映画
「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」
感想・レビュー・評価・口コミ
織田裕二、柳葉敏郎、深津絵里、ユースケ・サンタマリア、小栗旬、香取慎吾、伊藤淳史、内田有紀
今年の邦画の映画興行収入1位は海猿か踊る大捜査線かと言われていますから、
かなりたくさんの方が観に行くとおもわれます!
さてさて、みんなが期待する「踊る大捜査線」とは??
そんな映画だったのか?!
パート3は辛い評価が多かったと思いますが、今回はどうだったか?
参考になればと思いますが・・個人的な感想・思うことを。。
その他、「踊る大捜査線 The FINAL 新たなる希望」関連の動画はこちら
※ネタバレ的なこともあるかもしれません※
踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望@ぴあ映画生活作品情報
踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望 ...
踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望 | Movie Walker
映画『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』 - シネマトゥデイ
製作年 2012年
製作国 日本
日本公開 2012年9月7日
上映時間 126分
配給 東宝
ジャンル 人間ドラマ
監督 本広克行
会場で誘拐事件が起こり、さらに数時間後には被害者が射殺体で発見
されるという事件が発生。警察が押収した拳銃が使用されたと見られ
全ての捜査情報を文面にて管理官・鳥飼(小栗旬)へ報告すること、
所轄の捜査員には情報開示されないことが捜査会議にて発表される。
異例と言える捜査方針が敷かれる中、第2の殺人事件が発生。さらに、
今では湾岸署署長となった真下(ユースケ・サンタマリア)の息子が
誘拐されるという第3の事件までも起こる。青島(織田裕二)は疑念
を抱きつつも事件解明に向け懸命に捜査するが……。
だって、「続きを作ることが可能」な終わり方なので(笑)
「ファイナル」とは言うものの、誰かがいなくなるとかそういうことではないので・・・。
★で、思ったのは、これは監督や製作、脚本家の方が「終わり!」って一度言いたかったんだろうなと。
たぶんこれらの作り手の人は踊る大捜査線が代表作と言われるでしょうから、
「終わり」って言わない限りは、「次はいつ作るんですか?」「どんな構想ですか?」
「今回の○○は踊るから影響受けてますか?」等、踊るの呪縛から解かれることが決して無い(笑)
これがうっとうしかったんじゃないかと。
★「終わり」って言っても、別に「お客様の声がおおきくなったので」と再開することは可能。
「この作品は嫌です!」って言ってるわけじゃないし(笑)
それどころか、今回は織田さんや柳葉さんなど、映画の宣伝で出演した番組で
何度も何度も「もっとやりたかった」「続編あると思ってた」というような発言をしていた。
たとえば、作り手の人が「もう絶対に作りたくない」と思っているなら、決してそんな発言は
させないでしょう。
★だから、たぶん、「やりたくなったら、やります」だと思います。どう思います??
★踊る大捜査線はドラマからずっと見続けていますが、冷静に出演者をみていると・・
もはや違う作品だな〜と。まずは出ている人がけっこうな割合で様変わりしているし、
また続けて出ているキャラクター・俳優さんたちもみんな立場が変わっています。
ということは、セリフ内容や悩むこと、行動も当初とはかなり違います。
★そんな中でみんなが期待する「踊る大捜査線」を表現するのは、やっぱり難しいでしょうね。
★湾岸署内でのコミカルなやり取りは、やっぱりドラマの時が最強で、
どんどん劣化しちゃってるなと。。まあ、あの時のメンバーだからできたってことでしょうね。
★今のメンバーに求めるのは酷。だけど求められるから、そういうシーンが入る。
「踊る大捜査線」ブランドの中で繰り広げられているからなんとなく許されますけど、
もはやこの、コミカルなシーンはあんまり楽しめなくなったなぁと冷静に思いました。
★人間が演じるドラマ・映画っていうのは、たしかにその役者さんの成長・老化に合わせて
作中の役も変わっていかないと、やっぱりなんかつらいですよね。
10年経っても、10年前と見栄えが変わらないなら、同じことを同じ役者でやれば良いですが
それが実写ではできない。
違和感なくやろうとすると、やっぱりしっかり合わせなきゃダメですね。
今回の踊る大捜査線はその意味で、ギリギリ合わせている・・ってぐらいかなと思いました。
★本当なら、みんなもっと出世しなくちゃ・・そして出世したらもっとやること違う・・
けどあんまり出世させちゃったら話の根本から変わっちゃって、もはや踊るとは言えない・・
そういう意味では、次回策は、やるとしても同じ線上では難しいなとは思いました。
スピンオフとか、織田裕二さんの青島ではない、また新たな刑事?もしくは新たな青島?
が出てくる方が、みんなが期待する「踊る大捜査線」は作ることが可能かもしれませんね。
あ、えらそうに書きすぎた(笑)すみません。。
★過去に出演したことがある役者さんやキャラクター、名称等が多数出演します。
俳優さんは本当にいっぱい出演!そういう意味では、昔からドラマや映画をみていた人は
楽しめます。2回、3回みて気づくこともありそう。
★とくに感動物語ではないし、アクションでもない。「踊る大捜査線」のエッセンスを
散りばめた話・・ですね。
★ぼくは前作よりは面白かったと思います。前半はやや謎解き・・というか、誰が黒幕か
考えるような部分があったので。
★今作は織田裕二・青島と柳葉敏郎・室井の2人だけに焦点を当てた作品と言えそうな気がします。
この2人だけが魅力的にみえて、それ以外の人は全くと言っていいほど魅力を感じません。。
★「犯人役」として事前から公表されていた香取慎吾さん。・・けっこうちょい役です(笑)
なんでしょうね?昔稲垣吾郎さんも犯人役で出演したことがありますが、
「ジャニーズに犯人役をやらせることができるんだぜ〜!?」っていうアピールなんでしょうか。
もっと影がある人で良い役だったと思います。
★いつも思いますが、オープニング映像・・カッコイイですね〜♪
★「このシーンは予告編のためだけに作ったな!?」と思ったのが、織田裕二さん青島がコケるシーン。
あ、このシーン見覚えが・・と思ったら、よく考えたら、予告編で香取犯人が銃を撃った映像のあと、
青島が倒れるシーン。あれ、銃で撃たれたんじゃなく、本人がコケただけですから!!!(笑)
あ〜予告まで考えて、こういうシーンを本編に入れるんだな〜と思いました(笑)
予告って本編から少しずつつなぎ合わせて作るので、観る人が勝手に「こんなストーリーかな?」って
想像しちゃいますよね?それを狙ったものかと。だまされた(笑)
★「さらば、青島」う〜ん、しぬかのような予告でしたが(笑)全くそんなふうには。
★批判的なことばっかり書いてるようにみえるかもですが、前回は寝てしまいましたが今回は
最後までちゃんと観ていたし、前回よりは確実に面白かった。
★踊る大捜査線のファンです!って人以外には退屈な映画だと思います。
一般的にみて面白いかと言われると・・??
けど、たぶん、昔のあの踊る大捜査線の感じは、もう2度と帰ってこないんだなぁ〜と
感じてしまう作品でもありました。
海猿とどっちが面白かったかと言われると・・
映画としては海猿の方が面白かった・・かな?
踊る大捜査線の映画をランキングしたら
2,1,4,3の順番かな。
これってもしかしたら、興行収入順になったりしてね。
