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映画「ドラゴンボールZ 神と神」感想・レビュー・評価・口コミ、DRAGON BALL Z、鳥山明、ベジータ、ビルス、ウイス、ネタバレ

映画「ドラゴンボールZ 神と神」

DRAGON BALL Z、鳥山明

孫悟空、ベジータ、ビルス、ウイス、ネタバレ

 

DRAGON BALL Z 神と神 オリジナルサウンドトラック
DRAGON BALL Z 神と神 オリジナルサウンドトラック

 

 

ジャンプ黄金期に少年時代を過ごしたぼくの世代は(笑)

ジャンプで漫画も、フジテレビ系でアニメもみていたと思います。

 

ドラゴンボール。

 

原作はとっくに終了しているし、結末がある話なので

いまさらどういう話をやるんだろう??

 

という疑問がありつつも、

たしかに期待はしてしまうこの作品。

 

アニメや漫画が終わったあとも、おもちゃだったりゲームだったり

もしくは、過去の漫画やアニメDVDを、今の子供もみていたりするみたいで

結局たくさんの人が知っている国民的なマンガ・アニメですよね。

 

これはみておかないと・・と思い、行ってきちゃいました。

 

 

 

※※ きっとネタバレあります ※※

 

 

作品データ

 

映画   DRAGON BALL Z 神と神

製作年  2013年

製作国  日本

公開日  2013年3月30日

上映時間 85分

配給   東映

ジャンル アニメ/アクション

監督   細田雅弘

 

 

あらすじ・ストーリー

 

魔人ブウとの死闘から数年後、悟空(声:野沢雅子)がいる界王星に、

破壊の神ビルス(声:山寺宏一)が長い眠りから目を覚ましたとの知らせが届く。

 

全宇宙のバランスを取るために存在するビルスは、

少しでも癪に障ることがあると手当たり次第に破壊の限りをつくすため、

界王(声:八奈見乗児)や界王神はビルスを恐れていた。

 

そんなビルスが、フリーザを倒したサイヤ人がいるとの噂を聞きつけて、

ウイス(声:森田成一)とともに界王星にやってくる。

 

界王の忠告にも耳を貸さず、久々に強敵と戦えることに悟空は胸を躍らせるが、

ビルスのあまりにも強大な力の前になすすべなく敗れてしまう。

 

地球にはもっと破壊しがいのあるヤツがいるといいという不穏な言葉を残して去るビルス。

さらに地球にいるベジータ(声:堀川りょう)や悟飯(声:野沢雅子)たちにもビルスの脅威が差し迫っていた。

 

ビルスの破壊を止めるために、戦士たちが立ち向かう……。

 

 

感じたこと・思ったこと

感想・レビュー・評価・口コミ

 

★神とか死後の世界まで登場するドラゴンボールの世界で、もはや悟空の敵なんていないのでは・・と思ってましたが、そりゃDRAGON BALLというお話を成り立たせようと思ったら、悟空が危機に陥らないと意味がない(笑)ということで、「さらに最強」という破壊の神が登場。それ以外では・・「悟空が主役」には成り得ないよね(笑)

 

★悟空が主役である時点で他のキャラたちはほとんど戦いには参戦できない。唯一ベジータが少しだけ・・。当たり前だよね。レベルが違うし。もう「みんなで戦う」なんて次元ではなくなっている。クリリンの気円斬を期待したのに・・!!というのは、嘘です。

 

★「クリリンのことかー!!」というセリフは・・ありません(笑)

 

★「俺のブルマをー!!」というセリフは・・あります(笑)

 

★この映画、無理やり「3D」にしなかったことを褒めたいなと。そう思うぐらい、戦闘シーンは奥行きがある立体的な表現がされていたけど、これが3D映画だったらみるのがしんどかっただろうなと。スピード感もあったし、そこそこ見応えあるかも。ただし、もともとドラゴンボールの戦闘シーンは・・(とくに漫画で)飛ばして読んでました、って人にとってはどうかなと(笑)まあ、これもあってのドラゴンボールだし、戦いのシーンを端折っちゃったらたぶん違う作品になるよね。毎週アニメ放映してたときなんか、引き伸ばすためか、戦闘シーンでほぼバシバシやってるだけ・・っていう週もあったような(笑)

 

★やっぱり17年ぶり?の劇場版作品としてお祭り的な要素があるのか、あらゆるキャラクターが集合し、登場。この一言?のためにこの声優呼んだの??みたいな(笑)世のお父さんたちは、昔のキャラを知らない息子たちに「あいつはね、むかし・・」とお話する機会も与えてくれてるんだろうなと。

 

★Zのあとで、GTの前・・って設定だそうです。孫悟飯のこどもはたしかに産まれてないしね。どうなんだろ??本当なら、もっと昔の時代の話をやった方が面白い内容にできそうなんだけど・・。広い世代をターゲットにしようとすると、このあたりを切り出すのが一番良かったのかなと。

 

★今回の話は、原作者の鳥山明先生がストーリー・キャラクターを考えられたとのことで、まずキャラクターについては、鳥山先生が「描きたかった」キャラなんだろうなと。見た目も性格も。ストーリーはね、できるだけ原作に沿ったようにしようとしたらやっぱり原作者でないと・・という風になりますが、鳥山先生は、実は話の辻褄ってそんなに意識してない気が(笑)

 

★単なる「映画」としてみると、たいした内容がない映画だと思います(笑)誰かも書いてましたが、ストーリーは一行で伝えられるレベルかと。お祭り的な要素が強い。感動とか心に残る・・とかそういう映画ではないので、そういうものは期待してはいけません。単純にドラゴンボールのアニメをみにいく、そういう気持ちでいくと楽しめるとおもいます。

 

★声優さんといえば、ゲスト声優さんがビビるくらい下手な人がいて(笑)そうまでして起用しなくても・・とね。あと、フジテレビの軽部さんは、声だけでなく本人が出演してました。あ、魔人ブウではないですよ(笑)

 

★東映さん、東映アニメさんは、ONE PIECE映画の大ヒットで、ONE PIECE以外にも映画で稼ぐことができる柱になる作品を探していると思う。このドラゴンボールはそれなりの興行収入にはなるだろうから、もしかするとまた次の作品・・という展開もあるかもしれないなと。だいたい、すでに終わってる作品を映画にしたんだし、何回でもやれるよ(笑)

 

★エンドロールで、漫画のページがペラペラめくれていって、これぞというシーンがアップで映るのは・・非常に良かったなと。原作者と、集英社さんの協力が全面的にあったからこそやれたことかなと。本来、アニメと漫画は別なので、こういうことはきっと難しいんだろうし。あ〜最初の方はこうだったな〜〜なんて思いながらみることができて、歴史を感じたし、さらにドラゴンボールという作品に興味を持ち直したなと。

 

★破壊神ビルスの声が・・山寺宏一さんというのはけっこうビックリ。クセを全く感じなかった。さすが・・という気がしました。

 

★・・・ということで、また続編があるんじゃないでしょうか。続編というか、シリーズのどこに入る話かはわからないけど。もう「史上最強」みたいな人を出しちゃったしね。もっと昔の話をやってほしいなぁ〜。もしくは悟空・悟飯以外のキャラクターのスピンオフとか。

 

 

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