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会いたくて、会いたくてふるえるシンドローム。

電車の運賃精算、1円単位の場合、10円単位の場合。関東首都圏の鉄道会社のICカード電車賃は1円単位です

これ、首都圏に住んでいる人以外は意味がわからない話かもしれないですね。

 

ICカード1円単位精算はJR東日本のみ、その他JR5社は10円単位 - ひなぴし

 

関東地方の、首都圏の鉄道会社では

切符を買って電車に乗った時と

SuicaやPASMOなどのICカードを使って電車に乗った時で、運賃が違うんです。

 

出張とか旅行で例えば関西から来て

ICOCAとかPiTaPaを使ってみたら… 

 

引き落とされた金額が165円…てなんじゃこりゃ!?

ですよね(笑)

 

例えば、東京メトロでは、

最短区間の運賃が

 

切符 170円

IC     165円

 

なんです。

 

ICカードなら、SuicaだからとかPASMOだからといった違いはありません。

 

また定期券代は磁気定期券を買ってもICカード定期券を買っても同じようです。

 

あくまで普通にお金を払って電車に乗る場合の話。

 

 

消費税が8%になるタイミングで鉄道会社が運賃を見直したんですが

この時に首都圏の鉄道会社だけ、

切符とICの場合で料金の金額を分けたんです。

 

1円単位運賃が始まったのは

 

平成26年 2014年

4月1日から。

 

おそらくJR東日本がやるといったので

他の首都圏の私鉄が同調したんだと思いますが。。

 

ICカードをもっと普及させたい

という思惑と、そもそも他の地域よりもかなりICカードが首都圏では普及しているという状況が

これを後押ししたのだと思われます。

 

できるだけICカードへ誘導したい。

 

なので、基本的にはICカードを使った方が安い

価格設定になっています。

(一部違う場合があるみたいですが)

 

 

だがしかし。ここで疑問が。

 

 

ICで入場して、同じICカードで出場したら

そりゃあたりまえに1円単位の運賃だと思いますが

 

もしICカードで入場して、途中から回数券使いたい

とか

回数券で入場して、途中からICカードで払いたい

とか

 

こういう場合はどうなるのか??

 

これにはちゃんと決まりがあるんです。

これを書いてみたいと思います。

 

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電車の運賃精算、1円単位の場合、10円単位の場合の違い、見分け方

初めに、ざっくりとしたルールを書くと

 

「初めに(入場時に)使った券の種類で、1円単位か10円単位かが決まる」

 

です。

ただし例外があります。

 

改札を通る際に使った券によって、精算はこうなります。

 

ICカード(記名、無記名、ICカード定期券) ☞1円単位

磁気券(切符や磁気定期券) ☞10円単位

 

だから、

上でも書きましたが、

入った時の券だけを使って1枚の券でそのまま入出場するなら

このルールのままです。

 

ただし、他にもいろんなパターンがありますよね??

2枚以上の券を使った場合です。

 

 

入場      出場

 

磁気券  IC定期券

磁気券  ICSF(SFとはチャージしたお金を使った利用)

磁気券  磁気券(例えば入場は磁気定期、出場は回数券など)

 

IC定期券  磁気券(途中から回数券)

ICSF  磁気券

IC定期券  ICSF

ICSF  IC定期券

ICSF  ICSF

 

で、これらを1円単位と10円単位に分けるとこうなります。

 

10円単位

 

磁気券 IC定期券
磁気券 ICSF(SFとはチャージしたお金を使った利用)
磁気券 磁気券(例えば入場は磁気定期、出場は回数券など)

 

1円単位


IC定期券 磁気券(途中から回数券)
ICSF 磁気券
IC定期券 ICSF
ICSF IC定期券
ICSF ICSF

 

 

…ということで、結局、

最初にどの券で入場したか、というだけの分け方になりました😓

 

おそらく、このあと3枚目に何らかの券を使っても

変わらないはずです。

 

 

ICカードで入場した場合の例外

ただし例外があります。

 

IC定期券 磁気券

ICSF 磁気券

 

の時なんですが

 

この時に2枚目に使う「磁気券」が問題で

これが「回数券」で、「金額式回数券」か「区間式回数券」かが重要になります。

 

たとえば

 

東京メトロのIC定期券

上野〜霞ケ関

 

を持っている人が

上野から乗車して、乗り越し、

中目黒で下車するとき。

 

170円の回数券を出したとします。

メトロの回数券は金額式です。

 

霞ケ関〜中目黒の運賃は、ICなら195円、切符の場合は200円です。

 

この時の精算額は??

 

 

答えは30円です。

 

IC定期券で入場してるのに、なぜ??

と思ってしまいそうですが

 

金額式の回数券を併用して、乗り越し精算になる場合は

10円単位の運賃が適用されます。

 

これはそういうルールで決まっているようなので

文句を言っても変わりません(笑)

 

 

じゃあ次の場合は…?

 

東急電鉄の自由が丘から乗車

その時は、ICSFを利用

 

中目黒で東京メトロ日比谷線に乗り換えて(改札は出ない乗り換え)

 

茅場町駅まで乗車

(中目黒〜茅場町の東京メトロ日比谷線の運賃はICなら195円、切符なら200円)

 

降りる時に、東京メトロの170円の回数券を利用

 

 

この場合の精算ですが、

まずは自由が丘から中目黒までの東急電鉄の運賃を支払う必要がありますよね?

 

それとメトロの運賃の不足分。

 

まずは自由が丘から中目黒までの運賃ですが

ここはICSFで乗車している状態なので

1円単位での精算です。

 

154円。

 

そして、メトロの方は、

金額式回数券の乗り越し精算なので

30円の精算

 

になるわけです。

 

 

支払う時にICカードを使ったら1円単位になる

ということではありません。

 

たとえばこの例のメトロ分の30円をICカードで支払うとしても、それはやっぱり30円です。

ICカードを金券として使っただけ、ということですね。

 

ちなみに余談ですが、

メトロの回数券を東急の運賃に適用することはできません。

会社が違いますからね…メトロの回数券は、メトロ線に対してだけ有効です。

 

 

そしてもうひとつの回数券、区間式回数券。

 

ICカードで乗車してからこの区間式回数券を併用して、さらにそのあと支払いが必要の場合は…

精算額が1円単位になるんです😓

 

わかりづらい(笑)

 

 

小田急電鉄さんはたしか、回数券が区間式だったと思うのですが(違ったらすみません。普段使わないので…) 

区間式回数券だとして。

 

 

町田から乗車して、代々木上原から東京メトロ直通で霞ケ関駅まで行った場合。

 

町田〜登戸       IC定期券

登戸〜下北沢   区間式回数券

 

これで霞ケ関駅で精算する場合。

下北沢からの乗り越し精算ですよね。

 

で、この時はどうやって計算するかというと

下北沢からICカードで乗車した運賃

で、霞ケ関駅で精算になります。

 

金額式のときは、10円単位での精算額でしたが

この場合はICカード運賃の1円単位になります。

 

 

正確にはわかりませんが、これは回数券の精算方法の違いからこうなってるんですかね。

 

金額式回数券の場合は

たとえば200円の回数券で乗車して、240円のところまで行った場合は40円の精算。

 

でも区間式の場合は

たとえば、

 

・A 駅〜B駅の区間式回数券を持っている

・A 駅から乗って、B駅を越えC駅までいって乗り越し精算する時

・A 駅〜B駅の運賃は200円

・A 駅〜C駅の運賃は240円

・B駅〜C駅の運賃は170円

 

この場合、精算金額は

170円になるんです。

 

区間式回数券は定期券と同じように区間が明確に決まっているので

それ以外の区間の乗車は、一度降りて(改札を出て)もう一度乗った(改札を入った)のと同じ扱いになります。

要は「乗り越し」とは厳密には違う、別途乗車してる、ということなんだろうと思います。

 

 

このICカードと回数券併用時の運賃精算のややこしさは、このあたりからきてるのかなと。。

 

 

 

…ということで、

 

 

ただなんとなく電車に乗っている人にはいまいちわからない、10円単位、1円単位の話をしてみました。

 

関西とか、首都圏以外の人には全く意味不明かもですね(笑)

 

 

ただもしかしたら、消費税が10%になる時には

首都圏以外の地域でも、1円単位10円単位運賃が導入されるかもしれません。

 

JR各社次第…ですかねえ…

 

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