ひなぴし ドラマ考察

会いたくて、会いたくてふるえるシンドローム。トケルのブログ。

宣伝広告をやらないAmazonがテレビCMやるってことは、かなり本気ってこと??


Amazonという会社はみんな知ってると思う。

会社というよりもWebサイト・サービス。
アメリカの会社。


ネット通販・ECの会社。


このAmazon、どうやって知った??


たぶん、インターネットをよくやる人はほぼ100%知ってるけど、やらない人は下手したら全く知らない会社なんです。


日本でいうと楽天が近い商売をやってるけど、楽天のことは知ってるよね??
厳密に言うと、Amazonがやってることと楽天がやってることは違うのだが、それはまた今度。


このアマゾンという会社、宣伝広告の類を一切やらずに大きく広がってきた会社。

普通の会社なら、ある程度の規模になった段階で新聞やテレビに出稿して知名度を上げるよね?
これを全くやってない。


じゃあどうやって知られるようになっていったかというと、口コミと検索エンジン対策。

とにかく使った人が他の人に勧めてくれることと、その顧客のフォロー、継続的なお知らせと、新規客を呼び込むサーチエンジン対策。

多くの商品で検索すると、けっこう検索エンジンでは上位に表示される。それ自体が広告みたいなもの。

またAmazonの顧客に、他の人に商品を紹介してくれたらインセンティブを支払うというアフィリエイトと呼ばれる手法の活用にも積極的。


こうして、大手メディアに多額の費用をかけて出稿することなく大きくなってきた会社なのだ。

広告宣伝の費用は、一般的な企業の場合、莫大でコストの中で大きな割合を占める。が、それが無かった分、他のことにコストをかけサービスの充実を図ってきた。


例えば楽天。

楽天も、テレビCMというのはほとんど見かけない。たぶん意図的に出してない。これはテレビに対するインターネット活用企業としての意地もあると思う。

けど、よく考えて。

誰もが楽天の名前を知ったのはプロ野球の球団をもったから。あれもれっきとした広告宣伝活動。莫大な費用をかけた。(成功してると思うけど)

また、楽天はネット広告は積極的に出している。

テレビなどの既存メディアではあまり見かけないが、ネット広告はテキスト広告・バナー広告、いろいろ出してる。


でもAmazonはそれをやらずに大きくなってきた会社。

まあ、ネット利用者だけにターゲットを絞ってるわけだけど、ネットへの誘導はとくにAmazonがしなくても自然に進んでるしね。

リアル店舗での買い物が中心の人をネットに呼び込むのはコストがかかりすぎるし、無駄。



これすごいよね…まあ、ネット通販の先駆者的なとこもあるので、先行者利益で…というところもあるけど。ネットの世界は、いかに早く始めるかが重要だし。


そんなAmazonが、新たに発売したタブレット端末ではテレビCMを展開中。

これは…マジで売ろうとしてきているってこと。

ちなみにこのタブレット端末「Kindle Fire HD」端末価格が他の会社と比較して異様に安い。

実はこの端末を売ることでは利益を上げようとしてないとのこと。

その後の電子書籍などの販売で利益を上げようとしているのだ。


むむむ…よく考えている…


が、売っても儲からない商品のために普段やらないテレビCMまでやるあたりが、何かすごいなと思わせてくれる。

さてAmazon、この作戦は成功するのか??



ちなみにそんなAmazonも全てが成功しているとは思えない。

日本ではこの端末の前に、服飾の販売でもテレビCMやったことが。。

あの事業はうまくいってるのかな??


まあでも、数ある作戦のうちのひとつでしかないのかな。

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