家政婦のミタ
始まる前は、松嶋菜々子さんがようやく手に入れたドラマ出演・・・どうなんだろ??とちょっと引き気味な感じで、始まってすぐはみてもいなかったのですが・・・途中から観始めて、ハマリマシタ(笑)
ありえない人の話なんですけど、笑えるんですけど・・・おもしろい。続きが気になる。
こういうの求めてるのかもしれないですね〜〜中途半端にリアルな話よりも。
松嶋菜々子さん主演、家政婦のミタさんをネタバレ的なあらすじも含むかもしれませんが、まとめておきたいと思います。
だいたいどんなドラマかというと・・・あらすじは、
頼まれたことは何でもやるが、常に無表情でミステリアスな家政婦が崩壊寸前の阿須田家に派遣される。
松嶋菜々子は本作が日本テレビの連続ドラマ初主演作。他局を含めた連続ドラマとしては2年ぶりの主演作であり、11年ぶりの単独主演作。
タイトルは『家政婦は見た!』へのオマージュである。
母親の死により崩壊寸前の阿須田家に、三田という家政婦が派遣されてきた。仕事は全て完璧にこなすが、常に無表情かつ機械的で、さらに命令されれば犯罪紛いの行為も平然と行う三田に振り回される阿須田家の人々。しかしその三田の行動により、バラバラだった家族は絆を取り戻していく。
各話 | 放送日 | サブタイトル | 視聴率 |
---|---|---|---|
第1話 | 2011年10月12日 | 崩壊寸前の家庭にやって来た笑顔を忘れた氷の女… | 19.5% |
第2話 | 2011年10月19日 | 僕を裏切ったアイツを殺して | 18.7% |
第3話 | 2011年10月26日 | 母を殺した父の正体を暴いて | 19.8% |
第4話 | 2011年11月2日 | あなたの愛娘を誘拐しました | 19.5% |
第5話 | 2011年11月9日 | 全部脱いで! …承知しました | 22.5% |
第6話 | 2011年11月16日 | 私を殺して! …承知しました | 23.4% |
第7話 | 2011年11月23日 | 死ぬまで二度と笑いません… | 23.5% |
第8話 | 2011年11月30日 | 私の過去、すべてお話します | 29.6% |
第9話 | 2011年12月7日 | 最終章の始まり! 一筋の涙…炎の中で私を死なせて | 27.6% |
第10話 | 2011年12月14日 | 息子よ、夫よ、お願い…私も天国に連れて行って! | 28.6% |
最終話 | 2012年12月21日 | 本当の母親…それはあなたたちが決めることです! | 40.0% |
最終回、脅威の視聴率!現時点で一般劇歴代視聴率3位だそうです。
ちなみに、最終話直前の午後9時からは特別番組『さよなら「家政婦のミタ」特別版』が放送され、平均視聴率は28.7%を記録したそうです。
斉藤和義「やさしくなりたい」
主な人のみ・・・
三田灯(年齢不詳) - 松嶋菜々子
阿須田 恵一 (38) - 長谷川博己
結城 うらら (28) - 相武紗季
阿須田 結 (17) - 忽那汐里(幼少期:高木彩那)
阿須田 翔 (14) - 中川大志
阿須田 海斗 (12) - 綾部守人
阿須田 希衣 (5) - 本田望結
風間 美枝 (28) - 野波麻帆
皆川 真利子 (39) - 佐藤仁美
結城 義之 (68) - 平泉成
晴海 明美 (70) - 白川由美
脚本家・遊川和彦のオリジナル脚本で、原作は無いそうです。
【家政婦のミタ ドクターズバッグ 販売中!】家政婦のミタ ドクターズバッグ |
【家政婦のミタ ドクターズバッグ(Mini) 販売中!】家政婦のミタ ドクターズバッグ(Mini) |
【家政婦のミタ ショルダーベルト 販売中!】家政婦のミタ ショルダーベルト(ドクターズバッグ用) |
公式動画は非公開かもしれませんので、こちらで観てみてください↓↓↓
↑↑↑ 家政婦のミタ 動画 ↑↑↑
こうやってみると、けっこうしゃべってる(笑)
人間ってしゃべってないようで、しゃべらないと生きていけない動物なんですね。
では、どうぞ。
「家政婦の三田です。晴海家政婦紹介所からまいりました。上がってもよろしいですか」
「(スリッパは)結構です。持参してますから」
「49日とは、死んだ人の魂が49日間はこの世にいて、その後あの世に旅立つと言われているので、その日にお別れをし、死んだ人のことはもう忘れようと、生き残った者達の都合で決めた日のことです。」
「それで、何からやりましょうか旦那様」
「家の中を拝見してもよろしいですか」
「承知しました。それでは作業を始めさせて頂きます」
「申し訳ありませんが、後ろに立たないで頂けますか」
「旦那様、ご用がなければこれで失礼します」
「これは業務命令でしょうか?」
「承知しました」
「もうしわけありません」
「そう信じている人も居ます」
「それは貴女が決めることです」
「できます」「あります」
「その家庭の味を覚えるのが家政婦の仕事です」
「請求書です。本日は2時間ほど超過料金となっております」
「お話はそれだけですか?失礼しいたします」
「それは家政婦だからです。旦那様に言いつけられた用をするのが仕事です」
「私には、人様の人生をどうこういう資格はありません」
「個人情報はお教えできません」
「それは貴方たちが決めることです」
「もうしわけありませんが、できかねます。明日(みょうにち)、私(わたくし)はお休みを頂いておりますので」
「無理です。私は貴女の家族ではありませんから」
「申し訳ありませんが出来ません。私はお暇を頂き、もうお2人とは何の関係の無い人間ですから」
「最短で2時間4000円。紹介手数料が525円なので、合計で4525円です」
「前にも申し上げましたが、それは無理です。家族を仲直りさせることができるのは、家族だけです」
「バラバラになった家族が簡単に集まる方法がございます。誰かが事故に遭うか、重い病気になれば良いのです」
「仮病は直ぐにばれます」
「(事故は)とても痛いですが、大丈夫ですか?」
「家政婦の三田です。」
「希衣さんを誘拐しました。」
「返してほしければ、条件があります。」
「こちらの要求がのめなければ、希衣さんの命の保証はできません。」
「私は今、希衣さんから、お給金を頂いております。」
「希衣さんから伝言があります。『また、家族みんなでお家で暮らしたい。それがダメなら、希衣は死ぬ』」
「先程、結さん達にも同じ電話を差し上げましたので、こちらの要求を受け入れる準備ができましたら、このケータイにお電話ください。」
「子供が悪いことをしたら、叱るのは当たり前です。貴方が父親なら」
「承知しました」
「子供が悪いことをしたら叱るのは当然です。貴方が父親なら」
「何かご用でしょうか」
「旦那様は出て行かれました」
「もし訳ありませんが、出来ません。どうしてもやれと仰るのなら、お暇を頂きます」
「家族に問題や欠陥があって、滅茶滅茶になっている家のことを、そうではない人達が同情したり哀れんだりするときに、家庭崩壊と呼びます」
「それは、貴女が決めることです」
「別に何も考えていません」
「何かご用はないかと思いまして」
「承知しました」
「他にご用がなければ、掃除を続けさせて頂きます」
「私に出来ることなら」
「承知しました。何から致しましょう。キスをしましょうか?それとも脱ぎましょうか?」
「承知しました」
「本日の業務が終わりましたので、失礼させて頂きます」
「それは業務命令でしょうか?」
「承知しました」
「それで、何を致しましょう」
「ブルドーザーが必用かと思いますが」
「どこから持ってきましょう。そんなもの」
「申し訳ありませんが、今後一切、私の過去について話さないで頂けますか」
「どんな質問をなさっても答える気はありませんので」
「どうしても、お聞きになるのなら、お暇を頂きます」
「それはみなさんが決めることです」
「申し訳ありません。私は家族ではありませんので」
「申し訳ありません。出過ぎたマネをしました」
「大丈夫です、超過料金は頂きませんので」
「不況というのは、金儲けのためだけに生きている経営者や、自分たちの地位だけを守ろうとする官僚、それに対して何も出来ない無力な政治家たちのせいで、たくさんの人達が仕事を失い、貧乏になることです」
「私(わたくし)は結構です」
「私はただの家政婦です。みなさんと食事を頂くことは、一生ありません」
「それは業務命令でしょうか?申し訳ありませんが、これからは業務命令以外は話しかけないでください」
「別に、そんなことはありません」
「昼食は何を召し上がりになりますか?」
「承知しました」
「お断りしたはずです。業務命令以外、私に話しかけないでくださいと」
「夕食の用意をさせて頂きます」
「申し訳ありませんが、人の物を勝手に見ないで頂けますか」
「みなさんには、他にやるべき事があるんじゃないですか」
「結構です。私の仕事ですから」
「承知しました」
「何かご用でしょうか」
「よろしいんですか?そんな悠長なことをおっしゃってて。先日、お宅の旦那様が携帯電話でコソコソと話してらっしゃいました。うちの女房が全然、気づいてないから大丈夫だ。あんな女とは直ぐに別れるし、と」
「できます」
「それは業務命令でしょうか」
「承知しました」
「嘘です。貴方の大切な人がみんな不幸になるなんて、全部嘘です。貴方は貴方のやり方で、必死に家族を愛しただけです。怒鳴るのは、自分の思いが上手く伝わらなくて、もどかしいからです。本当は自信がなくて、怯えているのがばれるのが怖いからです」
「大切な人を失う悲しみは分かります。もう2度と取り戻せないくやしさも分かります。でも、貴方にはまだ、大切な人を幸せに出来るチャンスがあります」
「私は結構です。私は家族ではありませんので」
「私は貴方たちのお母さんではありません」
「私のことは全てお話ししましたので、約束通り、お暇を頂きます」
「いってらっしゃいませ。」
「承知しました」
「今日からお隣で働くことになりました、家政婦の三田です」
「帰りましょう、翼さん」
「申し訳ありませんが、私はもう皆さんとは何の関係もない人間です」
「申し訳ありませんが、お宅の電話番号は全て消去しました」
「弟さん達に2度とここへ来ないように注意して頂けますか。奥様にも、『皆さんを家に入れるな』と命令されましたので」
「旦那様の御食事はどうしましょう。今日のようにいつお帰りになるのか分からない場合、用意した物が無駄になるといけませんので」
「変なこととは」
「疑われるなら、ご自分で確かめたら如何ですか」
「ご用がないようでしたら、時間ですので、失礼いたします」
「私にできることなら」
「承知しました」
「旦那様、失礼致します」
「頼んだわよ」
「承知しました」
「これがタクシーの領収書です」
「はい」
「それは業務命令でしょうか」
「承知しました」
「主人と息子がおりました」
「はい。息子はちょうど翼さんと同じ年でした」
「家に火をつけられました」
「灯油をまいています」
「奥様に命じられましたので。この家ごと家族3人燃やしてくれと」
「承知しました」
「申し訳ありませんが、邪魔しないでいただけますか」
「出てってください、あなた達も死ぬことになります」
「構いません」
「あなた達には関係のないことです」
「いい加減にしてください。もう私の事は放っておいてください。私は家政婦として命令されたことだけをやっていればいいんです」
「私は自分の意思を持ってはいけない人間だからです。私が自分の意思を持つとみんなが不幸になります。私が愛した人達はみんないなくなりました。私の心にはもう何も残っていません。私はロボットのように命令されたことだけをやっていればいいんです」
「何度も何度も死のうとしたけどダメでした。自分の意思で動くとどうしても思う通りになりません。ずっと待っていたんです。この日が来るのを。お願いですからもう邪魔しないでください」
「申し訳ありません」
「その前に確認してもよろしいですか」
「私はあくまで家政婦です。皆さんの家族ではありません」
「皆さんと一緒にお食事はとりません。どこかに出掛けたりもしません。それから、笑えと言われても、それだけは無理です。それでもよろしいですか」
「失礼します」
「あります」
「そんなものはありません」
「早くなさらないと遅刻なさいます」
「おはようございます」
「旦那様達のために作ってらしたんですか」
「何がおっしゃりたいのですか」
「私は家政婦ですので、皆さんとは一緒に食事を取る気は無いと念を押したはずです」
「それも念を押したはずです。私は家族ではないと」
「どういう意味でしょうか」
「それはお二人が決めることです」
「何かご用はありませんか」
「べつに気にならないので」
「失礼します」
「失礼いたします。出過ぎたことを申し上げますが、私はお母様に感謝状を書くべきだと思います。お母様は自殺ではありません。事故です」
「旦那様、ご用がなければ、これで失礼いたします」
「私は思ったことを申し上げただけです」
「本日の超過料金の請求書です」
「それはお父様にお願いすることだと思います」
「承知しました」
「ごめんね潤、ごめんなさいアナタ。二人とも責めてるでしょ。私だけが幸せになるなんて。あの人達を愛してしまいそうで怖いの。私が愛したことで、あの人達が不幸になるのが怖いの。だから早くそっちへ連れてって」
「申し訳ありませんが、放っておいてください」
「お願いですから、これ以上、優しくしないでください。私は、主人と息子が死ぬ前の自分には戻れないんです。戻ってはいけないんです」