つやつ。
実は、2種類を2枚ずつ、前に2枚と後ろに2枚貼りました。
これを前と後ろに1枚ずつと
と、こちらを1枚ずつ前と後ろに。
おそらく、人によって目に入る位置が違うと思うんですよね。
なので、前と後ろの上部と下部に、2種類計4枚。
あ、実際はドライブレコーダーは前しか録画しないタイプなので
うしろにそのステッカーんを貼るのは嘘なのか？！という気もしましたが（笑）
でも、録画していることにはかわりないので。
あと「常時録画中」となってますが
常時録画はしてなくて、駐車中なんかは衝撃が起こった時だけの録画になっています。
乗っているときなら手動録画もできますけどね。
駐車場で物損事故に遭いましたがちゃんと申告してもらえました
で、ドライブレコーダーを設置し、ステッカーを貼ってから数ヶ月間
何事もなくカーライフを楽しんでおりましたが（週末に少ししか乗りませんが。しかも買い物程度）
つい先日、
夜の20時くらいにたまたま寄ったショッピングモールのフードコートで
夕食を食べていると・・
ピンポンパンポン♪お車のお呼び出しを申し上げます。お車のナンバー ○○ のお客様、お伝えしたいことがございます。至急お車までお戻りください」
えっと・・
最近よく、なぜかクルマのエンジンをオフにせずに（というか、電源をオフにせずに）降りてしまうことがあったりして
もしかしてライトつけっぱなしとかそういうことかな・・
と思いながら
家族を残して自分だけクルマに戻ってみたら・・
あれ？店員さんらしき人は誰もおらず。
クルマのライトも点いてないし何だろう？？
と思ってたら、
向かいの駐車位置にとまっているクルマから、若いご夫婦が降りてきて
「すみません・・・実は車を駐車する際にこすってしまいまして・・・」
と。
あ、そうなんですか！
事故の被害者になったのは初めてだな（物損事故を起こしたことはあります）
まあ・・・そういうこともあるよ。
と、別に相手はごく普通の方で、すでに警察も呼んでおられて
警察をはさんで話をして、すぐに先方の保険会社で修理費用は出すよう手配する
という話になりました。
実際、翌日すぐに保険会社から連絡がきたので、とくに問題なかったのですが。
それにしても、
あんなショッピングモールの駐車場で、クルマの右前に少しこすったぐらいでよく申し出てくれたなと、あとから思いました。
まあ、ショッピングモールなのである程度の人はいるものの
夜の20時で周りは暗いし、そんなに言うほどお客さんも多くないようだったので
逃げてしまっても・・と考えそうな気が・・
と思ったときに、そうか！あれか！！！と思いました。
そうです。ドライブレコーダーと、ステッカーです（笑）
いや〜〜そのとき、やってしまった加害者側の方に聞いてみればよかったんですが
あとから思いついたので、聞いてはいません。
ただおそらく、ぶつけてしまった側はすぐに「こすった！」とわかったと思いますが
ぼくはクルマには乗ってませんでしたし、おそらく「このまま逃げるか？！」とも一瞬は思ったはずです。
しかしそうしなかった。
・・のは、きっと、あのステッカーのおかげなんじゃないかなと。
逃げるか！？と思ってもう一度そのクルマをみてみたら、
「ドライブレコーダー設置」と書いてあるし、しかもそのステッカーが前に2枚も・・
この車の持ち主は相当ヤバそうだ
と思ったに違いありません（笑）
相手のご夫婦は僕より若そうでしたけど
最初に声をかけてきたときも相当物腰低い感じでしたし。
（まあ加害者なんで当たり前といえば当たり前ですが）
おそらく相当ビビってたんじゃないかなと思います（笑）
いや、そこまで思わせる気はなかったんですけどね。
でも、ドライブレコーダーとステッカーが役に立ったなと思いましたね。
もし本当に逃げられていたとしたら
ドライブレコーダーにその様子は録画されますから
ナンバーを警察にみせて・・・ということぐらいはできそうですし。
やっぱり、車を運転している人は
みんなドライブレコーダーをつけた方がいいですよ。
自分が被害者でも、加害者でも
要は、真実と違うことを相手が言ってきたときにそれを証明できる（かもしれない）証拠を自分が持つことができるわけです。
クルマの事故は「やった」「やってない」になりがちなので
そこで１つの証拠を持つことはかなり大きいと思います。
被害者でなく、加害者になってしまった時でも
相手がひどすぎることを言ってきたら、それをかわすことができる可能性があろうかと思います。
なので、運転に自信がない人はもちろん
自信がある人も、ぶつかられたりしたときのことを考えて、ドライブレコーダーはつけておいた方が良いと思います！
タクシーとかバスとかはおそらくかなりの確率で設置されてますしね。
責任割合０の場合の話＆物損事故で補償されるもの等保険の注意事項
ついでに今回の事故でいろいろ調べて知ったのですが
自分側に責任が全くない
相手と自分の過失割合が１０対０のような事故の場合
自分の方の自動車保険会社の人は基本的に何もしてくれないそうです。
もし相手が無保険だった場合なんかも、自分でなんとかしなくてはいけないとか。。
弁護士特約とかつけていれば違うそうですけどね。
ちょっと注意が必要です。
あと、今回はうちの場合、誰も乗車してない状態でぶつけられたので
完全な「物損事故」
そうすると、「慰謝料」みたいなものはほぼないそうです。
あるとすれば、加害者側が誠意で菓子折りを渡してくるとかそういうレベルで。
基本的には修理費用を弁償すればいいんだとか。
そうすると・・ちょっと思ったのは
こちらは全く悪くないのに
修理にかかる「手間」は自分もちになってしまうのか、ということ。
お金だけじゃないんですよね、修理に出すということは持っていく
引き取りにいくとかいう時間の手間も発生します。
その時給はどうなるの！？と（笑）
でも、そこを補償するようなものはなく
おそらく修理の実費しか払われない。
なので、ぼくは今回は
もともと１２ヶ月点検をする予定だったので
それに合わせて、いつもお世話になっているディーラーで修理をしてもらうことにしました。
それは相手の自動車保険会社さんもOKしてくれました。
まあ、ディーラーとの橋渡し（電話連絡）はしなければいけませんでしたが。
それと、普段なら点検のときは自分で持っていって終わるまで待ち、
また持って帰るという流れですが
今回は引き取り、修理後の納車をディーラーにお願いすることにしました。
これは先方の修理費用に含めることができるそうです。
これは・・お願いしてもバチは当たらないと思います。
ということで、もし同じような目に遭う人がいたら
参考にしてもらえると幸いです。
ドライブレコーダーとステッカーはオススメですよ！！！
