クッキーの意味とは
Cookieの削除方法
【インターネット用語】
初心者の方向けの情報です。
インターネットを使っていると「Cookie(クッキー)」という言葉に出会います。
なにやら美味しそうな言葉ですが、どうも食べ物のクッキーとは違っているようで…このクッキーの意味とは??
Cookie/クッキーの意味とは?
Cookie(クッキー)とは簡単に言うとホームページを運営しているサーバが、あなたのパソコンに勝手に書き込んで残していく、ちょっとしたメモのようなもの
Cookie(クッキー)が保存されるとユーザーはウェブサイトにアクセスするたびに設定を繰り返す必要がなくなります。
本来はそのページを訪れるたびに毎回「自分用」に設定しなければいけない項目を、Cookieという情報としてPC内に保存しておくことで、次回そのページを訪れた際にページ側が自動的にその情報を読み込んで「自分用」に表示するというもの。
たとえば
オンラインショッピングのサイトで、前回訪れた時に「カートに入れる」「カゴに入れる」を選択した商品が次にページにいったときにもカート・カゴに入ったままになっていませんか?これはCookieによるものです。
また場合によっては一度入力した住所・氏名等の情報が、2回目にアクセスした時にはすでに入力された状態になっていることも。
広告によっては、Cookieを活用してそのユーザに関連性の高い広告を配信したりもしています。(自分にピンポイントに向けられたような広告が表示されるのはそのため)
★ ウェブサイトは Cookie を利用してユーザーの設定を記憶している
★ Cookieはユーザの識別に使われ、認証システムや、WWWによるサービスをユーザごとにカスタマイズするパーソナライズシステムの要素技術として利用されえいるもの
Cookie(クッキー)に保存されている情報は次のものです。
★名前:
Cookie の名前。Cookie を設定したサイトに特有のもの
★サイト名:
Cookie を設定したドメインまたはサブドメインの名前
★有効期限:
有効期限を過ぎると、Cookie は自動的に削除される。ブラウザを閉じると有効期限が切れる Cookie もある。これを「セッション Cookie」という。それ以外の Cookie は設定されてから数週間、数か月、または数年間で有効期限が切れるようになっている。これを「永続的な Cookie」という。
★値:
ウェブサイトがユーザーの以前のアクセスを記憶するために使用する Cookie 内の情報
参考:http://www.google.co.jp/intl/ja/goodtoknow/data-on-the-web/cookies/
クッキーを利用することで、ユーザーごとのデータをいちいち入力しなくてもいいというメリットがありますが、逆にその情報を悪用する人たちも存在していることを知っておいた方が良いでしょう。
Cookieには検索エンジンでどのような言葉で検索をしたか等、かなりプライバシーな情報も含まれます。
クッキーの利用は便利な反面、個人情報やプライバシー情報漏洩の危険性があります。
次にクッキーの利用を拒否する方法をご紹介します。
(ただし、クッキーを拒否すると、毎回入力が必要な項目が出てきたり、場合によっては特定のページの表示に支障がある場合があります)
ツール > インターネットオプション > 全般
「閲覧の履歴」で「削除」ボタンをクリックすると、消去する項目を選ぶウィンドウが表示されます。
ここに「Cookie」の項目がありますので、これにチェックを入れて「削除」
Cookieを無効にするには
ツール > インターネットオプション > プライバシー
ここで表示されるスライダーを一番上にもっていくと、「すべてのCookieをブロック」になります。
ここの「サイト」ボタンを押して設定していけば、サイトごとにクッキーの利用を許可しない設定にもできます。
なお、これで Cookie を完全にシャットアウトして、パソコンの中に残らないようになりますが、これを有効にしていないとは入れないようなサイトもあります。
そういう時は上記の設定のところに「既定のレベル」というボタンが用意されているのでそれをクリックして元に戻してください。
IE以外のブラウザでも、同様に「設定」や「ツール」「履歴」の関連画面で実行することが可能かと思います。
IE以外のブラウザを使っている人なら、そのあたりはだいたいわかるかと…(^^;